山日記255番(10.02.20剣山1955m ガス小雪マイナス5度 後快晴マイナス3度
2010年2月20日(土)高松10.4/0.4徳島10.6/1.7
家(5:31)→清水峠(6:11)31.2km→穴吹0度→R438へ(6:39)56.1km→ながせ橋マイナス1度→剣橋(7:10)78.1km→一宇マイナス1.4度→見ノ越(8:00)96.4度

見ノ越(14:44)→一宇5.4度→R192へ(15:53)40.0km→穴吹10度→R193清水峠(16:23)64.9km→塩江→(17:09)→仕事場へ97.1km→家(18:19)104.5km

コースタイム
見ノ越(8:40)→西島(9:46)マイナス6度→マイナス5度(11:15)頂上(13:41)マイナス3度→西島1度→見ノ越(14:35)


1. 出発
 今日の目的は二週間前になくしたsony α230のレンズキャップを西島と頂上ヒュッテ付近で探すことと快晴の天気の元で風景を楽しみ写真に撮ること。
 昨夜10時に寝て今朝3時半に目覚めてまた寝たようで、5時過ぎに目覚ましで起床。電気ストーブの加湿器のチンチンいう音でよく目覚める。今日の天気は快晴のはず。昨日買った朝食用のサンドイッチ、アルミ鍋のウドンと餅、餡もち三個、チョコ、シュークリーム、soyjoy5本、水分1280mlを持った。ガスが切れかけなので二缶持ち、マミヤ645、sony α230も持った。これはキタムラカメラで売っていた一番軽くて安いAPS-Cサイズ受光素子のもの。
 
 清水峠付近で東の空が白んできて、さらに日の出が早くなったのが分かった。穴吹の気温は0度、貞光ゆうゆう館は素通りし、R438に入った。雪は少なく、第一ヘアピン付近でやっと雪が現れ、その後は標高が上がるほどに深くなった。夫婦池はしっかり氷結し、横のトイレで今日も小休止。見ノ越手前の南面のR438も雪はしっかりあった。三嶺、次郎笈、剣山はガスの中せっかく来たのに何だこれはと思った。
 見ノ越に着いてみると、完全にガスの中で小雪が降ってさてどうしようかと思ったが30分待っていると少し空が明るくなり、まあ登ってみるかと思い直した。

2.頂上まで
 厚い下着、夏用のズボンにオーバーパンツ、ピッケルの装備。靴がツルツルよく滑るがアイゼン着けるのも面倒になりそのまま登った。剣神社の寒暖計はマイナス5度。間も無く大きい三脚をつけた男性が下りてきたので、伺うと朝日を撮りに来たが全く見えなかったと。フルサイズデジ一とペンタックス6x7は変わらないといっていた。
 
 西島着が1時間6分後、レンズキャップを座ったベンチ付近で探したが発見できず、風で飛ばされたかも。西島の少し上で単独の男性に追いついた。デジタル一眼を二台と大きい三脚を持ってアルパインブーツをはいた重装備の人。香川県仲南の人。Canonのフルサイズデジタル一眼、本体700gレンズ24-105mmで700g、かなりカメラにのめり込んでいる様子。
 刀掛ノ松もガスの中で空と霧氷が同色、上がるしかない。頂上ヒュッテに来て二週間前に座った付近で雪を除けてキャップを探したが分からなかった。氷の中までは捜せない。

3.頂上
 話をしたりキャップを捜したりで遅くなり頂上着は2時間35分後、気温マイナス5度でガスばかり、視界はなし。風がありストーブは使えなさそう。すぐ下りてヒュッテ横でウドンを作り食べた。ガスの勢いがなく新品の110gのに付け替えて使用。
 
 12時頃になって急激に天気が回復し、穴吹川の谷がきれいに見え出した。今度はアイゼンを着け再び頂上へ行き、待機しているとますます雲が消えていき三嶺、天狗塚、祖谷山系まで見え出した。頂上北斜面を少し下ると、樹氷と、樹氷の間から見える三嶺、塔ノ丸は絶好の被写体。
 
 鉄塔にライブカメラを発見した。家に電話し頂上方面にいるから、今見よと言って電話を切った。仲南の男性が上がってきたので、北斜面を下るときれいなところがあるよと教えてあげた。次郎笈まで行く時間はあったが今日は帰宅後まだ仕事があるのでここで帰ることにした。

4.下山
 13時41分ヒュッテから下山開始。雲ひとつ無くなり気温も上がりオーバーパンツが暑くなった。西島駅で再びレンズキャップを捜したがやはり見つからない。見ノ越着が14時35分でヒュッテから54分かかった。

5.帰途
 R438の南面は雪が半分は融けている。一宇は5.4度、穴吹は10度清水峠は6度。温暖な空気が押し寄せてきた。
 摂ったものはウドンと餅、餡もち、シュークリーム、茶280ml。体重55.1kg夕食後55.8kg、顔が日に焼けてはや黒くなっている。