山日記311番(剣山1955m12.12.23(日))天皇誕生日
曇りのち快晴 のち曇り 気温マイナス7度 高松10.5/5.0 徳島12.2/5.4
平成24年12月23日一か月ぶりの山歩き、二週間前も剣山を目指したがその時はR438の第四ヘアピンの
上で雪が深くなり車の腹を擦りだして引き返した。今日は雪は少なく見ノ越まで何の苦もなく着いた。
高松自宅(5:51)→穴吹4度→R438へ(7:10)→長瀬橋4度→剣橋(7:42)→一宇1度→見ノ越(8:36)
96.3km
見ノ越(14:17)→一宇5.9度→R192(15:30)→清水峠4度→自宅(16:57)96.1km

コースタイム
登山口(9:01)マイナス4度→(9:50)西島(10:01)→刀掛の松(10:21)→頂上ヒュッテ(10:48)マイ
ナス7度→頂上(10:53)
頂上ヒュッテ(13:05)→西島(13:30)→登山口(14:03)0度
登山口から登山口まで累積上昇高度737m
登山口から登山口まで累積下降高度714m 気圧感応性高度計による

1.久しぶりの山歩き 見ノ越まで
 北日本山陰地方は大雪、朝起きると三日月がでて瀬戸内では晴れの模様。今日は湯を沸かして500ml
魔法瓶にいれ、茶は1280ml、小カップラーメン、チョコレレート多め、羊羹、soyjoy、シュークリームを
持ち昼食は徳島脇町のコンビニで助六寿司を購入する予定。
 
  一ヶ月前よりは寒いはずでオーバージャケットも準備した。アイゼンはリュックへ手袋も二つストック
は先のゴムを取り金属針をだして冬支度。ピッケルとスコップは一応車に積んだ。信号は赤信号が付く時
刻で順調に走れないが県道10号から南の山中に入ると車が少なくなった。清水峠を越え徳島脇町のコン
ビニで予定通り助六寿司を購入。朝食は昨日買ったブドウパンと牛乳を車を運転しながら食した。R438
へ入っても道路は濡れて霜もなく拍子抜け、空はだんだん曇ってきた。長瀬橋で気温4度、剣橋にも霜は
なく一宇の道路温度計がやっと1度であった。チラチラ見える山の尾根が白く霧氷が付いているのが分か
った、二週間前に引き返した第四ヘアピンにも全く雪はなし。スキー場付近から道路上に雪が見えだした
が最近の新雪のようで深さは数cm。
 
 夫婦池は完全に凍結して真っ白、ここでトイレ休憩した。R438の南面に出ると三嶺は完全にガスの中
でさらに行くと剣山次郎笈も全く見えなかった。見ノ越に着いたのが8時36分、二時間半かかった。立
体駐車場の地階にそのまま入り込み駐車した。二台が準備中であった。

2.頂上まで
 ジャケットを着てカメラは胸にぶら下げて出発した。男性がトイレを求めてリフト乗り場や駐車場トイ
レを探索していたがいずれも閉鎖中。駐車場のアスファルトに雪が薄く積りそれが凍結していているが普
通に歩いても滑ることはなかった。アスファルトに透明に凍りつくと猛烈に滑るのです。
 剣神社の寒暖計はマイナス4度。ここから始まる階段道は氷の上に新雪が薄く積みツルッと滑るので下
りは気を付けるべし。標高1600m地点は少量の雪、西島の少し下の石の階段道は凍りついているが石が
出ているので靴のグリップは良い。すぐに風景が開けたが次郎笈はガスに覆われて全く見えなかった。先
行する男性二人組が写真を撮っていて、彼らとは下山時にまた偶然一緒になった。西島まで約50分、や
はり時間がかかっている。あちこち写真を撮り休憩している二人組を後に登りだした。
 
 後ろから男女の三人組がもくもくと上がって来て僕を追い越して刀掛の松でリュックを下ろし休みだ
したが彼らとは後であうことはなかった。左に遠方のR439の崖崩れがよく見える。西からの風が強い。
 天気が回復し霧氷がきれいになり、あちこち写真を撮りながら上がって行った。二ノ森三の森の北斜面
も霧氷はきれい。頂上ヒュッテの寒暖計はマイナス6.5度くらいか。だれもいない頂上木道を頂上に向か
って歩いていたら、向こうから夫婦がやってきた。あの方たちだとすぐに分かった。今年の3月11日に
ここであった里山倶楽部四国編の管理人さんであった。暫時話し込みいろいろな方たちの噂話も聞かせて
頂いた。

3.頂上
 頂上まで二時間弱、僕の寒暖計では日が当たり気温マイナス4度で西風が強く雲が晴れて天気はだんだ
ん良くなってきた。塔の丸、丸笹山には少量雪が残り、南面には全く霧氷は付いていない。北斜面を少し
下ると一面霧氷の林があり、別世界のようになる。4-5人の団体がここを降りるとどこへ行きますかと聞
くので、西島と次郎笈峠間のトラバースに出ますと教えてあげた。
 テラスに座り込みカップラーメンと助六寿司を食べ、することもないのでツェルトを被り寝そべってい
ると快晴の太陽が当たり暖かくなってきた。真上を見ると真っ青であった。

4.下山
 二時間近く頂上にいて下山を始めた。快晴で西風は弱くなってかなり気温も上がってきたようであった。
まだ登ってくる男性とすれ違い、刀掛の松付近もアイゼンなしで滑りながら下りた。西島まで下りるとジ
ャケットがあつくろしく感じられたが脱ぐのも面倒で前を開けてそのまま下山した。午前中に西島であっ
た男性二人連れとまた会い、相前後して見ノ越に着いた。氷の上に新雪が積んだところはよく滑り3回尻
もちをついて見ノ越に着いた。剣神社の寒暖計は0度。
 やはり左の脚は力は十分だがに違和感がある。帰宅してからも脚を伸ばすと尻の奥が痛む。

5.帰途
 みるみる天気が悪化して剣山次郎笈三嶺が見えなくなった。一宇の寒暖計は5.9度、香川県清水峠が4
度で雨交じりの雪が降ってきだした。いつものように長尾道の駅でトイレ休憩して帰宅した。
 今日はカップラーメン助六寿司シュークリームチョコレートと沢山食べたたが水分は茶100ml位であ
った。夜寝ていても左の尻の奥が痛む。