果樹を植え、育て、実をならし、食する、これにも生きがいを感じています。

私が小さかった頃は、果樹もそんなに種類がありませんでした。
柿、ビワ、夏みかん、アンズがあり、柿は、ほとんど渋柿で、合わせたり干し柿にしてました。
夏みかんは、熟れても歯が浮くぐらいすっぱくて、あまりおいしいとは思いませんでした。
それでも、食べるものがなかった時代でしたから、果樹は御馳走でした。
時を経るごとに、いろいろな食べ物が流通し、果樹もいろんな品種が手に入るようになりました。
自分が食べたいものを自分で作る、これが原点で、果樹栽培をやっています。

かまちゃんが今作っている果樹の種類

実の写真がないものがありますが、写真が出来次第追加していきます。

晩白柚   1本  晩白柚小さな子供の頭より大きいものが出来ます。
大きい実が出来るだけあって、葉っぱや花も他の柑橘に比べて大きいです。
作りやすく、毎年、実がなります。
大きいのですが、皮がすごく厚く、食べられる部分は、思ったより少ないです。
味は、ブンタンとほぼ同じですが、実が大きいので、食べごたえはあります。
1月末頃に収穫し、1か月ぐらい寝かせて置くと、甘みが増し、おいしくなります。
   ブンタン
チャンドラ・ポメロ
 各1本  植えてから数十年経ち、木が大きくなりました。
実がたくさんなる年と少ない年が交互になってます。
摘果をきちんとすれば、大きい実になります。
1本の木で、ミカンコンテナ4つぐらいできる年もあります。
1月末頃に収穫し、1か月ぐらい寝かせて置くと、甘みが増し、おいしくなります。
   ハッサク  1本  20年ぐらい前に大きなハッサクの木がありました。
木が大きくなるほど実がなるのが少なくなり、切ってしまいました。
切ってしまうとやっぱりほしくなり、苗を植え、育てました。
木の成長が早く、温州などを追い越し、背が高くなりました。
1月末頃に収穫し、1~2か月寝かせて置くと、甘みが増し、おいしくなります。
   デコポン  2本  テレビや贈答品のパンフレットなどで、デコポンを知り、植えました。
デコポンという名前は、交配にポンカンを使った事から「ポン」、へたの部分に特徴的な出っぱりを持つ事から「デコ」、
合わせて「デコポン」と命名されました。

木が2本ありますが、交互に実がなります。
出っぱりができない実もあります。
1月末頃に収穫し、1~2か月寝かせて置くと、甘みが増し、食べごろになります。
寝かせておくときは、1個ずつビニール袋に包んで置くと、水分が保たれ、乾燥しません。

   甘夏  1本  私が小さな頃、敷地内に大きな夏みかんの木が何本かありました。
たくさん実がなった時には、物がなかった時代だったので、売っていたそうです。
そのミカンも、家の建て替えや、老木になり、みんな枯れてしまいました。
その頃の夏みかんは、すごく酸っぱかったのですが、今は、名のごとく甘さが増してます。
と言っても、ハッサクやブンタンに比べ酸味が強く、味はも一つです。
ミカンが無くなる4月や5月頃に食べられるのが、甘夏のメリットです。
   スイートスプリング  1本  名前のごとく、1月が旬ですが、12月中旬ぐらいから食べられます。
何とも言えないさわやかな味で、甘みも強く、上品な味です。
作りやすく、木が大きくなるのも早く、いい品種だと思います。
ブンタンやハッサクのように、寝かさなくてもすぐに食べられるのが、メリットです。
   甘平  1本  知人が、甘平は美味しいぞ!と教えてくれ、植えました。
なかなか木が大きくなりませんが、毎年、5個ぐらいなります。
これも、1か月ぐらい寝かせると甘みが増します。
皮が薄く、美味しいミカンです。
   温州  3本  父親が植えていた温州ミカン、今、2本だけ残っています。
新しく1本植えたのと計3本ありますが、温州も実がなる年とならない年があります。
木もこのパターンになると、元に戻るのは、難しいようです。
いちばん、名の知れたミカンで、食べやすくおいしいのですが、保存期間が短いのが難点です。
   小原紅  2本  数年前から真っ赤な色をしたミカンを知り、苗が出たのですぐ植えました。
真っ赤な色になるので、それが珍しいのですが、最近は、市場にたくさん出回り、珍しくなくなりました。
味は、温州ミカンと同じです。
   ポンカン  1本  この木も結構早くから植えてましたが、あまり大きくなりません。
他のミカンに比べ、葉っぱのサイズが小さいです。
デコポンも葉が小さいですが、こちらの方が、もっと小さいです。
昔、高知か徳島でポンカンを買い、その味と食感に感動し、名前を覚えました。
外皮がぼこぼこしているところが、特徴です。
1か月ぐらい寝かせると甘みが増します。
   黄金柑  1本  白鳥神社の春市で苗を買ったように思います。
毎年、春市の植木を売っているところで、新しい品種の柑橘が出て無いか探します。
黄金柑という名前に引かれ、購入しました。
あまり大きい実にはなりません。
黄金柑、甘いスダチのような、ちょっと変わった味です。
後味がすっきりとする、さわやかさがある味です。
   レモン  1本  スーパーでお馴染みの柑橘です。
レモンは、低温に弱く、寒波で雪などが積もると、木が冷害を起こします。
木が弱ると、その春は、花が咲かず、実がなりません。
また、輸入品のレモンは、安いのですが、防腐処理をしていたりします。
安心できる国産のものは、結構いい値で売ってます。
レモンは、実が熟れだしたものから収穫していくのが、他の柑橘と違います。
  ゆず  1本  ゆずの実は、独特の香りで、料理で重宝します。
また、冬のお風呂に入れれば、ゆず温泉になります。
最近、とげがない木もできてますが、大きなとげがついており、収穫時には注意が必要です。
摘果すれば、大きな実になります。
   キンカン  1本  ミカン類が済んだ4~5月頃に実が熟れます。
喉に良いことから、はちみつ漬け等にします。
たくさん実をつけるので、適当に摘果すれば、大きな実になります。
   紅マドンナ  1本  愛媛県の門外不出の品種でしたが、解禁になり、すぐ購入しました。
スーパーに出始めた頃は、1個が1,000円もしてました。
温州と同様、追熟しなくても食べられます。
実が、ゼリー状の食感があるのが、他のミカンと違います。
   カボス  1本 カボスは、昔、大分県のブランド柑橘でした。
ライム系の柑橘で、スダチやゆずのように果汁を利用します。
焼酎に入れたり、焼き魚に絞ったり、ジュースにしたり、ドレッシングにも使えます。
スダチに比べ、酸味がまろやかなのが、特徴です。
 
   シークァーサー  1本 沖縄発信の柑橘です。
ミカンの大きさの写真を見ていただくと、よく分かりますが、とても小さな実です。
我が家に植えている木は、最近出ている苗に比べ、実が小さいと思います。
木が大きくなるのは、とても早いのですが、肝心の実が余りつきません。
シークァーサー、果汁がいろいろな薬効があるとの事で、植えたものです。
完熟すると、甘酸っぱい味になります。
   南津海  1本 柑橘類、大体4月頃には、食べられる時期が終わってしまいます。
温州であれば、1月末には、もうなくなってしまいます。
ミカンが無くなった頃に食べれる品種が無いか探したら、ありました。
温州と同じものですが、5月に収穫となる品種です。
2020年10月に植えたので、まだこれからです。
2023年5月に初めて収穫しました。
味は、温州と同じです。
収穫の時、花がついていました。
   渋柿  4本  何代も前から植わっていた渋柿です。
実の付きが少ないと、びっくりするぐらいの大きさになります。
大きいので干し柿には向きません。
焼酎で渋抜きをして食べます。
   ベリーエ  1本  ベリーエも何年ぐらい前に植えたのか、定かではありません。
おそらく20年ぐらい経っていると思います。
たくさん実がなり、作りやすい品種です。
現在、いろいろな美味しい品種のブドウがありますが、飾り気のない味です。
   キャンベル  1本 ベリーエだけでは物足らなくなり、他の品種をとこれを植えました。
ベリーエと同様、作りやすい品種だったからです。
ベリーエに比べ、実が早く熟れ、いい香りが します。
そのせいか、ハクビシンの被害によく遭い、3回ぐらい全滅したことがあります。
   アケビ  1本  私が小学校高学年から中学生ぐらいの頃、自然に生えているアケビの実は、宝物でした。
種の周りの果肉がとても甘く、みんな奪い合いで探して獲っていました。
運動神経が悪かったので、めったに食べられませんでした。
昔のあの感動をも一度と、植えたものです。
種が邪魔で、果肉を食べるのが面倒ですが、上品な甘さです。
また、皮は、炒めたり天ぷらにして食べられます。
後に残らない苦みが癖になります。
   アケビ(白い実)  1本  白い実がなるアケビがあり、同時に植えました。
紫色のに比べ実は小ぶりです。
   アンズ  1本 アンズも、私が小さかった頃、大きな木があり、たくさん実がなっていました。
実が熟すと、自然に落ち、それを拾って食べていました。
甘みは少なく、そう美味しいものとは思えませんでしたが、昔をしのび、木を植えました。
実は、そのままでも食べられますが、ジャムなどにします。 
   茂木ビワ  1本 ビワは、昔からあったポピュラーな果樹です。
鳥が運んできて、自然に生えても来ますが、美味しい実をと、苗を買い植えています。 
   リンゴ(フジ)  1本 孫たちがリンゴが好きなので、性懲りもなく、また苗を植えました。
2年前に植えたところですから、まだまだどうなるのか、分かりません。
   リンゴ(アルプス乙女)  1本 アルプス乙女は、庭木に植えているのを、よく見ます。
作りやすいリンゴだと思い、植えました。
まだ木が小さいのですが、熟れるまで実が残っています。
小さくても、リンゴです。 
   スモモ  1本 女房がスモモが好きで、JAで苗を買い植えました。
実がなるのが早く、1年目から実を着けました。
スーパーで売っているのに比べ、格段においしく、いい品種を植えたと思いました。
毛虫やアブラムシがよく葉に付くので、予防が大事です。 
   プルーン  1本 我が家の女性陣の要望で植えました。
鉄分が非常に多く含まれており、ドライフルーツとして保存もできる事が、いいようです。
去年植えたところですから、これからどうなるのか、分かりません。 
   ブルーベリー  4本 庭の一角に、4本ほど植えています。
結構たくさん実をつけ、生食かジャムにします。
鳥が食べに来るので、鳥よけの網を張ります。 
   梅  2本 以前に実を取るための梅を植えていましたが、大きくなりすぎ、切ってしまいました。
今は、花梅の実を取っています。
実が小さいのですが、梅干しにしています。 
   ミニ柿  1本  知人から数年前にもらったミニ柿、2021年にやっと1個実が熟しました。
それまでは、毎年、数個青い実が夏まで残っていましたが、秋にはすべて落ちていました。
富有柿と比べると、その小ささがよく分かると思います。
また、このミニ柿、甘いのです。
切ってみると、ご覧のように墨が入っています。
   ナツメ
(スーパージャイアント)
 1本  欲しかった大実ナツメを2022年10月購入しました。
昔、ナツメはあったのですが、小さな実しかならず、とげがあり、木が大きくなる前に切ってしまいました。
しかし、リンゴのような味と食感が忘れられず、購入することにしました。
植えてから、2~3年で実が取れるという事から、植えたものです。
どのような大きさの実がなるのか楽しみです。

ミカンの大きさ
これを見ればよく分かりますよ。




ご覧のように、実の大きさに比例して、花もサイズが変わります。
それにしても、晩白柚の花は、格段に大きいサイズです。