山日記268番(2010.09.02から2010.09.04まで常念岳2857m 気温15度快晴)
9月2日(木)から9月4日(土)まで
行き
家(6:02)25.5度→吹田JCT(8:13)208.8km30.0度→米原JCT(9:22)27.5度 →小牧JCT(10:01)32.5度→(11:15)駒ヶ岳SA(12:00)→岡谷JCT(12:30)547.0km31.5度→豊科IC(12:50)580.4km35.5度→ひえ平登山口598.7km→松本市内(15:06)640.1km   9月2日
松本市内(5:58)→ひえ平(6:40)669.4km  9月3日

帰り
ひえ平(11:47)26.5度→豊科IC(12:26)→駒ヶ岳SA36.5km33.0度→恵那36.5度→小牧JCT(14:35)215.7km38.5度→米原JCT35.0度→京都38.5度→吹田JCT(16:24)388.5km37.5度→垂水32.0度→高松中央IC(18:34)591.4km34.5度→家(19:02)599.1km  9月4日

コースタイム(1)9月3日
ひえ平(7:21)H1260m→大滝(8:20)→(8:44)休憩(8:50)→笠原沢(9:20)H1900m→胸突八丁(10:01)H2090m→最終水場(10:24)H2250m→(10:40)第一ベンチ(10:45)→常念乗越(11:11)H2460m

コースタイム(2)9月4日
常念小屋(6:00)→(7:10)常念頂上(7:54)気温15度→(8:35)常念乗越(8:40)→第一ベンチ(9:07)→最終水場(9:16)→胸突八丁口(9:35)→笠原沢(10:01)29度→烏帽子沢(10:21)H1750m24度→(11:00)休憩(11:05)24度→山の神(11:18)→登山口(11:27)25度

9月2日(木)
 6時2分快晴気温25.5度、高松自宅を出発。明石大橋はすっかり日がで、三木JCT経由で吹田JCTまで208.8km2時間11分、昨年は2時間12分かかっている。駒ヶ岳SAで昼食兼給油、504.7kmを38.3Lで走りエアコンを使用して13.18km/L。中央道は登り下りが多く左右によく曲がっているし、名神より車が少なく自由に走れる。左に中央アルプス右に南アルプスが見え日本の背骨を走っている様子。岡谷JCTで長野道に入り豊科ICでおり、国道147号を北上した。昨年は新田で左折し三股へ行ったが今日は下見のためにさらに少し北の柏矢町で左折し、コピーした地図の通りに走り約30分でひえ平の登山口に来た。本来の駐車場は半分くらいうまり道端には数台駐車中、しかし二日後には激増していた。
 今晩は松本市内に止まることとしてまた豊科ICから高速にのり7kmくらい下って松本市内に入った。駅前のビジネスホテルに投宿。夕食は松本駅の四階の食堂で済ませた。

9月3日(金)
 ひえ平(7:21)H1260m→大滝(8:20)→(8:44)休憩(8:50)→笠原沢(9:20)H1900m→胸突八丁(10:01)H2090m→最終水場(10:24)H2250m→(10:40)第一ベンチ(10:45)→常念乗越(11:11)H2460m

 6時に松本を出発し近くのコンビニで助六寿司を今日の昼食として買った。ひえ平は6時40分に着き登山口から約300m下った道端に駐車した。登山口には管理人がいて登山届けを書いてくださいと書類を手渡された。
 標高1260m、気温20度7時21分にここを出発した。マットを持った男女の二人と、さらに二人が先に行き、僕の後から軽装の男性一人が来ている。この男性は小さいリュック、普通の半袖シャツとズボン腕時計は普通のもの、靴は軽登山靴だったが胸突八丁で僕を追い越し、あとは急な坂を動物のように上がって行った。標高差1200m登った常念乗越で誰かと親しげに話をしてからそのまま常念岳へ登りだした。あの軽装で標高差1600mを簡単に登ってしまう。驚いた。きっと今日下りるのだろう。
 
 マットを付けた男女をすぐ追い越した。1時間で大滝、1時間20分経ったとき沢で二組が座り込んで休んでいたので僕もぜんざいを一個食べて休憩した。左側に谷川の水音を聞きながら歩き2時間経って笠原沢標高1900mに到着、大体樹林帯で樹間から青空が見え、時々沢を横切り冷たい水で顔を洗った。20人くらいの団体が下りてきた。南東から直角に陽が当たり相当暑い。胸突八丁登り口(標高2090m)で例の単独男性が大きいカメラを持った男性と話し込んでいる横を先に行かせてもらったが、急坂で立ち止まっているうちに追い越された。そのうち水音が聞こえなくなりジグザグと急坂を登り第一ベンチで休んで助六寿司を食べていると後ろから女性二人組が来て、ちょうどいいところにあるなと言って僕の横に座った。
 
 あと800m、左に前常念岳らしいのが見えゆっくり歩き、向こうに空が見えて森林限界を抜けたと思ったら常念乗越に出た、11時11分、3時間50分後、飲んだ水分は1200mlちょうど標高差と同じ数字。朝は快晴であったがすっかり雲が出て気温22度、槍が岳は見えなかった。丸太の椅子に座り、湿ったシャツを乾かし助六寿司の残りを食べてから小屋に入った。
 21号室、六人部屋で今晩は単独者ばかり五人ですでに二人はリュックを置いていた。敷布団と寝袋の寝具であった。入口から一番遠いところに居を構えた。足向こうの男は今日ひえ平から上がって来、右端の男は蝶ヶ岳から縦走して来、明日は燕岳へ行く予定。寝たり外で散歩したりで時間を潰し夕食は5時から。

9月4日(土)
 常念小屋(6:00)→(7:10)常念頂上(7:54)気温15度→(8:35)常念乗越(8:40)→第一ベンチ(9:07)→最終水場(9:16)→胸突八丁口(9:35)→笠原沢(10:01)29度→烏帽子沢(10:21)H1750m24度→(11:00)休憩(11:05)24度→山の神(11:18)→登山口(11:27)25度
 午前4時頃から遠くの部屋でゴソゴソし出し、4時半に起床。ひげ剃らせてくださいと断ってからシェバーで髯を剃った。水は600m下からポンプアップしていて、洗面所があり歯磨きはできる。茶と水は只、トイレはチップ100円お願いしますとのことで100円入れた。
 
 日の出を撮りに出ると、松本市、豊科は雲海槍ヶ岳は快晴。10km西の槍ヶ岳山荘の人のフラッシュがはっきりと見える。常念岳と鞍部の影が西の南岳から槍ヶ岳の山腹にきれいに映っていた。弁当の引き換え券をなくしたが気持ちよく弁当を渡してくれた。
 6時ちょうどに乗越を出て、岩だらけのなかを1時間10分かかって頂上に着いた。2857m気温は15度快晴南は御嶽さんと乗鞍岳、手前右に上高地と梓川、北穂高と奥穂高、涸沢カール、北穂高、大キレット、南岳から槍ヶ岳、鷲羽岳から水晶岳。北方の遠くに立山連峰と斜面が白いつるぎ岳、一番奥が白馬山。もちろん南東には富士山も。一眼デジカメで交換レンズを使用して写真を撮っている筋骨隆々の男性から教えてもらった。
 びっくりしたのは涸沢カールと涸沢小屋、ザイテングラード、その間のトラバースがはっきり見えたこと。一眼デジカメを持ってきたらよかったと後悔した。蝶ヶ岳へ向かうのが二組。
 
 十分風景を堪能してから7時54分下山開始、これから1600m下りひえ平へ。常念乗越でフルーツゼリーを食べ樹林帯へ。下からどんどん上がってくる、今日は土曜日で例年より気温が高いからだろうか。沢の河原で座り込んで休んでいる人がたくさんいる。小学生も見た、若い女性の組もたくさんいた、アベックも何組も見た。
 日がまともに当たりとにかく暑く、頭から沢の水をかぶると痛いくらいに冷たい。シャツもズボンも水で濡れても歩いているうちにすぐ乾く。笠原沢で女性ばかりが休憩していた。ここで気温29度、暑すぎる。影に入ると24度、山の神の上でリュックを下ろし乾パンとぜんざいを食してその22分後に登山口に着いた。常念頂上から3時間33分。
 
 だれかがタクシーを予約しているらしく、運転手は手持ち無沙汰であった。トイレ際にある出はなしの水道で頭顔と腕を洗い、すぐ300m下の車に向かった。
 11時47分車でひえ平を出発。道端に58台駐車し本来の駐車場はほぼ満車、登ってくる人が多いはずだ。国道147号を少し南下して豊科ICへ。駒ヶ岳SAで土産と自分の間食のパンとホットドッグ、ハチミツレモンを買った。ガソリンが少ない、高松までもちそうにない。駒ヶ岳SA33.0度、恵那36.5度、小牧JCT38.5度、米原JCT35.0度、京都38.5度、吹田JCT37.5度、垂水32.0度、高松34.5度。一昨日松本は35度あった。異常に暑い。淡路SAでガソリンを10L補給したがセルフであった。146円/Lで高松より10円くらい高い。高松のいつもの東ステーションでガソリンを満タンにした。
 家着は19:02分。今日599.1kmを7時間15分で走った。100.75Lで1268.5kmを走り、12.6km/Lの燃費。高速に限ると13.18km/L。