山日記218番(次郎笈1930m)
2008年11月24日(月)振り替え休日 雨 暴風雨 3度 高松12.0/7.6徳島11.0/8.6
自宅(6:09)→清水峠→R192→貞光ゆうゆう館→R438→一宇5.8度→見ノ越(8:45)97.0km
見ノ越(13:25)→R192(14:39)39.9km→自宅(16:05)95.6km
コースタイム
見ノ越(9:05)→西島駅(9:55)→次郎笈峠(10:40)→次郎笈(11:15)3度暴風雨→次郎笈峠(11:55)→(12:28)西島駅(12:45)→見ノ越登山口(13:13)
登り2時間10分
下り1時間58分
単独 暴風雨
1. 出発
3連休最後の今日は残念ながら、低気圧が四国の南にあり天気予報は雨。長袖のシャツ二枚、フリースのカーディガン、靴下二枚、薄いバッチ、夏用のズボンをはきダウン、手袋は3つ、帽子は夏用、合羽、リュックカバーを持った。カップ蕎麦と脇町で買ったイナリ寿司3個パック、湯500ml、茶780ml、soyjoy、 ゼリーパック、羊羹、乾燥プルーンも持った。
5時過ぎに起きると雨は降っておらず、今日は山歩き時間が短いので新聞を読みパンを焼きコーヒーを飲んでゆっくり出発した。
徳島県に入ると雨が降り出し、いつものように貞光ゆうゆう館でトイレ休憩。トイレットペーパーがなく、やすきよの故やすしの、カミに見放されたら自らの手でウンをつかめ、との漫才のセリフを思いだしたが、それよりも隣のトイレに駆け込んだほうがよいと判断して、ズボンを半分あげて一瞬の隙にとなりに駆け込んだ。そこにはペーパーがあった。
一宇の道の上の温度計は5.8度で、つづろう堂の上の第一ヘアピンでは草の上に雪が残っていた。夫婦池の下、北斜面の道では雪が凍り付いていたが四駆で難なく通れた。見ノ越駐車場は閑散として車は5-6台、3週間前の喧騒が嘘のようだ。リフトは動いていたが客は見えなかった。
2.次郎笈まで
合羽上下を着て傘をさし胸のデジカメを雨から守りながら9時5分に出発した。雪は溶けかかっているが登山道にまだ残り、そこに今日は雨がかかりいっそう溶けだしている。ずぶずぶと靴が入り歩きにくかった。西島駅まで50分、係員が駅舎で仕事をしているようであったが客は見えなかった。三嶺、剣山、次郎笈いずれも見えなかった。
トラバースをとりだれも歩いていない、ややザラメ状になった道を登っていった。少し行った東屋で、パン一枚とコーヒーの朝食後4時間になったのでゼリーパックと羊羹を食べカロリー補給。周りは何も見えず歩くだけ。
次郎笈峠まで1時間35分、尾根にでると猛烈な南風と吹きつける雨、気温5度。今日は初めから眼鏡はかけておらず、ここで仕方なく傘を引っ込めストックを一本リュックから外して持ち、合羽のフードを被った。三嶺へのトラバース分岐を過ぎ、雪がかなり残っている急坂にアイゼンの後が付いているのは、昨日一昨日のものらしい。なにも見えず合羽に当る雨のバリバリいう音だけを聞きながら次郎笈についた。
2時間10分かかり暴風雨気温3度、周りは何も見えず誰もいなかったのですぐ下山にかかった。風景が見えないと全く面白くない。
3.下山
冷たい南風と雨が顔の右半分にあたり痛くてそのうち麻痺してきて、2週間前に抜いた右下の親知らずの跡が寒さで痛んできた。時々鼻水が糸を引いて左に流れ飛んでいった。手袋はずぶ濡れになり、ここで冬用の防水性のに交換すると、濡れて冷たかった手がすぐ暖かくなった。濡れた手袋を絞ると一夏の汚れを含んだ黒い水が垂れ落ちた。標高の低い鞍部が一番風が強いようだ。
剣山への登り道を行く意欲がなくなり峠からトラバースをとり北に向った、途端に風が弱くなり、ここでまた傘の出番となった。西島駅でやっとカップ蕎麦に湯を入れて、脇町で買ったイナリ寿司を軒下で雨に濡れながら食べていると、白髪小屋から5人組みがやってきた。その後4-5人組がゆっくり来て駅舎に入っていった。この暴風雨の中白髪小屋からとはご苦労さんです。
見ノ越に着くとリフトで先に下りた4-5人組が立体駐車場で帰り支度をしていた。こちらも素早く帰り支度をして帰途についた。
摂取したのはカップ蕎麦、イナリ寿司3個、soyjoy1本、ゼリーパック一個。夕食後体重は56.1kg。天気予報によると明日は晴れとのことで、この4日間で今日だけが雨。