山日記301番(矢筈山788m快晴0度微風)
2012年2月19日(日)高松7.8/-2.6
香川県さぬき市長尾町の四国霊場第88番札所大窪寺の駐車場へ駐車 大窪寺境内にある登山口から女体山経由で矢筈山まで往復した
高松自宅(9:07)→駐車場(10:02)32.5km
駐車場(13:41)→自宅(14:50)
コースタイム
登山口、境内(10:18)→林道と交差(11:08)→女体山766m→林道と交差(11:31)→(11:55)矢筈山(12:07)0度→大窪寺境内(13:00)
頂上まで累積上昇高度435m
頂上まで累積下降高度81m
単独
1. 出発
昨日は天皇陛下の冠動脈バイパス手術であった。目覚ましで5時過ぎに目を覚ましたがまた寝て、今度起きたら7時を過ぎていた。一面雪化粧で年に一回あるかないかの積雪量であった。曇っていたがだんだん晴れだしてこのまま家にいるのがもったいなくなり近くの矢筈山に行くことにした。水分は780ml、湯はなし板チョコ一枚ブドウパン一個、湯はないがカップラーメン一個チロルチョコ3個を持った。ジャケットはリュックに入れズームレンズもリュックへ。
県道10号は路面は雪は融けていたが前山ダムに近づくと路面は凍結しているところもあり夏タイヤでも走れそうであったがスタッドレスが安全。多和駐在所で左折すると路面にはしっかり雪が残り、ここからは夏タイヤは無理。大窪寺の駐車場は10cmの積雪でここには一台だけ自家用車が駐車していた。付近の山はすっかり雪を被っている。
2.女体山まで
ブドウパンを大口にかじりストック一本を持ちアイゼンは持たずスパッツはここで付けて歩き始めた。大きい観光バスが山門前に到着し団体の参拝者がたくさん出てきた。清めの水が流れ落ちてそれが凍りもりもりと盛り上がっているので撮影。
奥の院への道標が登山口になっているが、登山口との表示はない。かなり雪が積んで讃岐の山でこれほど積むのはめったにないこと。丸太で土止めをした階段道を上がっていくと踊り場のようなところがあり以前はここから大鳴門橋が見えたが今日は遠方が霞んで見えなかった。背中から日があたり結構暑くなり帽子に汗が染みてきた。林道近くなると向こうから鈴の音が聞こえだし、林道に出ると夫婦がいてこの靴で向こうまでいけるか雪は深いかと質問した。靴の中に雪が入るかもしれないが時間もかからないから行けるでしょうと返事した。女体山から北を見ると薄く屋島と八栗山が見えて、今日はやや霞んでいると思った。足跡があってだれか一人奥の林道からここまでやってきている。
3.矢筈山まで
女体山を縦走して向こうの坂を下るのはアイゼンがないためにやや難儀であった。向こうの林道からいよいよ矢筈山目指して急坂を登るが、先行者は靴とストックだけで登っており、おちこちで滑った跡が付いている。僕もよくすべり横の木をつかみながら上がって行った。西からの風がもろに当たり霧氷が発育していた。向こうから男性が一人でストックを持ち滑りながら下りてきすれ違いざまに見ると靴からズボンのすそまで雪まみれ、かなり苦労したよう。岩場は岩石がよくグリップの役をして全く危なげがなかった。最後の急坂もやはりずるずる滑りながらやっと登り頂上に着いた。
4.頂上
写真を撮りながら境内から1時間40分かかっている。標高788m、快晴で霧氷と積雪の混合、気温0度。カメラのautofocusが働かなくなり、いろいろ触っているうちにふと保護フィルターを見ると真ん中に水滴がついていた。これを拭くとちゃんとAFが働いた。真ん中は重要らしい。
5.下山
頂上したの坂が下りでは一番苦労するところであった。ずるずると滑り簡単に林道にでて、林道歩きを少しして再び登山道に入った。境内に向かって下っていると午前中にあった夫婦が向こうから上がってき、話をするとこれから前山ダムのところまで歩いて帰るそうだ。
上り口に帰ったのが13時丁度で付近には参拝者が列を作っていた。駐車場まで歩き荷物を置き、昼飯のために歩いて山門前の食堂に行った。ここの食堂だけが繁盛して客が多く他は寂れている。シッポクウドンを食べてから帰途についた。
6.帰途
かなり道の雪は融けてしぶきが多い。帰ってから車を水道で十分水洗いした。融雪剤はきっと撒いていただろう。夕食後56.2kg。