山日記326番(14.08.13次郎笈1930m)
晴れ頂上気温高め 高松30.1/24.1 徳島30.2/22.9
平成26年8月13日(水)3週間ぶりの山歩き。先日の台風11号以来天気がすっきりしない。明日は今日より明らかに天気が悪そう。久しぶりに次郎笈へ。登り口は徳島県みよし市見ノ越。
松自宅(6:52)→清水峠(7:40)30.5km→脇町25度→R438へ55.3km→長瀬橋24度→剣橋(8:47)77.2km→一宇桑平20.5度→見ノ越(9:24)95.3km
見ノ越(15:19)→一宇27.0度→剣橋(15:55)18.1km→長瀬橋30度→R192へ(16:30)39.9km→穴吹29度→清水峠(17:06) 64.8km→自宅(18:04)95.1km

コースタイム
見ノ越(9:38)20度→(10:38)西島(10:48)22度→縦走路へ(11:27)→(12:06)頂上(13:09)→次郎笈峠(13:38)→(14:19)西島(14:32)→樹林帯23度→登山口(15:07) 24度
累積上昇631m
累積下降632m

1.見ノ越まで
 このお盆の内に一度山登りの予定。明日明後日は山の天気は悪そうで今日行くことに。急いでパン卵コーヒーの朝食を済ませ、凍らせたアクエリアス、バナナゼリー、シュークリームを簡易保冷バッグに入れ、ポカリスエット500ml、茶750mlをリュックに入れた。レンズ3本とカメラ。リュックは10kg位。出発したが携帯電話を忘れて取りに帰り10分遅れて、改めて出発。県道10号沿いでガソリンを補給。香川県は曇っていたが徳島はまあまあ天気は良さそう。脇町のコンビニでいつもの助六寿司を購入、395円であったが、昼に食べてみるとイナリ寿司は以前よりも相当小さくなっていた。国道438号は夏休み初日の先月20日よりは空いていたが、車の往来はかなりあった。見ノ越の平面と、立体駐車場の一階は満車で、二階に駐車した。

2.次郎笈頂上まで
 剣神社の階段口の登山口まで行かずに、20m位手前でコンクリート斜面を登り階段道に合流した。登山道に入ると木の葉、小枝が一面に散らばって先週の台風11号の強風が窺えた。木の葉の匂いが漂っているのだ。少し上がると下りてきた単独男性が、道が崩れて危ないのでリフト下のトンネルを越えて右の道を行ったほうが安全ですと忠告してくれた。彼は大きい三脚を背中にしょっていたので、撮影ですかと聞くと、キレンゲショーマです、と答えた。
 リフト下のトンネルを抜けてすぐ右の道を選んだ。道は雨水で洗われて石がゴツゴツ転がり、小枝や葉が大量に落ちて、台風の影響を残している。祖谷川源流の谷の碑があり、水量が多くゴーゴーと流れている。台風がなければこんなに水は多くない。尾根をグルリと回ると次郎笈が見えだし、枯れた大木が切り倒されていた。年輪100本で厚さが12-13cm位だから木の年齢は400-500年程度。いつもの道に合流するとそこでは数人の女性が座り込んで談笑中で、北アルプスを話題にしていた。
 
 西島駅まで1時間。店は閉鎖中で、ベンチに座りバナナゼリーを食べて栄養補給。人はパラパラ。次郎笈を目指して横道を選んだ。あちこちで道を補修している。やはり先週の台風の被害があったよう。動力ノコギリの音がすると思ったら石灰岩地帯の向こうで太い丸太を何本か渡して崩れた道を補修中であった。谷側にパイプを打ち込んで土止めをして小石を詰める作業をあちこちで終了している。
 次郎笈峠まで1時間50分くらい、ずい分時間がかかっている。縦走路には点々と人影がみえる。山の斜面は完全に笹で覆われて真緑になっている。曇りで薄日が射しているので縦走路は暑く、最後の登りはきつかった。前衛峰に出ると西方ではやや霞んだ中に三嶺も雲を被ることなく見えた。手前の丸石、向こうの高ノ瀬も真緑でやはり霞んでいる。

3.次郎笈頂上
 2時間28分かかって頂上着。薄曇りで風は弱く、気温は日が当たるところで30度。たまに風が来て冷たく感じる。頂上標識は新しくなっていた。頂上は三好市東祖谷と那賀郡那賀町の境界にあり標高は1930m。上向きになり寝そべっているとじりじりと日に焼けてくるのが分かる。助六寿司を食べ水分を摂り休憩。次々と登山者が上がって来るが、年寄りは少なく結構女性が多い。少数南に見える人達は奥槍戸の家から上がってきた人だろう。

4.下山
 13時9分下山。縦走路でアベックを追い越すと。それは頂上で見た二人連れであった。女性は短パンでタイツ、レンズ交換ミラーレスのニコン1を2台首から下げていた。山ガールで撮りガール。僕のカメラを渡すと手慣れた様子で写真を撮ってくれた。今日は剣山には行かず、次郎笈峠から横道を取り西島へ向かった。来た道の逆。
 西島駅でシュークリームを食べていると孫と祖父の一家が尾根道から下りてきた。孫がじいちゃんリフトこっちやと言うと祖父が歩くんやと言って休みなく下って行った。下りも尾根の回り道、35分で登山口に着いた。樹林帯で気温23度、登山口で24度。

5.帰途
 見ノ越の駐車場は車が少なくなっていた。R438を下っているとまだ上がって来る車がいる。四国外の車も結構目につく。一宇の道路上の温度計は27度、長瀬橋で30度、意外に高温であった。穴吹が29度。脇町のコンビニでアイスキャンデーを買い食べながら運転して帰った。今日は暑かった。久しぶりの山歩きであったが、翌日翌々日の下肢筋肉痛はなかった。