山日記254番(10.02.06剣山1955m暴風雪気温マイナス11度)
2010年2月6日(土)高松7.7/3.2徳島7.4/2.1
家(5:48)→清水峠(6:25)31.2km→穴吹3度→剣橋(7:28)78.1km→一宇マイナス0.3度→見ノ越(8:22)96.3km
見ノ越(14:23)マイナス6度→R192へ(15:40)40.0km→穴吹6度→清水峠4度→家(17.01)95.9km

コースタイム
見ノ越(8:50)→西島(10:01) →(11.08)頂上(12:35)マイナス11度→西島発(13:33) →見ノ越(14:05)マイナス6度

1. 出発、見ノ越まで
 今日は北日本は荒れ模様、日本全体が低気温、四国は晴れの天気予報。サンドイッチを朝食用に持ち、アルミ鍋のうどん、ガス餡入り餅チョコsoyjoyシュークリームバナナ水分1380mlを持った。5時48分に出発、月が照って好天気。穴吹が6時50分頃ですっかり明るくなった。いつものように徳島県R192を貞光で左折しゆうゆう館はパスR438に入った。ながせ橋は気温2度剣橋をすぎても雪はなく、つづろう堂を越えてもなし。一宇の道路上の温度計はマイナス0.3度。ヘアピンを過ぎるたびに雪が多くなるが、凍結していないので速度は十分。
 
 スキー場横で見たことのある車が止まっているので、寄っていくとやっぱり○○さんであった。ここから塔ノ丸を目指すとのこと。
 夫婦池横のトイレで小休止。池は完全に凍結している。南面に出ると道路の雪は少ない。高曇りでこの時刻では三嶺は頂上まで見えていたが急速にガスがかかってきた。除雪はしていないが車で快適に走れるくらいの積雪。見ノ越に8時22分到着、駐車場の一階に停めた。

2. 頂上まで
 アイゼンはリュックにピッケルを持ち寒そうでオバーパンツをはき出発。剣神社の寒暖計はマイナス9度だが少し高めに出るのでマイナス8度か。つるつる滑るががまんして登りそのうちアイゼン装着。西島駅の下で三嶺を見るとすでにガスの中、次郎笈もやっと見える程度、雲海荘もガスの向こうにある。マミヤ645の出番はなさそう。西島駅まで1時間11分、すぐ尾根道をとり上がると霧氷が出てきた。灰色の空がバックで見栄えがしない。
 
 刀掛ノ松は霧氷だらけ、良く見ると霧氷はやや左向きに発育していて今の右からの風とは異なる方角で、昨夜は風向きが違っていたようだ。三嶺方面からの強風で先行者の踏跡が消えかけている。この上で夫婦が下山してきたので横に避けて見つめていると、先週天狗塚で会った△△さんではないか。頂上は強風で寒くて長居はできなかったそうで、夫人は目出し帽を被っていた。
 夏道通りに歩いて、頂上ヒュッテに来た。寒暖計はマイナス12度だがこれは僕のより少し低めに出るので11度か。
 
 測候所横を通る木道はロープで通行止めになっていたので右から回り込んで頂上へ行った。北西からの強風でオーバージャケットのフードを被っても右の頬が麻痺してくる。次郎笈は無理。ライブカメラがどこに設置されているか不明。

3.頂上
 頂上着が11時8分、ガスの中で周囲は見えない。長居は無用ですぐ引き返した。ヒュッテの陰で木の椅子に腰掛けていると単独男性が上がってきて、ポットの茶やサンドイッチをくれた。徳島県板野郡北島町の人で、見ノ越まで2時間だそうだ。
 アルファ230は作動温度は0度から40度となっていたがマイナス11度でも今日はちゃんと機能した。ガスと雪ばかりで、そのうち晴れるかなと期待して待っていたが、もう下りることにした。

4.下山
 12時35分ヒュッテを去った。間もなくキャノンの大きい一眼レフを持った男性とすれ違った。そのカメラが目立ち覚えていたので、西島でまた会った時にすぐわかった。天気が回復するのを期待しながらゆっくり下りた。西島でうどんに餅も入れてゆでて食べた。低温でガスに勢いがなく新品のに交換、アルミもやめチタンに移してゆでた。その時に例のキャノンの男性が下りてきたのだ。写真撮影を目的に来たのだそうだが今日はだめだったと。
 13時33分西島出発、相変わらず雪が降っている。見ノ越が14時5分、マイナス7度。天気予報どおり寒気がやってきた。

5.帰途
 往路より帰路の雪が深い、数時間で相当雪が積もった。帰りは順調で香川の県道10号走行中職場から電話があったが、急ぎの用でもなかった。
 帰宅は17時1分、讃岐は天気が良い、気温はこのところのより今日は低いのが体感できる。
 
 食後56.3kg、徳島北島町のNさんからもらった茶100ml、うどん、バナナ一本、餡入り餅一個、シュクリーム。運動量は少なかった。カメラのレンズキャップが行方不明。夜、Nさんからメールをもらった。ヒュッテ横で撮った僕の重装備の写真を添付していた。