山日記305番(12.04.29一ノ森1879m気温20度)
2012年4月29日(日)高松23.5/12.5徳島25.0/12.9
徳島県美馬市木屋平の龍光寺から往復
一ヶ月ぶりの山歩き、4月8日左尻と大腿の痛みで歩けなくなってから初めての山歩き。
高松自宅(5:32)→穴吹R492へ→川井R438へ(7:48)76.5km→垢離取(8:07)89.0km→龍光寺(8:23)92.8km
龍光寺(13:47)→川井R492へ(14:47)16.9km→穴吹R193へ(15:36)46.4km→高松自宅(16:51)92.4km
コースタイム
龍光寺(8:30)22度 →(9:37)追分(9:55)20度→ヒュッテ(11:00)→(11:03)頂上(12:15)→追分(12:56)→龍光寺(13:34)
単独
登山口から頂上まで累積上昇高度758m
登山口から登山口まで累積下降高度755m
1.一ヶ月ぶりの山歩き
4月8日に左尻と大腿が痛みSandiego zooで歩けなくなって以来の山歩き。歩行困難時にリフトが使える次郎笈にするか人の少ない一ノ森にするか、結局一ノ森にした。
朝5時目覚ましで起き、長袖シャツトックリ夏用のズボン靴下は二枚着用。黄色いダウンはもたずカーディガンを持った。暑くなりそうで水分1700mlぜんざい一個チョコ一枚シュークリーム一個soyjoy三個と徳島脇町で買った五個入り助六寿司を持ち、朝飯は昨日買った大きいブドウパンと牛乳を持った。5時半は明るく太陽の光を受けると体がシャンとして、人間の活動は日の出から日の入りまでであることが実感できる。
県道10号はかなり混んで信号は赤がしっかり点灯する。清水峠経由脇町で助六寿司を調達し今日は穴吹で国道492号をとり穴吹川に沿い真っ直ぐ南へ向かった。朝日に映えて新緑が見事で写真を撮っているとすぐ時間が経ってしまう。木屋平の川上からは一ノ森から剣山までの稜線が見渡せた。垢離取で左折し橋を渡り林道に入り約4km走り龍光寺に着いた。徳島の軽四が一台のみでここは標高1000mちょっと、朝日が東から当たり暑い。以前あった簡易トイレは道端で転倒していたので林の中に入りこんだ。
2.追分まで
ストックは一本、カメラとカメラケースで2kg交換レンズが600g、リュックはこの冬のオスプレイの50Lをそのまま使う。高度計が1070mになっていたので高度補正せずそのまま測定開始にした。龍光寺の横を上っているうちにすでに呼吸が荒くなり、これは今日はしんどくなるなと想像したがその通りであった。すぐ上の広葉樹林帯では新緑が始まったばかりで、高木はまだ葉は出ていなかった。間もなく林道を横切り左側は檜林右側は広葉樹林帯になった。葉が出ていないので樹林帯と言っても随分明るい。
追分の下の鞍部は以前見事な紅葉があったところだが今日は苔がびっしり付いた倒れた大木を発見した。かなり乾いているが雨が降れば一気に発育しそう。
追分まで1時間20分、行場への道は崩落のため通行止めになっていた。チョコを食べ座り込んで休憩、やはり体力脚力低下は明らか。この付近ではやっと新緑が出始めた所で多くの木はまだ芽は膨らんでいない。
3.頂上まで
以後は褐色の木々が林立する登り道を上がり、見晴らしの良い所に出ると北に赤帽子山、やや左側に丸笹山が見えた。針葉樹林帯を上がり、笹原を緩徐に上がって行くと突然向こうに一ノ森頂上とヒュッテが見えた。この笹原の中の木は樹皮が鹿に相当食われている。ヒュッテ前の広場では10人位が食事中で、その横を通りすぐ頂上に向かった。
4.頂上
上昇標高差758m2時間半、気温は20度くらい快晴で風は涼しく西は次郎笈と剣山の間から三嶺が見える。リュックを枕にして寝そべっていると寝込んでしまい、そのうち写真を撮る人の声で目覚めた。助六寿司の食事をしてボンヤリしていると三人が来て写真を撮ってくださいというのでシャッターボタンを押してあげた。1時間の間に10数人の人が訪れた。一人の女性はリフトで上がり次郎笈に行きそれから剣山、一ノ森へ来たとのこと、あなたはどこから来たのかと聞くので龍光寺からだと返事し、またある男性は写真の閲覧画面にしたまま撮ろうとしレンズが出すに困っていたので、助っ人したりした。午前は晴れ午後になり曇ってくるとの天気予報は正確で空が霞んでき、またよく休んだので下山することにした。
5.下山
ヒュッテ前で笹原と白骨樹の写真を撮り本格的に下りだした。誰にも会わず休みなく歩き、右足の親指が痛くなりマメだと分かった。この靴でマメは初めて。1時間19分で龍光寺に帰ってきた。
6.帰途
朝あった徳島の軽四はまだあった。すぐ帰途に着いた。林道途中水の流れる崖に苔がびっしりついてる所を発見した。垢離取の山桜はほとんど終っていたが、白っぽい葉赤い葉緑の葉が入り乱れてきれいだったので過去に撮ったのと同じ場所でまた撮った。帰途は随分時間がかかった。
体重54.7kg夕食後56.8kg、久しぶりにビールを飲んだ。危惧した尻大腿の痛みは全くなく良かったが、脚は疲れた。