山日記272番(10.10.23西熊山1816m 曇り)
2010年10月23日(土)天狗峠15度高松23.4/18.0徳島23.5/17.9
高松自宅(5:08)→琴平→四国中央橋(6:27)→大歩危橋→西祖谷道の駅→天狗塚登山口(8:05)124.6km
天狗塚登山口(13:51)→落合峠(14:59)→R192三加茂(15:48)→脇町→清水峠→高松自宅(17:33)118.6km
コースタイム
登山口(8:24)→1476峰(9:05)15度→天狗峠(10:03)15度→(10:59)西熊山頂上(11:29)→(12:23)天狗峠(12:34)→1476m(13:3)→登山口(13:41)
登山口から西熊山頂上まで累積上昇高度830m
登山口から西熊山頂上まで累積下降高度166m
単独
1.出発
今日は西熊山の紅葉を見るのが目的。前夜9時半に寝たら今朝2時に目覚めて後はうつらうつらして5時前に起きた。no sleeveの下着と厚めのカッターシャツを着、ぜんざい二個soyjoy三本餡入り餅一個水分1780ml、三好市で買った助六寿司と朝食用のいなり寿司三個を持った。琴平を過ぎたころに空が赤くなり、猪鼻トンネルを抜けると徳島側はガスばかり。大歩危の温度計は13度、西祖谷道の駅でトイレ休憩して京上、三嶺タクシー経由で登山口に8時5分着。途中砂防堰堤に二台駐車中。伐採作業はしてなく、登山口階段の対側に駐車できた。
2.天狗峠まで
出発してしばらく歩くと登山道を新しい林道が横切っているのにはびっくりした。この付近はあちこちで伐採している。後ろから夫婦が追い越していき、ついで男性二人組が追い越して行った。その夫はよくしゃべる人で先週は二ツ岳に登ったとかで、その前にもどこかに登ったそうだ。急坂のすぐ下の平たん地は紅葉して明るくなっていて、ここでチョコレートの間食。いなり寿司を三個車中でたべていたので割に腹がすかなかった。
樹林帯を抜けると先行する人たちと6-7人の一団となった。ニコンD700を持った男性が、牛の背手前の紅葉の写真を撮っているところに出くわし、Full sizeのカメラはいいですよとの話だった。
3.西熊山まで
峠では全員が集合することになったが、僕はすぐに東に向かった。地蔵の頭付近で向こうを見ると西熊山斜面、手前の斜面は紅葉が真っ盛りで、写真を撮る上では曇りでガスがかっているのが残念。空気の透明感は徳島側が明らかに良い。カンカケ谷の手前の谷はまだ紅葉最盛期には早そう。
お亀岩で40歳台と思われる単独の女性に会った。光石から登って天狗に行き、地蔵の頭から尾根を歩き光石へ降りるとのことで、上品で達者な方であった。たまに上品な人に会うと自分もそうでなければと思う。どこから来たんですかと聞くので徳島の登山口からと答えた。帰りに天狗峠でまた会うことになる。
4.西熊山、下山
着いたのが10時59分で今日は写真を撮りながら2時間35分かかった。昨夜お亀岩で泊まった夫婦と登りで僕を追い越して行った男性二人がすでにいて、話に花が咲いていた。男性は三嶺方向に向かった。
ご夫婦はマークツーさんのGPSログをコピーして持っていて、下山は牛の背から砂防堰堤に降りたいとのこと。気温を見ようと思い寒暖計を探したが不明、どこかで落としたらしい。
寿司を食べている内に高知側はだんだん視程が落ちてき、することもなくしばらく一人でぼんやりいて降りることにした。お亀岩では先ほどの夫婦が座り込んで昼食にするとのことで、先に失礼した。ガスが高知側から押し寄せて、間もなく天狗塚も飲み込まれそう。天狗峠まで54分、そこには5-6人座り込んでいて、ちょうど天狗塚から朝会った女性も帰ってきた。
5.下山
天気が良ければ天狗塚から東を見たいと思ったが、空気が白んできたので降りることにした。笹原では大きいリュックを背負った団体とすれ違い、しばらくしてまた泊まりの団体とすれ違った。高度が下がると日の光が射し始め、暑くなった。駐車場では朝僕を追い越した夫婦の車は帰ったあとで、新しい車が何台か停めてあった。
6. 帰途
ふる里林道はまだ通行止めの看板があった。林道を歩いて登山口に帰っている人が5-6人はいたので、この人は牛の背から降りて周回したのだろう。落合峠の紅葉が見たくなって、峠越えを選択した。R439から12km位、紅葉真っ盛りであった。峠から見ると天狗方面は完全にガスに包まれていた。
帰宅は17時33分、日がずいぶん短くなった。摂ったものは水分780ml、助六寿司七個中の四個、チョコ半枚、餡入り餅一個、体重54.8kg夕食後56.1kg。
今日は動物の轢死体を4体見た。小さくて口の周りが黒い毛で覆われ丸々と太った子供の死体は痛々しい。