山日記330番(14.12.30剣山)
晴れ気温-6度 強風 高松(13.1/3.1) 徳島(13.7/2.7)
平成26年12月30日(火)徳島県東祖谷の剣山へ今季初の雪山歩きに行った。昨日は雪だったらしく、明日は低気圧が近づいて天気は悪化する予報、今日は雪山歩きには良い天気であった。
高松自宅(5:47)→清水峠(6:32)30.7km→脇町2度→R192へ(6:56)46.1km→R438へ(7:06)55.6km→長瀬橋2度→剣橋(7:39)77.6km→1.2度→見ノ越(8:29)96.0km

見ノ越(13:51)→6.0度→剣橋(14:37)18.2km→9度→R192へ(15:10)40.0km→R193へ(15:40)51.21km 12度→清水峠(15:40)65.0km 10度→自宅(16:31)95.5km

コースタイム
見ノ越(8:48)−4度→(9:55)西島(10:04)―5度→(11:24)頂上(12:20)−6度→(12:58)西島(13:02)→見ノ越(13:39)0度

1.見ノ越まで
 昨夜9時半に寝たら今朝3時半に目覚め、また寝て今度目覚めたら5時であった。湯を500ml魔法瓶に入れ、朝食用にパンを1枚半焼きジャムを付けラップに包み、牛乳はコンビニで買う予定。靴下は二枚、厚手のタイツと長袖下着、いつものトックリ、黄色いダウンを着用。手袋は二着、オーバージャケットはリュックへ。チョコ二枚、羊羹3個、soyjoy1個、茶870mlもリュックへ。茶は多すぎた。三脚、一脚、レンズ、カメラも車に積んだ。今季初の雪山でスコップ、牽引ロープ、ピッケルも積んでいる。
 5時47分出発、県道10号沿いのコンビニで牛乳購入、脇町で助六寿司410円購入。赤信号点滅の時刻は過ぎて、結構車が多い。剣山方面は完全に雲がかかっている。脇町は2度。
 R438に入ると後ろから軽四が二台着いてきていたので先に行かせてあげた。一宇橋を越えると道横に雪の山が見られるようになった。長瀬橋が2度、一宇の道路上温度計が1.2度。葛籠堂を越えると路面に雪が見えだし、第一ヘアピンを越えると路面がほぼ全面雪に覆われ出した。除雪は完全で道端には高く雪が積まれていた。夫婦池手前でまだ霧氷はなし。南面に出ると途端に道の雪は少なくなり、三嶺、剣山はガスに覆われていた。
 見ノ越駐車場が完全に雪に覆われ、トンネル前まで道が除雪されているだけ。ここに駐車した。すでに徳島の軽四の男性が準備中であった。スノーシュー要りますかねと問われたので、アイゼンで行けるでしょうと答えた。

2.西島まで
 ピッケル、スノシューは持たず、ストック一本、アイゼンはリュック、カメラ、レンズは二本もち、一脚も持たず。その男性に続いて8時48分出発した。剣神社の寒暖計はー4度。その男性が今日既に2-3人登ってますよと言った。樹林帯は無音でストックを突く音と自分のザザという靴音だけ。たまに上空の飛行機の音が聞こえる。新しい雪に今日のアイゼンの跡が付いている。西島まで1時間7分。晴れだし剣山の頂上がやっと見えるようになった。−5度で風が強い、ジャケットを着てアイゼンを着用。二人下りてきて、先ほどの男が上がって来た。二人はガスばかりで何も見えなかったと言った。上には二人いると言ったが、後でそれはブログを見て徳島市の夫婦だと分かった。そのうち男女二人が上がって来た。後で彼らは熊本から来たとうかがった。

3.頂上
 西風が強い。刀掛の松で祠、道標が埋まるくらいの深さ。ガスが晴れて眩しくなり、霧氷がきれい。途中で尾根を直登して雲海荘を目指す。笹の上を歩いているが、雪が固く踏み抜かないのはラッキー。霧氷の中を上がり大剣道を横切って、雲海荘横にでた。後は木道を歩いて頂上に到着。2時間36分、気温マイナス6度で西風が強く、帽子が飛びそうで顎紐を締めた。雲はなくなったが三嶺、塔の丸も霞んで、低気圧が接近しているよう。登山者が次々やって来た、この時期にしては多い。頂上では木道が隠れるくらいの積雪。熊本から来た二人は昨夜は車中泊して、今日の内に八幡浜から九州に帰るとのこと。記念写真を撮らせてもらった。再来年の猿の謹賀新年の写真を撮ってもらっていると、強風で紙が破れてしまった。雲海荘に隠れて風を避け、助六寿司を食べていると、男女が犬を連れてやって来た。

4.下山
 樺に付いた霧氷は幹の赤い色、青い空と対比して見事。静岡県から来た4人組はみんな雪焼けした黒い顔で、いかにも山男、山女の感じであった。明日は三嶺に登ると言った。西島でジャケットを脱ぎ、アイゼンは着けたままで下山した。異常に温くなり剣神社の寒暖計は0度であった。終わりころにはやはり右膝がいつものように痛くなったが歩くには支障なし。

5.帰途
 見ノ越には車は2台だけ、他には道横や第二駐車場の一階に停めていた。13時51分出発。南面のR438の氷は融けかけていた。この時間に上がって来る車はなく、順調に下り一宇の寒暖計は6度、長瀬橋は9度、穴吹は12度、清水峠は10度。自宅は16時31分。摂ったのは水分250ml、助六寿司4個、チョコレート。