山日記308番(12.10.21 瓶ヶ森1896m 快晴)
2012年10月21日(日)
今年の5月以来2週間前の香川県屋島歩きに続いて高知県瓶ヶ森線の登山口から瓶ヶ森に登った。どのくらい歩けるかの試しとリハビリであった。疲れたが脚は快調であった。
高松自宅(5:30)→高松中央IC(5:42)→西条IC(6:57)→R194へ(7:13)→寒風山口(7:52)→登山口(9:01)165.1km
登山口(12:11)→寒風山口(14:00)17.6km→一の谷(14:18)25.1km→R11へ(14:39)46.5km→西条IC(14:57)53.9km→高松中央IC(16:26)158.7km→自宅(16:39)164.7km
コースタイム
登山口(9:07)→男山(9:48)→(10:04)女山(10:53)→登山口(11:55)
1. 久しぶりの山歩き
5時5分に目覚ましをセットしていたがなぜか3時前に目覚めてまた眠ってしまった。5時すぎに起床、外は暗い。久しぶりの山歩きで何を着たらよいか迷った。長袖シャツとトックリ、黄色いダウンを着、夏用ズボンを履いた。久しぶりに五本趾靴下を履いたが親趾に穴が開いたのしかなかった。昨夜CO-OPで買ったブドウパンと牛乳を朝食に持ち、チョコ羊羹soyjoyを間食に持ち、昼食は西条のローソンでイナリ寿司三個のパックを後で買った。
高松中央ICまでいつもどの道順で行っていたか忘れてしまい、道順を考えながら走った。時速80-85kmで走っているとほとんどの車に追い抜かれ、西条までに追い越したのは福山通運のトラックとポプラの字の入ったトラックの二台だけ。雲辺寺山が見える頃には阿讃山脈の東のほうが真っ赤になり日の出が近く、愛媛県に入ると空が白くなりすっかり夜が明けた。西条ICまで1時間30分もかかった。国道11号沿いのコンビニで昼食のイナリ寿司を買い、R194に入った。仕事用の携帯電話を見ると電源が切れており、それをonにすると充電して下さいとのコメントが出た。電池がなくて使い物にならない。一の谷で林道に入り、先行する車二台に先を行かせてもらい寒風山口に着いた。すでに車であふれていた。
瓶ヶ森林道に入り伊予富士登山口に来るとすでに登山者が準備中であった。この辺はまだ紅葉は5分くらい。空に全く雲はなく手箱山、筒上山、岩黒山、石鎚山はよく見えた。東には土佐湾らしい海が光って見えた。登山口まで途中車を停めて写真を撮ったり風景を眺めたりして3時間半、駐車場は1/3くらいはすでに埋まっていた。
2.山頂まで
茶は500mlだけ、カメラと三脚が重い。ここから登るのは初めて。少し行くと氷見二千石原と男山の分岐があり、そこで男山を目指した。登山路のすぐ左に写真でよく見る立派な白骨樹があり、笹原には踏跡が何本もあるが今はトラロープで進入禁止の措置が取られて石鎚山を背景にした写真は撮れないようになっている。この付近の紅葉はあまりきれいでない。
男山まで歩いて汗が出てきた。ふうふういう。寒暖計につけたゴムが木に引っかかり、パチーンと跳ね返り、寒暖計が三脚に当たりガラスが壊れてしまった。女山までは緩い登りで、この時間帯ではやから下山している人もいる。登山口から山頂まで57分、休んだり風景を見たりでかなり時間がかかった。山頂には多くの人がいて早い食事をしている人もいた。頂上から少し下で大型三脚をすえて写真撮影に真剣な男性がいた。
3.女山山頂、下山
標高1896m。石鎚山、岩黒山、筒上山、手箱山東方では沓掛山、笹ヶ峰その間の吊尾根、赤石山系、冠山、手前の寒風山がやや霞んだ中に見える。弥山のお宮、スキー場、西条市街も。イナリ寿司三個の早い昼食を食べた。
風景を堪能していると女性三人組みから写真を撮ってくれませんかと要請されて、快諾。下山した時に彼女らと再会し伺うと、岡山、広島、倉敷から来て昨日は石鎚山に登ったとのことであった。笹原の中の登山道からどんどん人が上がって来て、小学生はもちろん幼稚園の子供らしいのも来た。笹に日光が反射して笹原全体がキラキラ輝き、その氷見二千石原を写真を撮りながら下り1時間あまりで林道に着き、そこの休憩場で山頂で写真を撮った娘さん三人組みとまた会ったのだ。その内の一人にHPの名刺を忘れたので紙に僕の四国の山日記と書き渡すと名前何と言うんですかと尋ねられた。本名を名乗った。多くの人が食事をしており、椅子はすべて占められ僕は立ったまま羊羹を食べ茶を飲んだ。
4.帰途、瓶ガ森線
駐車場は満車以上の車が入り、林道の端にも駐車している。12時11分駐車場を出発したが林道に出るところではやから対向車が来て待ち合わせ。自動二輪車や自転車のロードレーサーを見かけたが、自転車で下から上がって来たのなら大したもの。車に積んで来たのならどう言うことはない。朝はそうでもなかったが日光が当たると紅葉が一段とさえてあちこちで写真を撮りながら寒風山口まで17.6kmを1時間50分かかった。この時間になってもまだ下から車がどんどん上がってくる。
寒風山登山口に岡山のバスが駐車中、自家用車もまだ一杯いる。車の列に従いいつもよりゆっくり走り、一の谷を過ぎ寒風山トンネルも抜け西条市でガソリンを入れてから高速道に入った。高速では時速80-90kmで走り全ての車に抜かれ、途中快晴で観光日和で賑わっている豊中SAに寄りソフトクリームを食べ小用をたした。大型の自動二輪が爆音をたてて走って行った。エンジンが横に飛び出したBMWの大型二輪は爆音はなく滑るように走っていった。高松中央ICが16時26分、登山口から4時間10分もかかった。
今日はリハビリ登山で脚は力は衰えていたが病気は大丈夫、次回はもっと歩けそう。