山日記276番(10.12.23次郎笈1930m剣山1955m 快晴北西の風マイナス4度)
2010年12月23日(木)天皇誕生日 高松14.1/8.4徳島14.4/8.8
高松自宅(5:32)→穴吹6度→R438(6:56)→見ノ越(8:19)96.3km
見ノ越(13:48)→道路工事で20分駐車→R192へ(15:32)→穴吹13度→清水峠10度→林町→自宅(17:13)101.4km

コースタイム
見ノ越(8:40)マイナス2度→西島(9:31)マイナス3度→次郎笈峠(10:21)→横道分岐(10:32)→(10:53)頂上(11:27)マイナス4度→峠(11:57)→(12:20)剣山頂上(12:45)マイナス4度→西島(13:06)→見ノ越(13:35)1度
単独
登山口から登山口まで累積上昇高度903m
登山口から登山口まで累積下降高度888m(数字が大きすぎるよう)

1. 出発
 昨夜9時半に寝たら今朝4時過ぎに目覚め、うとうとして5時過ぎに起床。快晴で星空、月は西の空で輝く。薄い下ばきと冬用のズボン、長袖シャツとトックリ、黄色のダウン着用。水分1500mlsoyjoy三本、小羊羹三個、ぜんざい二個を持ち徳島脇町で朝食用のムスビと五個入りの助六寿司を購入した。穴吹橋が6度、東の空が赤くなってきだした。R438に入ったところで停車してムスビの朝食。
 剣橋は全く霜も雪もなく、一宇の道路上の温度計に気温の表示は無く今の時期らしくない。スキー場跡も雪はなく、夫婦池の手前になりやっと道が凍りだしてスタッドレスタイヤが効果を発揮した。池は凍結して、横の公衆トイレで用足し。R438の南面は雪が溶けてアスファルトが出ている。見ノ越駐車場には三台あったが人は見えず、これらは山登りではなさそう。見ノ越駐車場のアスファルトは溶けた雪が透明に凍り付いて危険。

2.次郎笈峠まで
 赤いスパッツ、薄手の手袋、ストック一本、アイゼンはリュックへカメラは胸のケースに入れ8時40分登山口を出発し、木の階段道をリフトと交差するところまで上がった。少しづつ雪が出てきて標高1600m地点では数cmの深さ。西島駅の手前で霧氷が出現、右方に次郎笈さらに右方に三嶺が見え出した。
 西島ではマイナス3度、すぐに横道を取り次郎笈峠へ向かった。エビの尻尾は北に向かっていて、カエデらしい大木の幹にも霧氷が発達している。谷、尾根を何個か越えて峠が見え出した。塔ノ丸、丸笹山の南面では笹原の雪は溶けてしまい、北面でも低高度では霧氷はなし。峠まで1時間41分、北西の風が強く帽子の耳当てを下ろして耳を保護した。

3.次郎笈まで
 今日は誰も歩いていない縦走路を進んで、振り返ると僕の足跡は靴が外向きになって、がに股が分かる。三嶺への横道分岐を過ぎ登りにかかる。エビの尻尾は相当大きくて、強風でかなり落ちている。前衛峰に出て、南に方向転換するとすぐに次郎笈頂上で2時間13分かかり10時53分着。少しガスがかかっていて南に輝いている太平洋がらしいものが見え、この上空は快晴だが、三嶺天狗塚方面は北からどんどん雲が流れてくる。気温マイナス4度北西の風が強いが寝そべっていると太陽がもろに当たり暖かい。南面は笹の霧氷は溶け始め、木に着いたのは無事残り、北面では樹木も笹も霧氷がまだ残って写真には良い被写体だ。
 30分くらい頂上にいたが誰も来ず、昼食には少し早いのでぜんざいを一個食べてから剣山に向かった。

4.剣山、下山
 左からの風が強く唇の左半分が麻痺して動きにくい。次郎笈峠を越えた剣山への登りでは後ろから日が当たり結構温い。空腹で剣山に着くと、向こうから夫婦らしい二人連れがやってきた。木のベンチは氷結しているので、雲海荘の前で座り込み助六寿司の昼食にした。ここは風が当たらず、日がもろに当たり温く横になっていたら寝込んでしまっていた。
 時間も経ったので降りることにした。途中頂上ヒュッテの凍りついた寒暖計を見るとマイナス6度で僕のではマイナス4度。刀掛の松付近の霧氷は良かった。西島駅舎の屋根から溶けた雪水が落ちてきているが、木のベンチには氷結した雪が溶けずにあった。
 剣神社の少し上では木道に氷が付きよく滑るので気を付けていたが、滑ってしまった。神社の石階段でも滑った。立体駐車場手前で透明な氷でまた滑った。歩けないので座り込んでいるとそのまま滑って行った。1時35分帰着。

5.帰途
 夫婦池横で車で写真を撮りに来ている男性がカメラを手にあちこちしていたが、写真を撮るなら山に登ったほうが良い被写体がある。この付近ではまだ道路の氷結は残っているがすぐになくなり、やはりこの時期にしては氷が少ない。道路工事で途中20分間通行止めに会いその間に小用を足して帰った。県道10号のハローズの所で左折し見学してから帰宅。
 帰宅は5時13分で、今日は水分約400ml助六寿司四個ぜんざい一個を食べた。すぐにシャワーを浴び夕食。55.0kgから56.4kgへ。今日はなぜか下山時から頭痛がして変だったが食事をした頃からそれは治った。