山日記242番(09.09.05西熊山1816m天狗峠登山口天狗峠西熊山 北西尾根 ふるさと林道の周回)
2009年9月5日(土)曇りガスのち晴れ25度 高松32.3/24.7徳島32.9/23.5
家(5:43)→穴吹22度→小島峠→R439→いやしの温泉郷→ふるさと林道→天狗峠登山口(8:34)104.7km
登山口(14:35)→小島峠24度→明渡橋R438へ(15:44)31.4km→R192→穴吹31度→清水峠27度→家(17:33)105.2km

コースタイム
登山口(8:47)→1476m峰(9:32)19度→天狗峠(10:37)→お亀岩(11:08)→(11:36)西熊山頂上(11:42)→(12:10)昼食(12:30)25度→やかんの目印(13:15)20度→久保蔭橋が見えた(13:26)→土捨て場が見えた(13:46)→林道へ(14:00)→登山口着(14:25)
登り2時間49分
下り2時間43分 内林道歩き25分
周回5時間38分
二人(Anさん)

1. 出発
 昨夜9時半に帰宅して食事しすぐ寝たが午前1時に電話で起こされて不眠。朝5時に目覚ましでおき、朝飯のパンと牛乳を持ち、水分は1780ml、soyjoy2本大きい餡入り餅チョコレート1枚と脇町で買ったむすび弁当をもった。何か忘れたよう気がしたところやはり果物ゼリーといつものゼリーパックを忘れていた。もう秋でカーディガンも持った。天気予報では今日は晴れのはずだが天気は悪く、清水峠を越えると雨が降ってきた。いつもの様に貞光のゆうゆう館で小休止してR438に入った。
 
 前回8月22日は通行止めの看板があった県道261号分岐の明渡橋を渡りすぐに崩壊場所に来ると、そこでは大きい土嚢で斜面を補強し谷側には太い鉄製の杭が何本もたって道の崩落を防いでいた。小島峠いやしの温泉郷をとおり、久しぶりのふるさと林道は両脇の木々が茂り道中まで枝が張り出して車を擦りながら走った。
 登山口にはすでに3台あり、大きいリュックを背負った半ズボンの男性が丁度歩き出したところであった。

2.天狗峠まで
 いつものように尾根を真っ直ぐ南に登って行く。青いイガグリが何個も落ちてもう秋の感じ、登り口にもススキの穂がたくさん出ていた。青い大きいリュックを下ろし赤いシャツを着た先の男性が何かを食べている横を通り越した。1476m峰まで45分、いつもだいたいこんな所要時間。少し行ってチョコレートの間食、間食するのもだいたいこの付近。朝パンを食べて4時間たっているのでばて気味、半枚食べると200Kcalくらいはあるのでググググッと元気が出る。食べている内に男性が追い越して行き、その内また僕が追いついた。青いポリバケツをリュックに吊り下げているのには驚いた。三嶺の小屋には泊まらず自分のテントで寝るのだそうだ。
 
 急坂の下の樹林帯は葉が茂り薄暗く、冬春とは感じが全く違う。ここまではいつもと同じ様子の山登り。しかし樹林帯を抜けて笹原をストックを突いてゆっくり上がっていると、突然目の先で○○さんと呼ばれた。顔をあげるとAnさんであった。よくこの付近を歩いているから会っても不思議ではないがビックリした。土捨て場から登って牛の背、天狗塚を通り今下山中とのこと。一緒に西熊山へ行くことにすぐ決定した。趣深山さんが今しがた縦走路を西に歩いて行ったそうだ。天狗峠が10時37分、ガスばかりで何も見えなかった。

3. 西熊山まで
 東に向かい綱付け森分岐付近でガスが晴れだして三嶺西熊山が見え出した。高知側は晴れて徳島側はガスが多い、風は北東から吹いてくる。樹林帯を抜けお亀岩に到着、小屋横で一人が何かの準備をしている様子。休み無く登って、4人の組とすれ違って頂上11時36分に着いた。そこには4−5人いたがすぐに一人を残して三嶺方面に去っていった。
 薄日が射してやや暑い、食事は下山中にすることにした。

4.下山
 北西尾根を下ることにした。今日は僕は地図も磁石も持っていないのでAnさんに頼りきり。頂上から少し西に下り真北に方向転換して笹が繁茂して分かりにくくなった薄い踏み跡に従った。獣道があちこちにあり適当に笹原を歩き原っぱの端に来て北を見ると土の広場が見える。10数分後にはここで昼食をすることになる。急坂を下り右手(東)の尾根に乗ると後は真北に向かって下るだけ。猛烈に獣の臭いがするがどこに隠れているのか死んで横たわっているのか不明。鹿の寝床が笹のなかにある。
 
 春に見た大木の下を通り、広葉樹林帯の尾根の一番高いところを下るとその内ヤカンが木の端に突っ込まれている所に来た。Anさんがあったあったと言った。13時26分右(東)に久保蔭谷橋が見え出した。少し上り返して杉の伐採地帯に侵入したが前回は真っ直ぐ北におりて、伐採地帯を転げながら下りるはめになったので今日は左(西)に少し振り歩きやすい地帯を選んだ。

 作業道を串刺しにして、適度に整理された伐採地帯を難なく歩き、13時46分左(西)に土捨て場が見え出した。車の横に人が見えそれは趣深山さん。
 伐採地帯を抜け杉の植林帯を下ると前方に林道が見え出した。コンクリート壁は飛び降りるには高すぎ、少し東に行くと黄色い鉄の梯子がコンクリートについていたのでそこから林道に下りた。丁度14時00分。帰途に測定すると平成7年6月16日に下りたところから西に300mの所であった。歩いて25分で登山口に着いた。

5.帰途
 土捨て場までAnさんを送り、すぐ取って返しふるさと林道を走りいやしの温泉郷に来ると、何ヶ月ぶりかでシロ(チビ)に出会った。どうも年をとったようで今日は覇気がなかった。パンの残りをやるといつもの様にゆっくりと食べた。
 
 小島峠で24度、その後の林道で22度いつものことで下るほどに暑くなってきて穴吹で31度、清水峠で27度高松で32度くらいであった。
 
 小島峠の少し一宇よりの道路上でイノシシの子供を見た。体長40cmくらいで車の前を全速力で走っているが遅い、早く横に逃げ込めと声援を送っているうちにやっと横の草むらに入っていった。朝来るときは貞光のR438で狸らしい動物が轢かれて道に横になっていた。頭をやっと動かせるくらいで助けようがない。動物はよく轢かれている。
 
 思ったより暑く1500ml飲みチョコ半枚ムスビ弁当を食べた。54.8kg夕食後55.8kgであった。下りの途中に左の膝が痛くなった。横でなく関節の中のようで初めてのこと、翌日には違和感程度に治った。翌々日には治った。