山日記322番(女体山774m 14.02.09(日))
平成24年2月9日(日)一ヶ月ぶりの山歩きに女体山へ行った。昨日は大雪であったが今日は気温も上がりお日様も出ている。香川県さぬき市多和の四国霊場第88番札所大窪寺の境内に登山口がある。が、特に登山口の標識はない。
高松自宅(8:41)→大窪寺(9:35)32.1km
大窪時(13:20)→うどんの昼食→自宅(14:49)32.5km
コースタイム
大窪時登山口(10:05)4度→(11:20)女体山(12:05)マイナス1度→大窪寺(12:55)

1. 出発、大窪寺まで
 今日は初めから遠くへ行く気はなかった。普通に起きて卵二つを目玉焼きにして朝食を食べ、外を見ていると天気が良くなってきたので女体山へ行くことにした。靴下は一枚、薄めのタイツと、上は長袖下着、トックリシャツ、黄色いダウンウエアを着た。カメラとレンズ3本も持った。三脚は車に積んでいる。食べ物はチョコレート二枚、チロルチョコ4個、羊羹2個、茶320mlだけ。
 県道10号から右折して県道3号に入り南下。多和駐在所のところで左折して国道377号に入る。雪の積んだ道を走りと大窪寺の駐車場に到着。雪が凍ってバリバリいう。車が一台だけ停まっていて、そこへすぐ男性がやってきた。話を伺うと四国88箇所参りの結願だそうだ。車は松本ナンバー、随分遠い所から来ている。いつも北アルプスを見ているのでアルプスなどどうと言うことはないそうだ。これから高速道で帰るとのこと。僕の四国の山日記の名刺をずーずーしく渡した。

2.頂上まで
 スパッツを付けストック1本を持ち歩き出した。大窪寺の境内へ入ると朝日を受けて樹木に積んだ雪がバサバサ落ちてきて帽子もダウンジャケットもすぐびしょ濡れになった。急いでオーバージャケットを取り出して、ダウンを脱ぎ着用。10時5分階段を上がりだした。ここは標高450m。雪は積んでいるが階段は形を成している。上から相変わらず雪がバサバサ落ちてくるのでカメラのレンズにすぐ水滴が付いてしまう。
 猪が登山道を横切っているところが二ヵ所あった。誰も歩いていないが積雪はくるぶしのところくらいで深くはない。登り一辺倒でやっと下りになり、少しいくと林道に出た。ここではベンチに雪が積んでいて、その深さは約25cm、高度が増し雪は深くなっている。空は真っ青でジェット機が二機、西から東に向かって飛んでいるが、高度が全く違う。国内線と国際線の違いか。ここから登り100mで女体山頂上に着く。
 坂道の周りは見事な霧氷、讃岐の里山でこんなに見事な霧氷が見られるとは意外。1時間15分かかって頂上に着いた。標高776m。

3.頂上
 11時20分、晴れ気温マイナス1度、ほぼ無風、頂上から20m北に行くと讃岐平野が見える。昨日の雪が残り白い、鬼が島(女木島)、屋島、五剣山、高速道路(高松道)、さらにサンポート高松の高層ビルも。霧氷は北側に向かって発育しているので昨夜は北風だったらしい。それが融けてまた凍りつき木の芽を覆って全体が光っている。あれこれ写真を撮っているとすぐ時間がたってしまった。手袋を脱いでいてもこの気温では凍えてしまうことはない。望遠ズーム、マイクロニコール、広角ズーム3本のレンズが役に立つ。

4.下山
 12時5分下山。東屋周辺にはいろいろな看板があって見苦しい。坂道を下り林道を横切り、大窪寺目指して下るだけ。朝日があたり雪が溶けかけて、土が出ている所も出現。50分で登山口に帰った。今日は雪のためか寺の参拝者は少ない。すると三脚にカメラを付けた女性が、向こうから来たんですか、雪は深かったですかと質問する。昨日は彼女ここから女体山を目指したが途中で帰って来たそうだ。境内にはカエデがたくさんあるが冬は全くさえない。やはり紅葉でないと。

5.帰途
 13時20分車を出した。国道、県道は融雪剤を撒いているらしく、雪氷は全くない。途中セルフのうどん屋により昼食を食べて帰宅した。
 今日は1か月ぶりの山歩きであった。翌日朝は下腿三頭筋の違和感があり、その夕方には痛くなり歩きにくくなり翌々日には少し軽快した。歩く力が落ちてしまった。