山日記319番(13.10.13次郎笈剣山)
平成25年10月13日(日)次郎笈剣山へ山歩きへ。快晴北東の強風、頂上気温8度。徳島24.0/15.3 高松24.4/13.5 左下肢に不安があるので見ノ越、西島間は往復ともリフトに乗った。

高松自宅(6:44)→清水峠(7:28)31.0km→穴吹15度→R438へ(8:07)→剣橋(8:39)79.7km→一宇10.8度→見ノ越(9:15)97.9km
見ノ越(14:05)→一宇18.8度→R192へ(15:16)39.9km→清水峠21度→高松自宅(16:42)95.6km

コースタイム
見ノ越(9:29)→西島(9:43)8度→次郎笈峠(10:19)→(10:57)次郎笈(11:27)10度→次郎笈峠(12:00)→(12:30)剣山頂上→西島(13:35)→見ノ越(13:56)
西島駅から西島駅まで累積上昇標高差594m
西島駅から西島駅まで累積下降標高差591m

1.家から見ノ越
 かなり朝は寒くなり昨夜窓を少し開けていたら午前2時に目が覚め、また寝てつぎに目覚めたのが6時20分頃。すぐパンと卵を焼き食べて出発。長袖の下着厚いカッターシャツを着用、黄色いダウンはリュックに入れた。羊羹二個チロルチョコ五個板チョコ一枚、茶250mlとポカリ500mlも入れた。快晴の予報だが合羽上下ツェルト手袋スパッツも入れた。今日は靴はAsoloで靴下は一枚、五本指ははかず。Lowaの靴は底を張り替えて以来まだ靴ひもを通していないので。
 
 朝遅いので県道10号は結構混んでいる。多和から清水峠へ行きR193へ入った。脇町のローソンで助六寿司を昼食用に購入、セブンイレブンは客が多くて売り切れであった。R192では少し大回りして貞光ゆうゆう館でトイレ休憩。ここには山登りの恰好をした人が何人もたむろしていた。
 R438に入り山中へ入るとすぐに先行する車に追いつく。四国外の車が多い。駐車場がすぐ一杯になるだろうから早く着きたい。一宇の道上の温度計は10.8度であった。塔の丸登山口には3-4台駐車していた。ここを過ぎてR438の南面に出ると向こうに見ノ越の第二駐車場が見えだし、それはもう満車のようであった。強引に第一駐車に向かうと運よく警備員が入れという。今一台出て行ったから空いているはずだと。一階で場所を探すと上手い具合に二台ぶん空いていた。家から2時間31分、97.9kmであった。

2.次郎笈まで
 素早く身づくろいしていつもの黄色いダウンジャケットを着、ストック一本カメラを持ってリフトの駅へ向かった。駅では5-6人が待っていたが次々席が回って来るのですぐに乗れた。リュックは胸に抱えて腰部ベルトはブラブラしないようにバックルを差し込むようにとの指示があった。9時43分リフトに乗り標高1420mから標高1750mの西島駅まで約15分、高度が増すと紅葉がきれいになりだした。
 
 西島駅では多くの人がいて、売店も開いている。いつもは尾根道を取るが今日は横道で次郎笈を目指す。すでに下山してきている人もいてすれ違いながらまず次郎笈峠を目指した。途中どこかの撮影クルーが大きい三脚を据えて風景や登山者を撮影していた。間もなく次郎笈が見えだした。北斜面では紅葉が進みつつあるがまだ最盛期とは言えない。今年は遅れているようだ。次郎笈峠まで36分。縦走路を通って次郎笈へ向かう。行く人帰る人で賑やかだ。南斜面や槍戸山の斜面は紅葉はほとんどない。
 北斜面の横道分岐に来るとそこで数人がたむろしていたが、その横を通り抜け急坂に取り着いた。歩きにくいところには土嚢を置いて坂を修復していた。ゆっくりと歩きまず前衛の峰に着くと西方の三嶺の向こうに石鎚山系が見事に現れた。ここからは緩い登り坂を歩いて頂上に着いた。

3.次郎笈頂上
 10時57分頂上に着いた。標高1930m西島からここまで1時間14分、気圧感応性高度計によると累積上昇標高差は295m、累積下降標高差は80m。北東の強風で立って写真が撮りにくい。風景を見る人食事をする人で混雑し、頂上標識の回りでみんなが記念写真を撮っているが、それは根元から折れているのだ。ここから三嶺の右(東)に笹ヶ峰、三嶺の左(西)に瓶が森、石鎚山が見える。三嶺を中心に左右に分かれるのは初めて知った。西斜面は紅葉が進んでいるようで、少し下のドウダンツツジが真っ赤になっていた。奥槍戸の家から登った人達が向こうで休んでいる。少し疲れたのでここで座り込んで助六寿司の昼食を食べた。

4.剣山まで
 30分間頂上にいて次は北東に見えている剣山に向かった。目的は剣山北斜面の紅葉を見るため。登ってきた急坂を団体に続いてゆっくり降り縦走路に出ると、道の両側で何人もが岩に腰かけて休んだり食事をしたりしている。西島との分岐まで来て写真を撮りつつ小休止した。これから最後の剣山頂上に向かう坂に取り着く。南からの日光を受け暑くなりダウンジャケットを脱ぎ下着とカッターシャツの二枚になった。あちこちで休んでいる人の中をゆっくり進んで30分かかって急坂を上りきり12時30分剣山頂上に着いた。ここは標高1955m、一等三角点があり頂上標識の周辺は人で一杯。笹原の保護のために木道がありそこ以外は歩いてはだめである。風が強くなり体が揺れる、寒くなり脱いだジャケットをまた着た。風が強くてベンチに座れず、みんなベンチの陰に座って食事している。
 
 阿讃山脈、吉野川平野がよく見えるが徳島平野は霞んで見えなかった。小豆島も空気が澄んでいれば見えるが今日はだめだった。宝蔵神社周辺は風が弱いのだろう、多くの人が座り込んで食事中、頂上ヒュッテは大混雑、ついでにそこの温度計は8度であった。ヒュッテの横にある石鎚神社ではお札を買う人が列をなしていた。一年中で今の時期が一番人が多い時期である。

5.下山
 紅葉を見るには尾根道より大剣道がよい。この付近の北斜面の紅葉は終りかけのようでかなり葉が落ちている。もう少し下るときれいであろうと予想した。どんどん下り御塔石に来ると、そこから見上げた斜面は紅葉真っ盛りで見事、その中に白い石灰岩も目立っていた。多くの人が写真撮影に没頭していた。しかしここでは赤い紅葉が少ないと感じた。御塔石の基部にある神社にも人がたむろしていた。
 
 高度を下げると紅葉はまだまだで間もなく西島に着いた。西島から西島までの累積上昇標高差は594m、累積下降標高差は591mであった。やはり混雑しており、店前のベンチで客が並んでソフトクリームを食べていた。ここでポカリスエットを飲んで休憩し、ストックをリュックに固定しカメラもバッグに入れリフトに乗る準備をした。待ち時間なくリフトに乗り1時56分見ノ越に着いた。朝はなかったバスが8台あり、自家用車はかなり少なくなっていた。みやげ物店は、いつもは端のほうにあるために閑散としている店も含めて大繁盛の様子。

6.帰途
 駐車場の端にあるトイレで小用をたし、2時5分帰途に着いた。R438の道端に延々と路上駐車している。この時刻になってもまだ下から車がどんどん上がってくる。それも四国外の車が多い。列をなしてR438を下るのでいつもの様に機敏に走れない。なぜか大型のダンプが二台も上がってきて10数台の車が延々と待たされた。
 貞光川上流域ではまだ紅葉になっていない。R192に合流したのが3時16分、脇町の道端の温度計は25度、清水峠では21度であった。県道10号は混んでいて自宅に着いたのは4時42分。今日摂った水分は500ml、助六寿司6個とチョコ少々。県道10号に出た時に電話すると太志が出て、もう来とんで、おじいちゃん何しょーんと聞く。