山日記245番(09.10.04矢筈山1849m 晴れのち曇り 石堂山から往復)
2009年10月4日(日)
家(7:24)→貞光→半田町→石堂神社(9:33)82.6km
石堂神社(15:10)→R192→家(17:37)83.2km

コースタイム
石堂神社(9:45)→白滝山分岐(10:46)→石堂山(11:18)→(12:25)矢筈山(13:00)→石堂山トラバース(13:44)→白滝山分岐(14:20) →石堂神社(15:01)
登り2時間40分
下り2時間01分
単独

1. 出発
 目が覚めたら6時半、遠くはダメで近くに決めた。昨夜買った朝食用のサンドイッチを食べながら新聞を読みゆっくり準備した。
 脇町で助六寿司と水を買うことにしてポカリ500mlと茶を780ml、薄皮饅頭三個チョコ一枚soyjoy四本を持った。かなり涼しくなったがno sleeveのシャツと夏用のカッターシャツを着、合羽とカーディガンを持ち、ツェルトとザックカバーも持った。
 
 遅いので道に車が多く飛ばせない。いつもの貞光ゆうゆう館も車人が多いがトイレはうまく空いていた。半田で左折し、ほとんど全て記憶にある道をたどり石堂神社に着いた。多くの人が幟やテントを準備していると思ったが、実は収納していたのであった。下山時にこれは分かったことでお祭りの仕舞をしていたようだ。道横に三台、境内に岡山の車一台がありその他地元の人の車はかなり多かった。

2. 石堂山まで
 天気がよいのでできたら矢筈山までと思いつつストック二本で早速出発。石堂山向こうの水場近辺で岡山の人が平成20年10月18日熊を目撃したとの掲示板があった。気をつけてとのことだが是非一度熊を見てみたい。しかしこの掲示板は見ているはずだが記憶になかった。
 
 葉が茂って薄暗く、四等三角点をすぎその上にあるはずの木のベンチは見過ごしてしまい、座る所もなく寿司を3個立ち食いするとエネルギーが湧いてきた。リュックは軽く涼しく、だから足も軽く最近に例ないほど快調。刈り払いは完全で、気持ちよい登山道である。ヤマドリかまたは雉らしいのがバサバサと樹間を縫って飛んでいった。白滝山分岐をすぎてしばらく行くと、刈り払いは終わり道が笹に覆われてズボンが濡れ出した。
 
 向こうから単独男性が下りてきたので話しを聞くと、片川の谷から5時間かけて矢筈に登り今降りてきたところで、上の方は胸まで笹があり苦労したとのこと。次は筋骨隆々の大男が鎌を持って降りてきた。余計な笹を刈っているようで安心した。石堂山まで1時間33分、誰もおらず尾根の南に小さく見える天狗塚の写真をとりすぐ矢筈に向かった。

3. 矢筈山まで
 腹の具合が悪い。笹が尻にチクチク刺さる。水場の標識を過ぎた。気温は丁度よい、道は落ち葉で適度に柔らかく、日光は葉に遮られ暑くはない。峰を四つ越えて次に痩せ尾根を越え頂上下に来た。急坂を登ると北に石堂山と歩いてきた尾根が見える。周りは少し紅葉が始まっている。笹をつかんで急坂を登ると矢筈山頂上。

4. 矢筈山頂上
 石堂神社から2時間40分、先週木曽駒ヶ岳へ行って寒暖計をなくしたので今日は気温は不明だがかなり涼しい。4-5人いたがすぐ石堂山方面に下って行き、その直後二人落合峠から上がって来た。徳島市からだそうで最近よく登っているそうだ。あの趣深山さんというのはすごい人やな、信じられんなとの会話。僕の山日記気の名刺を二人に渡した。35分も話をして寿司を食べて、暗くなる前に神社に着きたいので13時丁度に下山を始めた。

5.下山
 下りは速い、東(片川方面)からガスが寄せてきて樹林帯では暗くなりそうであった。石堂山のトラバースを取り、御塔石横を通り峰を一つ越えると後は下りのみ。尾根斜面のかなり急な坂を下り、不必要な所についているピンクのテープを摘除しながら暗い樹林帯の道を下っていった。
 石堂山が15時1分、2時間1分で降りた。神社の祭りの後仕舞はすべて終わり、登山の男性一人が帰りの準備をしているだけ。この人と上で会っているようで、速く下りてきましたねと言われた。丸亀の人で毎週登っているそうで、またどこかで会いましょうと言って分かれた。車はPajero mini。

6.帰途
 上は涼しいが下は暑い、穴吹は24度あった。だんだん晴れになってきて、香川は快晴。西村ジョイで寒暖計を買い、帰宅は17時37分。
 体重54.9kg夕食後55.8kg、水分は1200mlしか飲んでいない。