お盆のお墓参りの時は、いつも送り火をお墓の前で焚いていました。
砂地の地面を少し掘り、小さなたいまつを積み上げ、燃やしていました。
火が消えた後、燃え殻の墨などが残り、いつもそのままで砂をかけたりしてました。
しかしながら、お墓の改築で、きれいな砕石を敷いたので、送り火が出来ないようになりました。
何とかならないか、いつも頭の片隅で思っていましたが、年に一度の事なのでまーいいかということにしてました。
今年のお盆前に、納屋でおせんべいを詰め合わせていた空き缶を見つけ、これを使って作ってみようと思いつきました。
キャンプ用品では、ステンレスの焚き火用スタンドを売ってますが、同じようなものです。
スタンドは、蓋の方を使って作りました。
Uボルトを足にし、空気穴を開け、アルミのパンチングメタルで通気性をよくしました。
しかし、墨や灰などの後仕舞をどうするかと言う問題が出てきました。
じゃ、本体を利用と考え、ちょうど薪が入る高さに切り取りました。
切り口は、アルミテープで保護しました。
蓋を閉めるとこのようにコンパクトになります。
早速、お墓参りで使ってみました。
肥松を中に入れ、薪を積み上げ火をつけました。
燃えすぎるぐらいよく燃えました。
結果、想像していた以上の出来で、十分機能しました。
しかし、課題もありました。
その一つは、本体が冷えるまで時間がかかるので、やけどに注意する事です。
特に、Uボルトの部分は、なかなか冷めません。
もう一つは、アルミのパンチングメタルが熱で変形しました。
これは、改良の余地があります。
モチ網を切ったものを着けるのが好いかもしれません。
蓋を閉めれば灰も一緒に持ち帰る事が出来ます。
よいアイデアだと思いませんか