山日記278番(11.01.19天狗塚1812m 快晴気温0度南風微風)
2011年1月8日(土)高松9.8/マイナス1.3徳島10.2/1.5
高松自宅(5:32)→琴平(6:20)37.9km→たからだの里(6:30)46.9km→猪鼻トンネル、マイナス3度→四国中央橋(6:57)0度→大歩危橋(7:28)88.5km→京上(8:06)109.3km→西山林道土捨て場(8:45)124.4km
土捨て場(15:48)→大歩危橋(16:55)35.4km→琴平(17:55)86.1km→高松自宅(19:22)126.3km
コースタイム
土捨て場(9:00)→天狗塚登山口(9:16)→(10:18)1476m峰(10:24)マイナス2度→北斜面マイナス6度→(11:59)天狗峠(12:54)0度→(13:30)天狗塚頂上(13:48) →(14:13)天狗峠(14:17)0度→(14:56)1476m峰(14:17)0度→登山口(15:28)→土捨て場(13:43)
登山口から登山口累積上昇高度905m 気圧感応性高度計による
1. 出発
昨夜Hoさんに天狗に行きませんかと電話したがHaさんが捕まらず、今日は辞退するとの返事。昨夕サティーでアルミのきつねうどん、シュークリーム、イナリ寿司三個を買っておいた。5時に起きると満天の星空で天気予報は当たり。長袖下着トックリ黄色のダウン、厚い下ばきと冬用のズボン着用、手袋は二つ、オーバージャッケト、アイゼンを持ちオーバーパンツ、ストックピッケル、スコップは車に積んだ。
暗くても結構車は多くて国道11号、32号は走りにくい。たからだの里まで58分、四国中央橋は気温0度で吉野川下流の空が赤く染まり日の出が近い。帰りには上流域の空が赤く染まっていた。
祖谷トンネル付近は霧氷が付き、それを超えると道端に雪が積まれていた。西祖谷道の駅でトイレ休憩。京上経由三嶺タクシーのところで右折し西山林道に入った。だんだん雪が出てきて土捨て場ですでに駐車している香川ナンバーの車の横に停めた。これより上はこの車では腹を擦りそう。準備していると高知のデリカが横を通って行った。この香川の人は三嶺から天狗塚までの予定だと想像したが、帰りの林道で偶然一緒になり伺うと、雪が多くて時間が足らず西熊山から尾根を下り林道に出たとのこと。16分間林道を歩き登山口に着いた。先ほどのデリカの数人が準備中で、先に行かせてもらった。
2.天狗峠まで
9時16分ストック一本で出発、古い踏跡がありそれに沿って登っていった。雪は凍結せず靴だけで登れこの付近ではピッケルも不要、時間がかかり1476m峰まで1時間2分、ここでぜんざいを食べアイゼンを着用した。随分歩きやすくなったが雪も深くなりピッケルが良い。北斜面はマイナス6度、オーバージャッケトを着ようと思ったがその内日が当たるようになったら温くなると思い着ず。この付近で霧氷が出だしたが太陽が当たる樹木の先のほうではこれが融けている。
急坂下の平坦部は明るい、トラロープは一部雪から出ているので、積雪はそれほど深くはなさそう。凍結はしていないがズルズル滑るのでストックでは体が保持しにくい。笹原に出ると右に真っ白の牛の背、左に西熊山、南からの太陽が眩しい。牛の背の斜面の霧氷の木々が飛び出したような模様を作っていた。
踏み跡が消え雪は深くなりかなり苦労する、峠の道標が見え出し2時間43分で到着。気温0度東の剣山次郎笈、西の石鎚山系がすぐそこに見え、太平洋がキラキラ輝いている、それほど空気が澄んでいる。南風で冬型天気ではない。すぐ天狗を目指したが踏み跡はなく雪が深く途中で引き返して、後続が来るのを待った。
なかなか来ないがやっと来た。その後六人のパーティも来た。ここで三嶺をバックにして謹賀新年の垂れ幕を持ち来年用の写真を撮ってもらった。女性が私も撮りたいというので幕を貸して上げた。
南風が強くなりガスの熱が逃げてなかなかきつねウドンが煮えず、生煮えで食べてしまった。
3.天狗塚頂上まで
一人が天狗へ向かっている後に続いて向かった。あとから団体で追ってきて総勢七人になり、ほとんど楽をさせてもらって天狗頂上に着いた。先に来ていた四人は峠西斜面の太陽の当たる所に座りこんで昼食をしている。
太平洋が金色に輝いている。頂上では写真係をして、何枚も各自のデジカメや銀塩カメラで団体写真を撮ってあげた。
4.下山
一足先に降り、上がってくる四人組みとすれ違い峠まで帰った。六人のパーティも追いついて来て、その女性がたぶん僕が大きいカメラで写真を撮っているのでHPを作っているのだと想像したらしく、HP持っているのですかと尋ねた。人に宣伝するほどのことでもないのだがといって、僕の四国の山日記の名刺を渡した。
また一足先に林道に向かって出発した。雪がクッションになり随分楽で、登山口まで1時間11分であった。
5.土捨て場まで
林道は雪、一部凍結していたのでアイゼンで歩いていると、後から猛烈な速さで単独男性が追いこして行った。すぐ趣深山さんだと分かった。間も無く土捨て場に着き、尋ねると雪が深くて時間が足らず西熊山から尾根を下って林道に降りたとのこと。その後六人のパーティも帰ってきたところで、先に車で出発した。
6.帰途
3時48分車で出発し、京上でアクエリアスを買い、大歩危橋、四国中央橋(気温5度)、琴平を経由し7時22分帰宅した。
摂取した水分500ml、きつねウドン、シュークリーム一個、ぜんざい一個を食べた。カロリーはかなりマイナス。体重54.6kg、夕食後55.6kg、雪焼けで顔が黒くなった。