山日記279番(11.01.22国見山1409m)
2011年1月22日(土)曇り後晴れマイナス4度高松9.1/3.1 徳島10.5/2.2
高松自宅((5:37)→琴平(6:28)37.9km→たからだの里(6:41)48.0km→四国中央橋(7:12)63.1km→大歩危橋(7:46)89.2km→林道の上の登山口(8:17)102.0km
登山口(12:13)→大歩危橋(12:46)12.2km→四国中央橋(13:14)38.4km7度→琴平(13:45)62.9km→高松自宅(14:46)100.7km
コースタイム
登山口(8:47)→防火帯終わり(9:47)マイナス4度→(10:16)頂上(10:50)マイナス3度→防火帯へ(11:12)→登山口(11:44)
登山口から登山口まで累積上昇高度418m
登山口から防火帯終点まで累積上昇高度320m
登山口から頂上まで累積上昇高度395m
1. 出発
今朝午前3時に目覚めてまた寝て目覚ましで午前5時10分起床、快晴でそれほど寒くない。水分は1000ml、シュークリーム一個、ぜんざい二個を持ち徳島三好市のローソンでイナリ寿司三個を朝食用に購入、アルミのきつねウドンとガス一式を持った。
たからだの里でトイレ休憩。暗くても車が多く、猪鼻峠で大型トレーラーが道を譲ってくれたがイナリ寿司を買っているうちに追い越され、その後は国道32号を後をついてゆっくり走った。祖谷トンネル前の昔の料金所は道脇に雪が除けられていてそこから右へ入り林道へ侵入した。だんだん雪が深くなったが除雪は完全で、轍もありスタッドレスタイヤで難なく走れた。
後ろから見たことあるトヨタRushのような車が追ってくるので、ひょっとしたらロクベエさんかなと思っていた。おうどう峠の登山口にはまだ車はなく、上まで行けそうであったのでそのまま進み上の登山口に着いた。すぐ後から来ていた人はてんきちさんであった。彼が言うには香川のPajero ioが前を走っていたのでひょっとしたらあの人かなと思っていたと。
ここでイナリ寿司三個の朝食をし、林道の向こうのほうへ行って雪の中に入り込んで・・・。
2.頂上まで
水分1000mlガス一式きつねウドンアイゼンをリュックに入れ、重いいつものカメラを前にぶら下げてストック一本で出発した。コンクリート階段は完全に雪の下、雪が深く枝が雪の重みで下がり頭を擦りそうなところ過ぎて防火帯に入った。青空は全くなく、全くきれいでない。その内霧氷がでてきたが、積んだ雪も多く見栄えなし。
防火帯の終わり、尾根道への入り口までちょうど一時間、累積上昇高度は320mで気温はここでマイナス4度。霧氷と積雪の合体で灰色の空ではきれいさはもう一つ。避難小屋を過ぎてすぐ右折し、急な坂をストック一本で滑りながらやっと登り頂上に着いた。
3.頂上
登山口にすでにあった車の男性とてんきちさんが風景を撮影中であった。周辺の木に霧氷は多く付いているがガスばかりで全く見栄えがしない。その内ガスが切れ始め青空になり、霧氷と青空の組み合わせが際立ってきた。剣山方面はガスばかり、徳島道の池田湖にかかる橋もほんの少しの間見えただけ。
高知の人も上がってきて、缶ビールを飲んでいたようだ。後でリュックの中が見えたが確かに缶ビールがあった。二年前の1月24日に比べたら随分雪は少ない。
4.下山
下りはアイゼンが必要で、頂上で装着してから急坂をおりた。だんだん天気が良くなり、登ってくる人も増えてきて、登山道はますます踏み固められてきた。日が桧の植林帯のなかまで差し込み、雪と葉の緑と日光がきれいになってきた。
いつもの携帯電話にふっと注意が行ったが、今日は記憶にない。三好市のコンビニで落としたか、家に忘れてきたか、車に残してきたかはっきりしないが山で落としたはずはなかった。下山には54分、下の登山口から歩いて上がってきている人がいた。
すっかり快晴になり、林道を少し下ると剣山から牛の背までがきれいに見えた。
僕の携帯で家に電話すると玄関の靴箱の上に例の携帯は忘れていた。
てんきちさんがすぐに車で出発しそうであったので、僕はウドンを食べてから帰ると挨拶して分かれた。車のドアを開放にして中でうどんを煮ていると、アルミのそこから汁が垂れてきたので、チタンのコッヘルに移し替えた。
5.帰途
車で12時13分出発、すっかり快晴になり剣山から牛の背まで見ながら林道を下り、おうどう峠に車が三台ある横を通り、旧料金所も過ぎて大歩危橋も越えてR32を順調に走り、四国中央橋は7度まだ車は多くない琴平高松市内を通過して我が家に帰った。帰宅は14時46分。
山行中に摂ったのはぜんざい一個のみ、水分もガス一式、ウドンも重かっただけ。帰宅後体重は55.7kg夕食後56.4kg。少し顔が日に焼けた。車に付いた融雪剤を水で洗い流した。