山日記227番(09.03.01天狗峠登山口、天狗峠、西熊山1816m登山口から登山口6時間18分)
2009年3月1日(日)快晴強風2度 高松14.9/5.5度高知17.5/8.0度
家(5:11)→琴平(6:03)37.7km→四国中央橋(6:30)61.9km4度→大歩危橋(7:05)88.0km→京上トンネル(7:40)108.6km→三嶺タクシー(7:54)117.1km→登山口(8:09)124.5km
登山口(15:15)→県道261号→R438(16:11)29.2km→R192(16:35)47.4km→穴吹13度→清水峠11度→家(17:53)103.0km

コースタイム
登山口(8:37)→1476m峰(9:21)2度→天狗峠(10:37)0度→(11:13)お亀岩(11:20)→(11:50)頂上(12:18)2度→お亀岩(12:40)2度→峠(13:30)→(14:20)1476m峰(14:25)→登山口(14:55)
 
累積上昇高度1067m
累積下降高度1056m
登り3時間13分
下り2時間37分
単独

1. 出発
 天気予報では今日は快晴で温暖、花粉の量は多い。昨夜9時床につき今朝3時に目覚めたがまた寝て4時50分起床。すぐ湯を沸かし魔法瓶に入れたが今日は朝飯はなし。厚い下ばき、冬用の服装だが日中は温くなるので冬用の手袋オーバージャケットは持たず代わりに合羽の上をリュックに入れた。
 
 湯500ml茶1200mlカップラーメン1個、池田町のコンビニで買った260円のムスビ弁当420Kcalも持った。ふるさと林道がどのくらい石や岩で障害されているのか分からなかったので、行きは小島峠越えいやしの温泉郷経由は止めて猪鼻峠大歩危橋経由で西山林道登山口に着いた。途中和田小学校付近で道が崩れているところは片側一車線の鉄橋が完成していた。車はわが一台だけ。

2. 天狗峠まで
 快晴、付近に雪は全くない。ストック二本を持ちアイゼンはリュックの中、ダウンを着ているのでここでは暑い。スパッツは夏用の薄手のにした。1476m峰近くになり霜が見え出した。そこを越えると右前方に牛の背が見え、そこにはほとんど雪がない。古い踏跡が残っていてそれは時々踏み抜いているが今日はしっかり凍りついて、滑るけど歩きやすい。

 1476m峰を少し越えてムスビ一個とゼリーパック半個を立ち食いした。樹林帯の上の方ではかなり雪は深く雪で折れた枝があちこちに落ちて歩くのに邪魔になった。深く洗屈されたところは雪が積んでかえって歩きやすくなっていた。トラロープは記憶にない。ということは雪に埋もれていたようだ。笹原の登山道はもともと深いがだいぶん雪で浅くなっていた。
 
 天狗峠まで丁度二時間、気温0度で北西の風が強い。道標には全く霧氷はなく天狗塚にも雪はほとんどない。北の遠方、寒峰から矢筈山までほとんど雪はなし。

3.西熊山まで
 すぐ東に向かった。丁寧にたたまれた緑色の網と支柱はずいぶん前から見かけているが今日もあった。綱付森分岐を越えると雪が深くなり、枝が倒れ掛かり歩きにくくなった。鹿の足跡があちこちについているが人は誰も歩いていなかった。急坂のトラロープは雪の上に出ていたので使わせてもらった。
 
 お亀岩が11時13分で気温0度鞍部になり北西の強風、合羽の上を着てゼリーパックの残りを食べた。ここから西熊山頂上まで30分。頂上下で向こうから単独男性が降りてきたが、帰りには足跡が無かったのでお亀岩からカンカケ谷をくだったらしい。

4.西熊山
 3時間13分かかり到着は11時50分、気温2度快晴弱風、温い。地蔵の頭方面は斜面に雪が斑点状に残り、パンダスティックであった。三嶺の南斜面も雪はほとんど無かった。次郎笈の北面には雪が多い。
 
 ここでムスビの残りを食べ上向きに寝そべっていると、暖かくなり寝入ってしまっていた。目を開けると空は真っ青で雲一つなかった。温いのは良いが花粉が多いのは閉口する。絶えず鼻汁が出て、クシャミが出るので鼻を拭く暇が無い。手鼻でかんで指はその辺の雪で拭いて指の水分はズボンで拭いた。ここから見ると落合峠が真北になる。帰りに天狗峠からみると東11度の方向。
 高知の山々が見えるが全く同定はできず。

5.下山
 12時18分下山。帰りは速い。お亀岩が12時40分、気温2度相変わらず北西の強風。天狗峠が13時30分気温3度、天狗塚に誰も見えない。午前に比べると少し霞んできたようで春の天気になってきた。合羽の上を脱ぎ下った。途中お菓子の間食をしながら歩き、1476m峰で5分間リュックを下ろし休憩水分補給した。登山口着は14時55分、香川の車が一台あり、その人は天狗塚から牛の背へ、砂防堰堤へ降りてきたそうだ。
 
 今日は暑く摂ったものは水分約900mlムスビ二個、ゼリーパック一個、菓子3個の省エネであった。帰りは大岩小石が散乱するふるさと林道を通り、小島峠越え穴吹清水峠経由で帰宅した。日に焼けて顔が引きつり、久しぶりの山登りで脚が疲れた。午後6時なのに明るくスパッツと靴と靴紐はすぐ水洗いして乾した。食後はコタツに入りゆっくり休んだ。
 体重は54.8kgで腹いっぱい食べて56.1kgに回復した。しかし目鼻喉の痒いのと鼻汁の多さに今日は閉口した。