山日記226番(09.02.11剣山 登山口から登山口4時間45分)
2009年2月11日(水)快晴弱風西風マイナス4度 高松14.5/3.6徳島15.1/3.2
家(5:22)→清水峠(6:11)35.3km→穴吹2度→貞光ゆうゆう館(6:49)→長瀬橋1度→一宇0.3度→見ノ越(8:45)101.5km
見ノ越(14:04)→R192(15:41)40.0km→R377(16:09)54.5km→家(17:01)95.5km

コースタイム
見ノ越(9:05)→(10:22)西島駅(10:27)マイナス2度→(11:00)刀掛の松(11:10)→(11:57)頂上(12:25)マイナス4度→西島(13:09)→見ノ越(13:50)
登り2時間52分
下り1時間25分
単独

1. 出発
 4時に目覚めたがまた寝て5時の時計のベルで起床。朝食は昨夜サティーで買ったサンドイッチとカフェオレを運転しながら食べる予定。湯500ml茶1250mlカップラーメン薄皮饅頭4個soyjoy4本チョコ一枚ゼリーパック2個アンパン1個が食べるもの。
 薄での下ばき冬用のズボンシャツ二枚ダウンジャケット靴下二枚を着用、オーバージャケット合羽のズボンツェルト手袋二組アイゼンスノーシュ−をリュックに入れ、ピッケルストック二本スコップを車に積んだ。これらはいつも同じ。スコップはいつも積んでいるが活躍したことはいままで三回だけ。寒風山で高知のスカイラインが雪に突っこんだのを掘り出したことR438で雪に突っこんだ軽四を掘り出したこと昨年自分の車を国見山でレスキューしたこと。
 
 清水峠で眠くなり車を止めて睡眠、すぐ起きて今度はトイレ休憩した貞光ゆうゆう館でまた睡眠。R438のつづろう堂の上でまた車を止めて睡眠。体調は不良で、何かのビールスの感染のようだ。少し腹が痛くなった。せっかくここまで来たのだから今更帰るわけにいかない。穴吹の温度計は2度長瀬橋は1度一宇では0.3度。第三ヘアピンでチェーンを付け見ノ越は8時45分で3時間以上かかっている。腹の調子は悪くまた簡易トイレで排便。

2.頂上まで
 9時5分ストック二本スノーシューアイゼンを持ち出発した。剣神社の寒暖計はー2度。すぐにアイゼンを付けた。雪は浅く夏に比べれば歩きにくいが、体に力が入らずゆっくり上がった。
 見ノ越の駐車場にワイパーを立てた車が一台あり、一人の踏跡がズーと続いている。
 西島駅まで1時間22分、ここで明日の仕事のために引き返そうという理性が湧いてきたが折角ここまで来たんだから上へ行こうよという誘惑に負けてしまった
 
 駅舎の上から尾根に取り付いたが雪はかなり深い。霧氷が出てきて風景は冬らしくなった。ズボズボと歩き刀掛の松が11時ちょうど2時間近くかかっている。雪は深く木のベンチがあったはずだが見えない。ここでスノーシュー着用。夏道を歩き半分埋まっている鳥居を越えて頂上ヒュッテに来た。いつもは建物の壁には霧氷がびっしり付いているのに今日はなかった。シューをとり雪と氷の木道を歩いて頂上標識に来た。

3.頂上
 快晴、三嶺からの風、気温マイナス4度。三嶺、西熊山、白髪山はくっきり、寒峰から矢筈山までこれもくっきりだが石鎚山笹ヶ峰は遠すぎて全く見えない。次郎笈へは誰も行っていない。上空のジェット機に飛行機雲はなく、機体が地上で見るより2000m近いだけ大きく見える。木のベンチで上向きに寝ていると寝込んでしまっていた。
 一人分の踏跡が頂上ヒュッテまで付いていたがその後忘れてしまっていた。しかし次郎笈へは確かに踏跡はなかった。

4.下山
 アイゼンを付けて雪道をズルズルと滑りながら降り、西島駅からは最短距離を下ったつもりだが時間の短縮にはならず登山口まで1時間25分。午後は曇りの天気予報の通り雲ってきた。結局ラーメンは食べず、薄皮饅頭3個ゼリーパック1個、チョコ少量アンパン1個茶300mlを食べたのみ。

5.帰途
 第七ヘアピンに車が一台あり、踏跡が山中に向かっていた。塔ノ丸登山らしい。第三ヘアピンでタイヤチェーンをとり家まで2時間57分。54.8kgで夕食後55.6kg。頭と首は白く顔は日焼けで黒い。今日のリュックは9.5kg。
 
 一人分の踏跡は忘れてしまっていたが翌日あるHPをみて鮮やかに思い出した。朝暗いうちから歩き出し次郎笈丸石、奥祖谷二重橋へ降り国道を見ノ越まで歩いている人がいた。こんなことできるのはその人しかいない。