山日記318番(女体山774m13.09.29(日))

2013年9月29日(日)晴れ後曇り 頂上気温20度 高松29.9/20.0
香川県さぬき市多和の四国霊場第88番札所大窪寺の駐車場へ駐車 大窪寺境内にある登山口から女体山ま
で往復した。一ヶ月半ぶりの山歩き、脚にきた。

高松自宅(8:14)→駐車場(9:01)
駐車場(12:15)→自宅(13:52)

コースタイム
登山口、境内(9:17)23度→林道と交差→(10:13)女体山774m(10:58)20度→林道→大窪寺境内(11:42)
全行程累積上昇高度358m
全行程累積下降高度361m 気圧感応性高度計による
単独

1.起床から大窪寺まで
 朝6時過ぎに起きると快晴であった。パソコンで剣山頂上のライブカメラを見ると完全にガスの中。今
日は時間があるので足慣らしにどこへ行こうかと考えながら朝食を食べた。近くの女体山かその少し奥の
矢筈山に決定。山歩きはお盆に剣山へ行って以来である。ポカリスエットとチョコレート、羊羹をリュッ
クにいれ、一応カッパとスパッツ、カーディガンも入れた。県道10号は結構車が走っていて思うように
走れないが大窪寺まで30kmちょっとだからあせる必要もない。
 大窪寺の駐車場に着いたのが9時過ぎ、ここには1台だけ先客がいた。

2.大窪寺境内
 駐車場から境内へ向かっていると赤い果物が木からぶら下がっていた。ザクロであった。子供の頃見て
以来何十年ぶりのこと。一応写真に撮った。この時間、境内には人はまだいなかった。石階段を登り登山
道に入るが、これは奥の院への通路にもなっていて登山口の表示は全くない。

3.女体山へ
 初めは石階段を登り、道はすぐに丸太で土止めをした階段道になる。この階段は延々と続く。しばらく
行くと視界が良くなり大窪寺門前の建物が見下ろせる。また行くと、出臍の様に小さい広場がありここか
ら東を見ると、鳴門の橋が見えるのであるが今日は霞んでそれは見えなかった。
 この道は四国の道をかねていて頻回に道標が出てくる。誰が掃除するのか、土にきれいに箒で掃いた跡
が残っている。1ヶ月半ぶりに歩くと脚の持久力が落ちているのがよく分かる。きれいに掃かれた尾根道
を行き、次に下ると林道に出た。ここから女体山まで坂道が100m。

4.女体山
 階段道を上がり、向こうに東屋が見えだして頂上に着いた。登り口の標高450mからここ774mまで56
分、一ヶ月半ぶりの山歩きで脚にきた。頂上と言っても林の中の小さい平地。後から男性が猛烈な速さで
追いついてきた。ここは視界が悪いのですぐ北に向かい20-30m行くと高松市街が見渡せる端に来た。晴
れ、屋島は北嶺と南嶺が重なって丸く見え、五剣山はその東(右)にあり、西(左に)振ると讃岐富士、
さらに西へ行くと琴平の象頭山が見える。サンポート高松の高層ビルも見える。
 東方からジェット音が聞こえたと思ったら目の前に飛行機が着陸態勢で高松空港に向かっていた。確か
に着陸時にはゆっくりゆっくり高度を下げていく。進入角3度というのが分かる。風に吹かれてポカリを
飲みチョコレートを食べて座って休んでいると、5-6人の団体が上がって来て、こんにちはと言った。

5.下山
 さっきまで晴れていたのに雲が出てきた。ここから矢筈山まですぐだが今日はこれまでとして帰ること
にした。急坂を矢筈山方面に下り、女体山を巻くように林道を歩いて四国の道に入り大窪寺へ向かった。
階段を下っていると右膝の外側が痛くなり、屈伸を繰り返して登山口に着いた。昼になり参拝者は随分多
くなっている。境内のベンチに座り眺めていると、次々と参拝者がやって来る。

6.帰途
 門前にある九十九庵は客で溢れているが少し離れた食堂は客が極端に少ない。車を出し順調に走り、途
中大規模セルフうどん店で昼食を済ませて帰宅した。翌日、膝の痛みは完全に治ったが両側のふくらはぎ
は痛みが増し歩くのに支障がある。