山日記251番(10.01.11天狗塚 峠まで 晴れ1度微風温暖徳島9.9/3.8 高松9.6/3.3)
2010年1月11日(月)成人の日

家(5:30)→清水峠(6:11)31.1km→穴吹2度→(6:41)貞光ゆうゆう館(7時頃)→小島峠→いやしの温泉郷→ふるさと林道でUターン→R439へ→三嶺タクシー→西山林道→砂防堰堤→土捨て場(9:58)117.6km

土捨て場(16:41)→西山林道→三嶺タクシー→京上→大歩危橋→R32→井川池田IC→美馬IC→貞光ゆうゆう館→穴吹7度→清水峠5度→家(20:08)144.6km

コースタイム
土捨て場(9:58)→西山林道→(10:19)天狗塚登山口(10:29)→(11:25)1476m峰(11:32)3度→スノーシュー(12:03)→樹林帯を出て昼食→(14:05)天狗峠(14:30)1度→1476m峰(15:20)→登山口(16:11)2度→土捨て場(16:30)
Anさん御夫婦

1. 出発
 昨夜Anさんに連絡すると二つ返事で天狗に行きましょうと話しがまとまった。昨夜9時半に寝ると今朝1時半に目が覚めて、また寝て今度は目覚ましの音で5時に目が覚めた。厚いタイツと冬用ズボン、シャツとトックリ、人工ダウン、靴下二枚を着用、水分1280mlsoyjoy五本餡入り餅二個チョコレート餡入りパン一個、アルミ容器のきつねうどん、ガスを持ち、朝食は昨日買ったサンドイッチ。
 ジャケット、合羽の下も持ち、スノーシュー、アイゼン、ストック、ピッケル、タイヤチェーンは車、ソニーα230とマミヤ645、キャノンパワーショットも持った。がマミヤは車に残した。

2. いやしの温泉郷と土捨て場まで
 5時半丁度に出発、タイヤは初めてのスタッドレス。カーブでふらつきセンターラインを踏んでもザーという音は小さい。穴吹が6時20分頃で気温2度、吉野川の下流方面が白っぽくなっていたがまだ日の出までは時間がありそう。貞光ゆうゆう館でAnさん夫婦と落ち合い僕の車でいやしの温泉郷を目指した。ゆうゆう館のトイレ便座は暖房していて気持ちがよい。いやしの温泉郷でも暖房便座。西祖谷道の駅では便座はきわめて冷たい。小島峠の雪道もなんのその、こんなんなら5年前からこのタイヤにしとけばよかった。
 
 いやしの温泉郷でトイレ休憩してふるさと林道に入り轍に沿って進んだが、標高1000m付近でそれがUターンしており、その先はこの車では雪が深くて進めず。R439まで引き返し、三嶺タクシーのところから西山林道に入った。砂防堰堤のところに車が二台、その内一台は見たことある車で後で○○さんのHPを見るとやはり△△△△さんの車であった。土捨て場にも二台駐車中。登山口まで行こうとしたが、また雪が深くて進めなくなりバックで土捨て場まで帰り、われらもここに止めた。三台が並んだ。

3.歩き出し、天狗峠
 空は曇りでマミヤ645は残しピッケルも車に。ストック、スノーシュー、アイゼンを持ち9時58分に天狗峠登山口へ歩き出した。スノーシューの跡が先行してかなりの人が歩いているようだった。登山口から鉄階段を登り行くと、雪は深いがふみ跡は完成されていた。
 
 1476m峰まで56分、ここで間食して休憩し向こうの平坦地まで来ると右に真っ白い牛の背が見え出した。12時3分スノーシューをつけ三人縦列で最後の急登下の平坦地に来ると踏み跡は左に寄り夏道からそれていた。どこを歩いても同じなので楽なほうを選んで従い今日一番の坂を上りきって笹原に出た。その急坂で一人降りてくる者とのすれ違い時に13人くらい上にいたと聞いた。彼は小さいリュックを背負っていた。あんなので安全かなと心配になった。この急登はしんどかった。
 
 13時頃にスノーシューに座り込んでウドンをガスでつくり昼食、その途中上からたくさん降りてきた。ますます天気がよくなり、右に牛の背左に西熊山が真っ白く見えた。牛の背には黒い人影が見えた。

4.天狗峠
 笹原の中をゆっくり登り天狗峠に着いたのが14時5分で土捨て場から4時間7分。天気はよくて気温1度微風、温暖でシャツ二枚でよい。わずかに霞んでいるが雪を冠った剣山次郎笈、北の寒峰から矢筈山までよく見える。石鎚山系は完全に霞の中で見えない。Anさんのデジカメが写らなくなった、故障。α230であちこちためし撮りしたので帰って見てみよう。峠から東にはふみ跡はなかったので誰も行き来はしてないはず。Anさんがもう時間がないので帰りましょうというのですぐ賛同した。

5.下山
 14時半峠を出発、日はまだ高い。笹原から下ってすぐの樹林帯の急な夏道は雪が積んで普通の道になって随分歩きやすかった。ロープは完全に埋まってどこにあるのか不明。滑りながら順調に歩き1476m峰が15時20分、登山口が16時11分、土捨て場が16時30分、まだ明るい。
 林道歩きも雑談しながらですぐに土捨て場についた。僕らの一台だけが残っていた。

6.帰途
 夜の小島峠越えは嫌なので大歩危周りで帰ることした。名頃見ノ越間は通行止め。5時半に遅くなるが遭難ではないと家に電話し、井川池田ICで高速に乗り三人で雑談しながら走り美馬ICで降りて貞光ゆうゆう館に帰った。すっかり暗くなり、ここでAnさんたちと別れ、いつもの様に穴吹(7度)、清水峠(5度)、長尾道の駅経由で家に20時8分に帰った。
 
 いやしの温泉郷からふるさと林道経由で登山口を目指したのは間違いで、結局時間を浪費した。これほど雪があるとは思わなかった。
 体重55.7kg夕食後56.1kg、久しぶりの山歩きで疲れ気味。10.59km/Lの燃費。