山日記333番(15.02.11丸笹山1712m)徳島県
雪後曇り 気温マイナス8度 強風 高松(12.7/2.4) 徳島(13.3/−0.1)
平成27年2月12日(水)建国記念の日 もう一回丸笹山へ朝日に映える塔ノ丸と三嶺を見て写真に撮るため しかし曇り空で強風日の出は見られず雪深く過去のスノーシューの跡はほとんど消えて壷足で頂上へ 今日はスノーシューを履くべきだった
自宅(3:00)→清水峠(3:37)30.6km→脇町0度→R192へ(3:59)45.6km→R438へ(4:09)55.5km→ながせ橋0度→剣橋(4:42)77.5km→一宇マイナス1.2度→夫婦池(5:23)93.4km

夫婦池(9:23)→一宇4.2度→つるぎ橋(10:17)15.7km→ながせ橋13度→R192へ(10:50)37.3km→R193へ(11:01)47.7km→しみず峠11度→自宅(12:34)93.7km
コースタイム
登山口(5:39)→ジャケット着用(6:29)マイナス7度→(7:17)頂上(8:09)マイナス8度→登山口(9:10)→車(9:15)

1.登山口まで
 午前2時半に目覚めて外を見ると月が出て白い雲も見えた。天気はよさそう。下履きは二枚、シャツ、トックリ、黄色いダウンを着用。羊羹、soyjoy、チョコレートも準備している。16-35mm、60mm、70-200mmのレンズ、三脚も持った。朝のパンは焼かず、魔法瓶、牛乳も持たない。3時丁度に出発した。県道10号は車はなかった。脇町で助六寿司とシュークリームを購入。ながせ橋で0度、一宇の温度計は−1.2度、葛籠堂に雪はなく、第2、3ヘアピン付近から道に全面雪が出だした。だんだん深くなり腹を擦りそうになった所で急に除雪が始まっていた。上手く除雪している。夫婦池の付近は雪が高く積まれている。ここの除雪場に駐車した。完全に曇り、小雪がちらちらしている。

2.頂上まで
 オーバージャケトはリュックへ、スノーシューは持たずアイゼンを付けてストックは一本で5時39分出発。除雪で高く積まれた雪を乗り越えていくと既に深さは20cm、踏み跡はなし。登山口から少し山中に入ると、登山道は洗掘されて低くなっているがすぐにそれも分からなくなった。時にスノーシューの跡らしいところがあるだけ。適当に歩くとやはり雪は深い。モミの木の枝が邪魔になる。6時29分寒くなりジャケット着用。急坂では直登は無理、横に歩く。尾根に沿って歩き樹林帯を抜けて、高い方向へ登る。頂上平原の下の坂は苦難であった。東の空が赤くなり、一条の光が歩いてきた尾根に当たり赤い光の筋を作った。頂上平原は風紋だけ、南から頂上に着いた。1時間40分。

3.頂上
 気温マイナス8度西風が強い雪煙が舞う。指が冷たい。剣山は西島まで可視、次郎笈、三嶺は見えない。霧氷は大きい。写真の対象としては全く良くない。霧氷の中に小さい謹賀新年を掲げて撮った。カメラバッグ、リュックの中に雪が舞い込んでレンズ交換もしにくい。レンズも雪まみれになるが、ふるえば落ちるのでまだ助かる。手袋を脱ぐと指の色は青くなっていた。シュークリームを食べようとしたが唇が上手く動かない。

4.下山
 寒くなりこれは長居は危ないと思い下山を始めた。少し下ると風はとたんに弱くなり、リュックを下ろしてまた写真を撮った。登りに苦労した斜面をゆっくり降りて樹林帯に入った。やっぱり雪は深い。来た踏み跡を下り1時間10分で下りた。青空が少し見えるくらいに天気は回復していた。
 丁度二人がスノーシューをリュックに付けてこちらに向かっていた。R439でここへ来たそうで除雪してなくて苦労したそうだ。貞光方面はどうかと聞くので、除雪して凍っているけどスタッドレスで通れますよと答えた。

5.帰途
 9時23分出発。今日は温くなるとの予報の通り、一宇は4.2度ながせ橋13度、穴吹12度しみず峠11度。県道10号横のうどん店で昼食を食べて帰った。55.7kgの体重。かなり脚力が付いてきた。屋島のトレーニングが有効みたい。