山日記325番(14.07.20剣山)
曇り気温20度 高松32.3/24.4 徳島31.5/22.4
平成26年7月20日(日)久しぶりの山歩き。高くて登りやすくて涼しいところは剣山。登り口は徳島県みよし市見ノ越。出発が遅かったのですでに無料駐車場は満車で、土産物店の私有地に駐車、その店で買い物をして下さいとの指示があった。登山口は20度、頂上も20度、下山時も20度であった。夏休み初日でものすごい登山者で、且つ今日はお祭りの日であり、登山道は人で溢れていた。

松自宅(6:25)→清水峠(7:11)30.5km→R438へ(7:45)55.2km→長瀬橋23度→剣橋(8:18)→一宇桑平20.1度→見ノ越(8:55)95.2kmk
見ノ越(14:30)→剣橋(15:13)18.2km→R192へ(40.0km)→31度→清水峠(16:23) →自宅(17:17)95.1km

コースタイム
見ノ越(9:15)→(10:01)西島(10:14)→頂上ヒュッテ(10:52)→(11:30)頂上(13:06)→(13:34)西島(13:42)→登山口(14:13) 20度
累積上昇566m
累積下降555m

1.見ノ越まで
 昨夜からリュックの準備をしていた。起きたのが6時過ぎ。朝食を素早くして、凍ったアクエリアスと冷やしたシュークリーム、ゼリー飲料を簡易保冷袋に入れた。多に水分は1000ml。昼食は徳島脇町のいつものコンビニで助六寿司を購入予定。リュックは10kg位になりそう。カメラ、レンズ3本が結構重い。
 6時25分に家を出ると、結構道は混んでいる。多和に至るまでに、動物の轢死体を二つも見た。四足で黒茶色の毛、太い尻尾の動物。狸か?予定通り脇町で助六寿司を購入した。407円でいままでの最高価格。R438に入ると車の列でやはり夏休みの影響だと思った。見ノ越に至るR438の側溝は部分的に工事が進んで、閉鎖され新しいコンクリートで固められていた。冬場の脱輪が減りそう。
 見ノ越駐車場の入口で係員が、もう上は満車で入れません、下に2km行くと駐車場があるがここの私有地でも止められます、と言った。その代りこの食堂で食事をするか買い物をして下さいとも。路上駐車も気が引けたので勧められるままにそこに駐車した。

2.ヒュッテまで
 ほとんどの人は駐車場奥のリフトへ向かっていて、剣神社の階段口の登山道へ向かう人は今はいなかった。一人でコンクリートの階段を延々と登り、次に丸太で土止めをした登山道に入った。大きい木々に囲まれて、ガスがかかり気温はここで18度。涼しく感じる。西島手前の樹林帯を抜けるところの石の階段道で後ろから来る団体に追い越されて、西島に着いた。次郎笈、三嶺は頂上は雲に隠れていた。ここの店はこの時期まだ開店していない。リフトを降りた人は大体尾根道を通って上がって行っき、大剣道へ行く人は少ない。今日はここでベンチに座り休憩をして、ゼリー飲料(180Kcal)を食べた。体力が落ちている。
 3-4歳の女の子と両親を追い越し、刀掛の松まで来て休んでいると、下からさっきの子どもが母親に背負われて上がって来た。聞いたことのある歌を繰り返して歌っている。お弁当箱の歌であった。穴の開いたレンコンさん、ニンジンさんなど。老人二人が、今日は祭りで餅投げがあると言いながら上がっているので、何時からですかと聞くと1時からとの返事。それは餅拾いしなければと思った。
 ヒュッテに着くと広場に神輿があり周囲は大変な人だかりであった。これから笹原を上がり頂上まで神輿を担いで行く。テラスの東をまわりいつもは入れない笹原を頂上目指して進んでいった。頂上の木道も周囲の笹原も人ばかり。神輿はまもなく帰って行った。

3.頂上
 頂上は20度、霧がかかり時々パラパラと小雨。次郎笈も塔の丸も見えない。ベンチに腰かけて助六寿司を食べていると、周りに数人集まり立ったまま食事をしだしたので、素早く助六を食べてベンチを空けてあげた。西のテラス周辺で神事が行われ、東のテラスでは多くの人が食事をしてくつろいでいる。
 1時近くになったので餅拾いに出動。リュックとストックはフェンス際に置き、買い物レジ袋を持ち、カメラは首にかけて行った。神主さんからお祓いを受けて餅投げが始めった。飛んできた餅3個は右手のシングルハンドキャッチ、後6個は笹原に転がっているのをゲットした。近くの人は袋を広げて一度に大量に取っていたがこれは不公平で、自分の手で取るようにしないと。袋や網は禁じ手にするように。多くの人が餅投げが終わると一斉に下山しだした。

4.下山
 大剣道を下る人と尾根道を下る人数は同じくらいで、ともに列をなしている。本当に老若男女の集合である。刀掛の松の少し上で白装束の、年齢は70代後半らしい男性が下り道で転んだ。怪我はなさそうですぐ手助けを受けて立ち上がった。後ろの若い男性に今日は大変な日に来ましたねと言うと、親父の付き添いで来ましたとの返事。西島でベンチに座り冷たいシュークリームを食べ、半分融けたアクエリアスを飲み休憩。この時間でもまだリフトで多くの人が上がって来る。また列をなして下り始めた。大きなリュックを背負って上がって来る人は明日三嶺まで縦走かも。1600m地点で子供を背負った夫婦と、歩いている子供の四人組とすれ違い。子どもの写真を撮らせてもらった。明日は石鎚山へ登るそうだ。剣神社の階段道を子どもが走るように追い越して行ったので、父親に聞くと小学3年生だとのこと。
 登山口に着いたのが2時13分、頂上から1時間弱で気温20度、涼しい。四国交通の空バスが上がって来た。団体を回収にきたのだろう。土産物店で何か買わないといけない。特に欲しいものもないので350mlの缶ビールを買った。

5.帰途
 土小屋の無料駐車場を見てまわると、この時間では所々に駐車場が空いているが、まだ上がって来る車もあった。2時半帰途についた。国道438号沿いに延々と道端駐車がある。下る車も列をなし、上がってくる大型バス二台と対向するのに延々と時間待ち。高度が下がるほどに熱気を感じて、いつものように素早く走れずやっと国道192号に着いた。穴吹が31度、清水峠が29度、多和に入ると幾分涼しくなり、長尾道の駅でトイレ休憩、平野になると突然暑くなり、県道10号では西日をもろに受けて走った。帰宅は5時17分。翌日には下肢筋肉痛あり。背を反ると左尻奥が痛む。