山日記332番(15.01.25丸笹山1712m)徳島県
曇りのち晴れ 気温マイナス1度 微風後強風 高松(11.7/2.8) 徳島(11.3/3.4)
平成27年1月25日(日)一年ぶりの丸笹山へ。昨日は快晴、今晩から曇りの予報。午後から晴れて強風になった。他に登山者はなし。雪はクラストしてアイゼンで歩きやすい。
登り口は徳島県美馬郡つるぎ町一宇になる。
自宅(5:10)→清水峠(5:52)30.6km→2度→R438へ(6:26)55.5km→ながせ橋1度→剣橋(7:01)77.5km→一宇―0.7度→夫婦池(7:42)93.4km
夫婦池(11:48)→一宇6.8度→剣橋(12:28)15.7km→R192へ(13:01)37.6km→11度→R193へ(13:1)47.7km→清水峠(13:31)62.5km→自宅(14:33)93.1km

コースタイム
夫婦池(8:10)→登山口(8:15)−2度→(9:23)頂上(10:43)−1度→登山口(11:30)3度

1.夫婦池まで
 朝2時過ぎに目覚めて又寝て今度目覚めたら4時半。食パンを焼きジャムをつけてラップにくるんだ。昨夜牛乳とシュークリームを買っている。茶は525ml、羊羹、チョコレート、soyjoy、オーバージャケットをリュックに入れた。靴下は5本趾のアンダーを履き二重、厚い下着と冬用ズボン、下着、トックリシャツ、黄色いダウンを着た。ストック、ピッケル、アイゼンは車に積んでいる。スコップ、牽引ロープも冬は役に立つことがあり積んでいる。いつものとおり。
 赤信号の点滅時刻は過ぎて、車もかなり走っている。脇町のローソンで助六寿司を買った。410円。R438へ入ったころから薄明るくなった。雪は少なく、チェーン着脱場でも極少ない。除雪は完全で走るのに支障はない。夫婦池手前の林に霧氷はまったくなし。夫婦池の道はしに二台駐車中で彼らが何か相談しているよう。R438の除雪している道はしに駐車し、そのままトイレへ。2時間半かかった。

2.頂上まで
 スノーシューが要りそうかどうか、駐車している車の横をとおり見に行くと夫婦が話しかけてきた。平成12年3月11日に剣山で会った、香川県の夫婦であった。その娘さんが小学生で日本百名山を踏破したことがかつて新聞に出ていた。昨日も一の森に登った、車のタイヤが二本もパンクしてJAFに来てもらったなど話し込んだ。二人は重装備で塔ノ丸へ向かった。
 三脚、レンズ3本を準備、カメラも入れて、これでずしりと重い。登山口発が8時15分、マイナス2度。昨日のスノーシュー跡がついていて踏み抜かない。大体夏道を歩いているが上のほうは曲路をショートカットして真っ直ぐ歩いている。朝日が林の中に射し込んできた。樹林帯を出ると雪原までの急坂は凍ってここはアイゼンが有効であった。ここでレンズフードがないのに気付いた。どこで落としたか?帰りに捜してみよう。西方は青い空が見えるが、他は高曇りで日光はぼんやりと射してくる。雪原のスノーシューの跡は消えているので、直線に歩いて頂上へ。9時23分頂上着、気温―1度、微風。すでに日は高く丸笹山、三嶺の朝焼けは無理。

3.頂上
 霧氷はまったくない。風がないので寒くない。あちこち写真にとった。高曇りで空気が澄んで、高城山の頂上のドームらしいのが見える。西方では右から沓掛山、多分工石山、笹ヶ峰・ちち山、寒風山、瓶ヶ森、伊予富士、石鎚山、二ノ森がはっきりと見えた。誰か来るかと思っていたが誰も現れなかった。上向きで寝ていると日光で暖かくなってくる。
 突然風が強くなってきて寒くなり、下山を始めた。ここで撮った写真に、塔ノ丸頂上に1人、前衛峰に3−4人、その下の縦走路に2人の人影があった。剣山リフトのすぐ右に2人写っていた。

4.下山
 頂上に1時間ちょっといて下り出した。赤く木の芽が出ている。風は強いが晴れだした。スノーシューよりはアイゼンが歩きやすい。50分で登山口に着いた。フードは見つからず。

5.登山口
 樹林越に登山口に見えていた人影は写真家であった。大きい三脚にニコンの100-400mm望遠を着けていた。その人がカメラは何ですかと問うのでニコンですと答えると、フードこれですかといって捜していたフードを差し出した。登山口の近くに落ちていたそうだ。塔ノ丸に行った香川のご夫婦の車はまだあった。

6.帰途
 11時48分出発。スキー場跡ではかなりの人達が遊んでいた。一宇が6.8度、穴吹11度、清水峠12度。帰宅は14時33分、2時間50分かかった。脚力は大分回復した。撮影器具一式をもって十分登れた。