山日記283番(11.04.17寒峰1605m気温14度快晴)
2011年4月17日(日)高松16.7/5.3徳島16.6/7.2
高松自宅(5:43) →琴平(6:30)37.2km3度→猪鼻峠(6:48)52.7km1度→四国中央橋(7:01)61.6km→大歩危橋(7:42)87.4km→西祖谷道の駅(7:58)95.1km→京上トンネル(8:19)108.1km→住吉神社(8:38)

住吉神社(13:49)→大歩危橋(14:40)→四国中央橋(15:27)17度→琴平(16:13)高松自宅(17:18)117.3km

コースタイム
住吉神社(8:53)→林道と交差(9:16)→尾根を南南西に登る(10:00)→尾根を西へ(10:14)→四等三角点(10:26)→(11:18)頂上(12:00)気温14度→四等三角点(12:40)→尾根下り終わり(12:55)→福寿草群生地(13:05)→住吉神社(13:41)

登山口から頂上まで累積上昇高度844m
登山口から登山口まで累積上昇酵素911m
単独

1.出発
 午前二時に花粉症の鼻水で目覚め、四時にまた目覚め五時十分に目覚まし時計の音で目覚めた。すでに明るい。長袖下着とトックリ、薄手の下ばきと夏用ズボンを履き、水分は1500mlsoyjoy二本チョコ一枚ぜんざい二個を持ち、後に徳島のサンクスで昼食用の助六寿司と朝飯用の焼きソバを買った。
 琴平、財田町のたからだの里を過ぎ猪鼻峠まで1時間5分、トンネルをでると気温は1度であった。サンクスの駐車場で焼きそばを食べて再び出発。大歩危橋まで約2時間。西祖谷道の駅ではトイレの掃除をしており、その中でトイレ休憩した。
 R439へ入り京上トンネルを越えて間もなく、八幡へとの道標があるところで左折し栗枝渡の集落を上がって行った。ここでは今が桜の満開の時期であった。登山口の住吉神社に着いたのが8時38分で高松から117.3km。すでに4台駐車中で、男性が一人神社で写真を撮っていた。少し向こうへ行って斜面を下りしゃがみこんで用足し。

2.頂上まで
 帽子を昨夜準備していたが持ってくるのを忘れてしまった。さて手ぬぐいか何かで代用できないかと、車中を家探ししている内に、上手くヘルメットを発見した。これを被っていこう。ストックは一本、アイゼンは持たず。高度計は788mにセットした。
 杉林の中は作業道が出来ていて、何回か登山道を横切って以前とはずいぶん様子が異なっていた。舗装された林道を横切ると登山道入り口との新しい道標がありそこから、また林の中に入って行った。鼻水が留めなく垂れてきて、それはカメラザックにかからないように手鼻をかんだ。
 40分ちょっと歩き福寿草の群生地に来ると予想外に花は多く、ほとんど満開で、絶好の被写体であった。今日は暑い、頭の汗がヘルメットのクッションに直接着くので、途中で脱いで手に持って登った。林の中ではヘルメットは不要。
 尾根を南南西に向かう急登では後ろから日が当たり、暑いが15分でやや平坦の尾根に移行した。広葉樹林帯ではまだ芽は出ていない。四等三角点1518mまで1時間半、付近はよく踏まれて多くの人が登っていることが分かる。今の時期は新緑も、紅葉もなく全く見栄えがしない。前寒峰の、雪が最後まで残るが今はすべて融けてしまっている南斜面をトラバースして寒峰との鞍部に来た。枯れたススキが倒れて、手前に雪が薄黒くなってわずかに残っている。向こうに見えているのは寒峰の手前の角。日がよく当たり地面は乾燥して歩きやすいので靴が汚れずよかった。

3.頂上
 頂上に着いたのが2時間25分後、累積上昇高度は844m、快晴で四人がくつろいでいた。気温14度日が当たり暑いくらい。春にしては視程がよく、剣山、次郎笈、三嶺、西熊山、天狗峠、天狗塚、牛の背はすぐそこに見え、西方の沓掛山と笹ヶ峰の吊尾根、石鎚山は霞の中にやっと見えた。北では阿讃山脈の大川山もよく見えた。
 助六寿司7個のうち5個食べぜんざいも一個食べ昼食は終わり。後から来た女性を彼女のオリンパスのミラーレスカメラで撮ってあげた。このカメラ、シャッターボタンを押してから実際にシャッターが切れるまでのタイムラグが相当大きいし、ファインダーがなく液晶を見ながら撮るので視野がよく分からなかった。良い天気で寝そべったり、風景を堪能したりですぐ時間が経ってしまった。

4.下山
 12時ちょうどに下山を始めたがまだ登ってくる人とすれ違う。日が長いから良いが冬だったらこの時間では危ない。3週間ぶりの山歩きで脚がどうかなと思っていたが下りでもちゃんと脚はもった。足先が靴の先に当たり痛むので、紐を足首で締め直したがきつすぎてくるぶしが痛み出しすぐにまた緩めた。順調に下っていると住吉神社への左分岐を見過ごし、集落の住居付近まで来てしまい引き返して神社に帰った。ちょうど単独男性も帰ってきた。車は全部で7台になっていた。

5.帰途
 13時49分車で出発。満開の桜を途中で撮りながら栗枝渡の集落を出てR439に入った。R32大歩危のサンクスには多くの車、二輪車が停まりレジには客が列をなしていた。ここでアイスコーンを買い立ち食いしてから再び出発。山肌は山桜の白色と新緑が混在して美しい。
 四国中央橋が17度、朝と比べるとずいぶん温い。たからだの里も相当の人出、猪肉の宣伝がある。自宅に着いたのは17時18分、3時間29分かかったのは途中で写真を撮ったり、休憩したりしたから。
 最近は車を降りると左の尻が痛くて歩きにくかったが今日は痛みはなく楽に歩けた。飲んだ水分は800ml、助六寿司とぜんざい一個、体重55.4kg、夕食後56.2kg。