念珠の作り方を紹介します。
1個1個珠を作りますので大変な手間が掛かります。
また、同じ大きさに削らなければいけないので、器用さも関係します。
@柿やケヤキなどを1cmぐらいの厚さに輪切りにします。
1.2cm×1.2cmで線を引き、電気ドリルで2mmの穴を開けます。
丸穴の定規で開けた穴を中心に線を描きます。
A鋸で線に沿って切ります。
円柱状になるようカッターなどで削ります。
出来るだけきれいに削るとペーパーで磨くのが楽です。
B両側の角を珠にしやすいように削ります。
これもペ−パー掛けが楽にするためです。
Cルータに挿し込みペーパーをあて珠状になるよう削ります。
最初は粗めで大まかに削り、小さい目に変えながらきれいに仕上げていきます。
Dこれが完成した珠です。
最後の仕上げに荏油を塗ります。
同様にして親玉やボサも作ります。
これは10mm玉の念珠です。
大人の男性用のサイズです。
サイズは、珠の数を変えて調整します。
この珠の木は、15年くらい前に面河川でキャンプした時に拾ったものです。
川で泳いでいて、沈んでいたのを拾い上げました。
ずしりとした重さがあり、あめ色をしてました。
何かに使えないかと置いていましたが、やっと日の目を見ました。
でも、小さな切れ端だったので、これとストラップに使ってしまいました。
も一度同じところに行って探してみたいほどいい品質の木です。
これは8mm球の念珠です。
大人の男性用のサイズです。
この珠の木は、柿の木です。
黒い部分は墨が入っています。
一つとして同じ珠は無いので、色合わせが難しいですね。
同じ8mm球の念珠です。
大人の女性用サイズです。
濃い色でそろえてみました。