山日記306番(12.05.13 大滝山946m晴れ気温18度)
2012年5月13日(日)高松20.2/9.8
香川県高松市塩江町上西の大屋敷橋近くの苫尾口から大滝山へ
高松自宅(7:43)→内場ダム(8:41)→苫尾口(8:55)40.4km
苫尾口(13:53)→高松自宅(15:11)40.5km
コースタイム
苫尾口(9:02)→苫尾峠(9:59)14度→大生峠(11:10)→城ヶ丸(11:28)943m→ぶな峠(11:47)18度→頂上下まで(11:50)→大滝寺→ぶな峠(12:26) →大生峠(12:55)→大生口(13:23)県道歩き→苫尾口(13:41)17度
登山口から登山口まで累積上昇高度623m
登山口から登山口まで累積下降高度615m
登山口から頂上まで累積上昇高度567m
単独
1. 今日は山へ
 5時に目覚ましで起きると左の臀部大腿付近が痛く、予定していた西赤石山はむりだろうと思いそのまま又寝てしまった。今度は7時に目覚めて少しウオームアップすると痛みが軽くなりこれなら行けると思い出し、近場の大滝山へ新緑を見に行くことにした。朝食をいつものように食べ、半そでシャツとカッターシャツを着、カーディガンは持ち黄色いダウンは家に置いた。昨日リュックに入れた水分1500mlと間食のぜんざい一個羊羹5個チョコ一枚はそのまま、国道193号横のコンビニで買ったかしわ弁当を昼食とする。
 内場ダム周辺は新緑盛り、一内で左折して県道を上がって行くと途中子供の狸の轢死体があり、4km走り苫尾口近くの大屋敷橋に来た。キャンプ場でははやからテントを張りくつろいでいる人達がいた。道端の広くなって入るところに車を止め、出発準備。スパッツはなし手袋ストック一本を持った。

2.ブナ峠まで
 苫尾口から上がって行った。左脚で踏ん張ると力が入らなく、一瞬砕けそうになり左尻の奥が痛くなる。横道まで10分くらい歩いたがそこで今日は中止してこのまま帰るかこのまま頂上まで行くか思案し、結局行くことにした。歩いているうちに痛みはなくなったが脱力感は最後まで残った。新緑の中に橙色の花を付け、葉は三枚が輪状で樹皮は茶色高さは5-6mの木があちこちにあり帰って調べるとそれはオンツツジ(Rhododendron weyrichii)であった。落ち葉は踏まれて砕けていて、昨年の蝉の抜け殻や写真で見て格好は知っているが名は知らない小さい植物を発見しながら苫尾峠に着いた。標高差は302mで3月と同じく57分かかった。14度。
 
 ここから東に向かい階段道を進む。1時間経ったので縦走路にある木のベンチに座りぜんざいの間食、両側から枝が張ってきて葉が繁茂して阿讃縦走路が狭く感じられる。苫尾山を越え三本松も越えた。葉が多く日光が差し込んでこない。上を見ると全て新緑でカメラで撮ったがどのくらいきれいに撮れたか自信はない。上がり下がりが結構あり、城ヶ丸を越えると両側がブナ林となり間も無くブナ峠に着いた。苫尾口から2時間45分両側のブナは新緑真っ盛り。累積上昇高度567m。

3.大滝寺から下山
 大滝山へはここから数分、頂上へ行こうと思ったが道に大木が横たわりすぐそこに頂上が見えるがここで引き返した。南斜面を少し下り大滝寺へ下り南を見るとやや霞んだ向こうに吉野川平野と高越山が見え、剣山はもっと右(西)で樹木に邪魔されて見えなかった。ブナ峠近くの木ベンチ周辺は葉が茂り三月には広く明るく見えたが今日は暗く狭く見えた。リュックを下ろしベンチに座りコンビニで買ったカシワ弁当を食した。薄曇りになりあちこち写真を撮りながら帰っていると突然後ろから男性に急に出てきましたねと声を掛けられた。林の中へ写真を撮りに入っていたのだ。彼はズーと先に行ってしまったが、その後図面を広げて考え事をしている彼に追いついた。城ヶ丸に三角点ありますかと尋ねられたが、その時は記憶がハッキリしなかった。彼の図面には一等三角点が記載されていた。そういえば縦走路の徳島側に三角点があったことを思い出したが一等かどうかはわからなかった。彼は写真に撮らないかんと行って引き返した。彼は三角点の探訪者。
 
 今日会ったのは彼とブナ峠で香川側から上がって来た3-4人を見かけただけで、よい天気なのに人は少なかった。下山していると左脚の脱力感は感じなくなり、1時間で大生口に下り舗装した県道を18分歩き苫尾口に帰った。

4.帰途
 残りのカシワ弁当を食べてから車を出した。道端にあった狸の轢死体は片づけられていた。帰りは1時間18分、帰宅は15時11分。体重55.5kg食後56.4kg。夜は左脚が痛く力が入りにくかった。重症。