第28回 阿南健康マラソン大会
この春、3年1ヵ月に及ぶ青森勤務から高松に戻ってきたと思ったら、なんと入れ替わりにピッグ増田選手が阿南市に異動になっちゃった。3年前に青森に赴任した時は、ピッグも青森勤務だったので、1年間だけ一緒に青森県内のレースに出たんだけど、彼は2年前に高松に戻ってきた。今回、久しぶりに一緒になるかなと思っていたのに、入れ違いで異動になってしまうなんて、なんかタイミングが悪い異動が続いてるなあ。
(幹事長)「新しい職場は、どんなん?」
(ピッグ)「10年前まで働いていた職場なんで、めっちゃスムースにいってますね。
それより幹事長は、新しい職場はどうなんですか?」
(幹事長)「初めての職場で知らない人に取り囲まれて緊張の連続でゲッソリだよう」
(ピッグ)「ほぼ100%嘘ですね」
ピッグは古巣に戻った気楽さで、しかも初めての単身赴任となったことで、何か期待に胸を膨らませて、ちょっとワクワクだ。
(幹事長)「確かに同じ単身赴任と言っても、熊が出没するような青森の僻地と阿南市じゃあ、だいぶ環境が違うよなあ」
(ピッグ)「ところで阿南支部長の任命はどうなっとんですか?」
(幹事長)「あっ、すまん。忘れてた。もちろん、お願いしますね」
もちろん、我がペンギンズにおいて支部長というのは単なる名目ではなく、その地において新しい会員を積極的に開拓していかねばならないという重責を担っている。これまで各地の支部長の名を欲しいままにしてきた現丸の内支部長は、各地における新人開拓に驚異的な実績を上げてきているのだ。
(幹事長)「ほんとに支部長の勧誘力には驚愕するよなあ」
(支部長)「ま、人徳のなせる技ですな」
(幹事長)「ピッグも頑張ってね」
(ピッグ)「うーん、新人勧誘は簡単じゃないので、もう1つの支部長の役割である新レース発掘に邁進します」
実はピッグはマイナーなレースを発掘する能力があり、青森勤務時代には、その力がいかんなく発揮された。そして今回、阿南市に赴任していきなり、またまた超マイナーなレースを発掘してきたのだ。
その報告記が届いたので、さっそく掲載しよう。
2012年3月25日(日)、阿南健康マラソン大会が阿南市で開催されました。
阿南市への異動が決まって早速、徳島方面のマラソン大会を物色してみたのですが、3月末では申し込み終了ばかりで今春は出場できないか・・・と思っていたら、締め切りギリギリの阿南健康マラソンを見つけました。距離は10km!参加費タダ!と、とてもお手頃で即、申し込みました。
3月に単身赴任になって以降、4月の徳島マラソンに向けて毎朝ほんの少し真面目に走ることにしております。前回の徳島マラソンは自己ワーストであったのですが、わずか半年で同じ大会をリベンジする機会を得られたことと、5月末の人間ドックで何等かの指摘を受けないようにという心づもりでやっています。
今回、初参加の本大会は、日本の渚100選にも選ばれた北の脇海水浴場を含む10kmの田園コースであり、地元の体育協会主催のこじんまりとした大会でした。
それでは、スタートから順に追っていくと、参加者数は10kmコースで300名程度であり、スタート直後の混雑もなく順当に前から3分の1くらいの位置をキープし南下。風もなく気温もほどほどで、僅か10kmということもあり、良い調子でした。沿道の応援は、ちょうど田植えの時期に重なっていたためか、付近の住民の方々が家族でボチボチ見物してもらっているという感じでした。
序盤、スタートから4km走っても、1km5分のペースを維持できており、久しぶりに良いタイムが出るかと思っていましたが、東に曲がり、北の脇海水浴場にたどり着くころになると、1km5分のペース維持が少々、苦しくなってきました。でも、海岸沿いを北上するコースに出て阿波の松島と称される海を眺め、気分をリラックスさせ、なんとかペースを保ち続けました。
ところが、海岸線が終わり田んぼ道を西進するころに、どうやら今まで調子がよかったのは、強烈な追い風のせいだったことが分かりました。コース終盤の西進から北上する段階になると、強烈な向かい風となり、体を前かがみにしないと前進できない状態で、みるみるうちにペースダウンしてしまいました。
しかしゴールが見えてくると力が出るもので、最後だけ!頑張ってなんとか50分33秒でゴールしました。
数日後、阿南市役所のホームページで大会結果が公表され順位確認すると、高校生以上〜40代の部では、残念ながら真ん中より後ろとなってました。結構、頑張ったつもりでいたのに、「ゲゲッ・・・」という思い!高校生がいたとはいえ、最近のマラソンブームは恐るべしです。次回の徳島マラソンでも本当に真剣に走らんと、中位にも入れんかもと思った次第でした。
(幹事長)「1km5分3秒のペースで走ったのに半分より後ろだなんて、マイナーなレースなのに、めっちゃレベル高っ!」
(ピッグ)「個人的には、徳島マラソンのリベンジに向けて明るい兆しでしたけどね」
(石材店)「それにしても掲載が遅くないですか?レースから2ヵ月近く経ってますよ」
(支部長)「このレースの1ヵ月後に開催された徳島マラソンからも1ヵ月が経とうとしてるよ」
(幹事長)「すんません。ただひたすら謝るのみです」
(ピッグ)「でも、この記事は、もう日の目を見ないのかと思っていたから嬉しいですね」
徳島マラソンの記事も早く書かねばならないうえに、久しぶりの日曜大工の作品とかゴールデンウィークの旅行記とかも溜まっているのよねえ。忙しいなあ。
〜おしまい〜
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