山日記274番(10.11.13烏帽子山1670m曇り西風)
2010年11月13日(土)高松17.5/9.7 徳島18.4/11.2
高松自宅(5:40)→穴吹7度→R192(6:46)→桟敷峠(7:57)→深渕烏帽子山登山口(8:25)90.3km
登山口(12:35)→R192(13:24)→穴吹17度→清水峠→高松自宅(15:03)89.5km

コースタイム
登山口(8:37)→ブナ林へ(9:12)→尾根へ(9:31)→烏帽子山頂上(10:08)
頂上(11:19)→登山口(12:19)
登山口から登山口まで累積上昇高度586m
登山口から登山口まで累積下降高度582m 気圧感応性高度計による

1出発
 4時ころ目覚めてまた寝て目覚まし時計で5時10分に起きた。長袖シャツ二枚とカーディガン、夏用ズボンを着用し合羽上下、ツェルト、リュックカバー、スパッツを持った。予報では快晴のはずが曇り空、徳島はもっと曇っているだろう。水分は1500mlぜんざい二個soyjoy三本チョコ半枚を持ち脇町のサンクスで助六寿司と朝食用のイナリ寿司三個を買った。貞光のR192で登山姿の女性が道端で迎えの車を待っていた。貞光ゆうゆう館でトイレ休憩、三加茂で南へ入り桟敷峠を越えると紅葉がきれいになった。高度計では標高1020m位。黄砂でかすんでいる。深渕公園で草叢にはいり排便。
 登山口では徳島ナンバーの車で二人が準備中で、すぐ後に高知の車が来て合計三台になった。徳島の人とは後で頂上で大笑いの話になった。

2頂上まで
 徳島の二人が出発してから高度を1076mにセットして僕も出発。踏み跡はしっかりあり、杉林の中は薄暗くて黄色に紅葉した葉も上手く写真に撮れなかった。しばらくして高度1353mでブナ林に突入、ほとんど落葉して、落ち葉の絨毯。先行する徳島の二人が見えだして高度1461mで尾根に出て西へ方向転換、笹が深い緩やかな登りになった。右下の尾根を見ても紅葉は済んで山肌はくすんだ色になっている。

3頂上
 頂上まで1時間31分累積上昇高度578m、風が強くて寒いが気温の測定は忘れた。徳島の二人と挨拶して雑談しているとここでは書けない面白いことがいっぱい出てきた。一年に60回山登りしたそうだ。退職してから漁師になったがあまり魚はとっていないそうだ。以前スクーバダイビングで魚を捕っていて逮捕されたそうだ。鳴門の○○医院は繁盛していないそうだ。
 弟さんがGPSを持っていて林の中でも電波はちゃんと受信していて今まで軌跡が途切れたことはないそうだ。弟さんは○○○○所勤務で兄は○○○○○を退職して今はゆうゆう自適だそうだ。あんたは何なというので、○○○○で・・・をしているというとやっぱり賢そうな顔をしていると思ったと言った。
 
 高知の二人も上がってきて六人になった。彼らは前烏帽子から落ち禿を通り落合峠から下るとのこと。西の端まで行くと絶景で、これで紅葉の最盛期だったらもっと良かった。上空は曇りで中空は視界が良く、雲海の中に手箱山、筒上山、岩黒山、石鎚山、瓶が森、笹ヶ峰ちち山、沓掛山、赤石山系まで見えた。話が弾んだついでに僕の四国の山日記の名刺を渡した。弁当を食べていたら牛乳をくれたので有難く飲んだ。山の上で牛乳を飲んだのは初めて。
 今晩7時の気象予報では女性気象予報士の山本さんが今日は西日本は晴れでしたとアナウンスしているが、嘘ばっかり。

4下山
 愉快な話を聞かせてもらって、三人で下山に移った。GPSを初めて見たが、確実に矢印がでて方向を支持するので迷うことはない。英語版は5万円位だそうだ。
 写真を撮ったり雑談したりして一時間で登山口に着いた。今晩泊まる人たちが出発の準備をしていた。徳島の二人に別れの挨拶をして車を出した。

5帰途
 深渕でまた写真を撮って、桟敷峠穴吹清水峠を通り高松の自宅に帰ったのは13時過ぎでこんなに早く帰ったのは初めて。
 摂った水分は約400ml、助六寿司七個中5個、牛乳一杯、ぜんざい一個を食べて帰宅時55.4kg。
夕食後56.2kg。