山日記238番(西熊山1816m) 光石登山口から
2009年7月11日(土)西熊山21度 高松29.8/23.8高知30.6/24.9
家(5:48)→高松中央IC→南国IC(7:25)127.0km→大栃(8:09)155.2km→光石登山口(8:49)177.0km
登山口(15:40)→大栃(16:25)21.8km→南国IC(17:10)53.7km→高松中央IC(18:40)→家(19:03)180.4km

コースタイム
登山口(9:01)→八丁ヒュッテ(9:50)→渡渉(10:28)→(10:30)休憩(10:35)→樹林帯を抜けた(12:04)→(12:07)お亀岩避難小屋(12:30)→お亀岩(12:35)20度→西熊山(13:00)21度→お亀岩(13:20)→(14:26)渡渉(14:33)→八丁ヒュッテ(14:55)→登山口(15:26)
登り3時間59分 累積上昇高度977m
下り2時間26分
登山口から登山口まで6時間25分

1. 出発
 久しぶりに早朝からの自由時間があり早く出発できた。ノースリーブの下着カッターシャツ靴下は二枚、Lowa靴ストック二本。水は2200ml餡入り餅五個soyjoy3本チョコ1枚ゼリーパック1個、高知のR195号沿いで買った助六寿司。登山口には8時49分着。

2. お亀岩避難小屋まで
 光石登山口には徳島ナンバー二台香川ナンバー一台(僕の)だけで他人はすでに出発していた。時々薄日が射していたがそのうち曇ってき出し、蒸し暑くすぐに汗が出だした。昨日の雨で西熊渓谷の水量は4週間前よりはかなり多くゴーゴーという音がやかましい。

 すぐ長笹谷にかかる手すり付の木橋を越え鉄製の本流にかかる橋も越え、さおりが原分岐綱付森分岐を越えて八丁小屋に来た。右は三嶺左はお亀岩で今日は左へ行く。広葉樹林帯のしっとりした道を谷川の右岸に沿い緩やかに上がり、崩壊場所を越えて渡渉の場所に来た。水量は多く水に落ちれば上体まで浸かりそうで、あちこち場所を探して渡った。その後出発から1時間30分経ったので、餡入り餅を食べデジカメの電池も交換して休憩。1ヶ月ぶりの山歩きで熱中症防止のために水分と塩分の補給に心がける。その防止には水塩分の補給と汗をかく訓練を常日頃からしておくことだが汗をかく訓練はできていない。
 
 広い沢と斜面を南東に向かってゆっくり上がっていくが登山道は所々水で流されて分かりにくくなっていた。分かりにくい所では前後を見て下山時のために赤テープ虎テープ黄テープを確認しつつ登った。広葉樹林帯は徳島側に比べるとはるかに広大で奥深い。香川県の山とは比べようもない。そのうち急勾配になりジグザグ歩きながら高度をかせぎ、樹間からお亀岩付近が見え出し竹筒から水が流出している水場を過ぎ12時4分に樹林帯を抜けた。すぐ上に避難小屋があり3時間6分かかり到着、1ヶ月ぶりの山歩きでバテ気味であった。
 
 ここまでに食べたのは餡入り餅一個チョコ半枚でカロリー不足、中に入り助六寿司の昼食。屋根裏を見ると避難小屋にはもったいなさ過ぎる太い梁が二本見えるが、これは縦に走っている寸足らずの木材を補強するために渡しているようだと素人目に判断した。お亀岩まで5分、気温20度。

3.西熊山頂上まで
 徳島側は薄日で北風が吹き高知側はガスばかり、寒くなり合羽の上を着て西熊へ向かった。コメツツジは満開。この1ヶ月で笹は緑になって深くなり登山道に寄りかかっている。
 3時間59分で頂上に着いた。気温21度北風、三嶺も天狗塚もガスの中で徳島側は祖谷谷が見渡せ高知側は完全にガスの中。すぐに下山した。

4.下山
 どんどん歩きお亀岩まで20分、ここで合羽の上を脱ぎ左折してガスの中カンカケ谷目指して下って行った。ガスが濃くて広い場所でかつ登山道が流されていて、赤テープが付いていなければ困ったことになっていたはず。徒渉地点で休憩し餡入り餅を食す。あとは新緑の樹林帯を歩いて八丁小屋を経由して登山口に着いた。高知の車が一台増えて計4台になっていた。今日は誰にも会わなかった。

5.帰途
 大栃でガソリン(137円)をいれ南国ICから高速を80kmで走り高松中央ICまで1時間半、午後7時過ぎに帰宅した。
 体重54.7kg夕食後55.7kg、採った水分は1380ml、今日は暑く大汗をかき1ヶ月ぶりの山歩きで熱中症一歩手前。