第7回屋島一周クォーターマラソン大会

〜 福家先生がマスコミデビュー 〜


ある日、ペンギンズの秘密工作員から極秘情報が流れてくる。
(石材店)「今日の四国新聞に福家さんらしき人物の写真が載ってますぜ」
(幹事長)「なんと、あの品行方正な福家さんが、一体なぜ捕まった!?まさか北朝鮮の拉致請負業者だったか!?」
(石材店)「もっと深刻な事態です。我々を出し抜いて有名レースに参加し、マスコミデビューを果たしているのですっ!」

なんとかーっ!信じていた福家さんが、我々を裏切って密かにレースに参加していただなんてっ!
しかも中国遠征から帰ってきたばかりだと言うのにっ!
さっそく四国新聞を確認すると、確かに、福家さんらしき人影が映っている。3年前にペンギンズの公式レースとして参加した事がある屋島一周クォーターマラソンの様子を移した写真だ。隅田大先生の強いお達しで我々は1回だけ参加したが、それっきり出てないマイナーなレースである。
どう見ても福家さんらしいが、かなり小さい写真なので確信が持てず、すぐさま本人に確認する。
(幹事長)「もしもし・・・」
(福家)「もしもし?」
(幹事長)「もしもし。はあっ、はあっ、はあっ・・・」
(福家)「イタズラ電話なら切りますよ」
(幹事長)「い、いや、失礼。実は福家さんらしきランナーが四国新聞に載ってるんですけど、心当たりはありますか?」
(福家)「えっ!?ほんまかいな、そうかいなっ!そら嬉しいがなっ!実はそのレースに出たんよ。新聞デビューかあ。嬉しいなあ」
(幹事長)「ふっ。ま、私なんて全国紙にデビューしてますからね
(福家)「いやあ、嬉しいなあ。最近、調子が良くてね」
(幹事長)「人の話を無視せんといて下さいよ」


てな訳で、福家先生からレースの報告記が届きましたので、掲載致します。


遂にマスコミデビューを果たした福家さんの勇姿


大会名 : 第7回 屋島一周クォーターマラソン
日 程  : 平成14年9月29日(日)
主 催  : 高松市民スポーツフェスティバル実行委員会
主 管  : 高松市陸上競技協会 高松タートル協会

さわやかな秋晴れのもと、384名が参加。参加資格は、広域都市圏(高松市、三木町、牟礼町、庵治町、塩江町、香川町、香南町、直島町、綾上町、陵南町、国分寺町)に在住または勤務し、2時間以内に完走可能な高校生以上の男女となっている。ので、一応参加資格をクリアしているので参加した。参加費は1000円とリーズナブル。

コースは、屋島陸上競技場をスタートして、屋島周辺を一周し、亥浜第二公園をゴールする12Kmである。

受付を9時30分から10時30分までに済ませて、10時45分にはコール会場のサブトラックへ集合。
11時くらいに競技場トラックへ入場。大勢の人が見守ってくれる。11時5分、増田昌三高松市長がスターター(ピストル)をつとめる中、予定通り、パーンという合図で一斉スタート。まずは大勢の観客が見守る中、トラックを1週ののち、屋島陸上競技場をあとにする。

マイペースの人もいれば、かなりスピードをあげて先頭をきっていく人もいる。いつもの市民マラソンの風景である。私はいつものとおりのマイペースである。

スタートして約30分、やっと給水所へ到着。ここは5Km地点、屋島少年自然の家出入口である。ここまでは、ゆるやかな上り坂のコースである。これからは楽になると思いきや、まだまだ上りがあって、だんだん足がだるくなってくる。中国大連の10Kmロードレースの過酷さに比べれば、なんのそのと自分をなぐさめ、励ます。

次の給水所は、第一健康ランド出入口の9.8Km地点である。水がおいしい。これでゴールは近いと思いきや、これから海岸の遊歩道へでたが、これが単調な直線コースが続くけっこうきついコース。行けども行けども、なかなかゴールは見えない。のんびり、投げ釣りをしている人が羨ましい。

遊歩道をまがっていくとやっとゴールが見える。12Kmのコースを走りきった。さわやかな汗が噴出す。同じスタートをきった父はまだ後ろのほう。やっと姿が見えた。もうじき80歳になる父に沿道から拍手が起こる。父も感動して、ゴール。よかった、よかった。親子でゴールできた。また、来年も走りたい。


〜おしまい〜




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