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合気道八幡浜一当流道場のメールマガジン第3部 第14号 2012/01/17
タイトル○Aikido-Yawatahama「一当流」「ふだんの記」2(マガジンID:0000179313)
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第14号 目次
◆ 第3部○Aikido-Yawataham「一当流」「ふだんの記」2の連載開始に当って
◆ 佐柳孝一師範の思い出 その4
◆ 道文の研究Vol.13
◆ 今(濁流の中)を、いかに生きるか その2
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No.14
第3部○Aikido-Yawataham「一当流」「ふだんの記」2の連載開始に当って
私の求道も第3段階に入りました。開祖大先生語録を関連づけた上で表現する必
要が生じるようになりました。合気道八幡浜一当流道場のメールマガジンは第13号
より第3部に移ります。謙虚に誠実にそして大胆に○Aikido-Yawataham「一当流」
「ふだんの記」2を上梓して参ります。
第1部「佐柳孝一師範語録」の執筆に当っては、開祖大先生の合気道、佐柳孝一
師範の教えに沿ったものにと心を砕きました。忠実に佐柳孝一師範の語録を上梓
しました。2003/02/17〜2006/01/17
第2部 ○Aikido-Yawataham「一当流」「ふだんの記」では、御教えから外れない
様に留意し、「佐柳孝一師範語録」に対する自分の現在の理解を誠実に示しました。
2006/01/17〜2011/07/17
第3部○Aikido-Yawataham「一当流」「ふだんの記」2では、わが工夫を加えて
「合気道精神」を攻究して参ります。2011/07/17〜
佐柳孝一師範から合気道精神の芽を植えて頂きました。この芽は私の心の中で大
きく成長しています。燃ゆる合気道精神に溶け込み、生命力に満ち満ちた合気道
の修練、発展に努めます。(一以貫之)
佐柳孝一師範は「合気道精神を勉強して下さい。」「合気道には精神がある。精
神あっての技だ。」「相手を倒そうとするその心を無くしていくのが修行です。」
と導いて下さいました。合気道精神の攻究は、求道の道となり、合気の道「武は
愛なり」へと続いています。合気道の素晴しさが分かってきました。「合気道の
理念が分かると本当に愉快です。」と諭して頂いた佐柳孝一師範の境地に、そし
て開祖大先生の境地に近づきたいものと思います。合気道八幡浜一当流道場
○Aikido-Yawatahamを立派な道場に仕上げたいと思 う。直き求道の真友よ集わん。
共に修行しましょう。
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佐柳孝一師範の思い出 その4
2011/11/13(日)高知合気会(旧高知県支部)発足50周年記念演武会・道主講習
会・祝賀会が開催される。(私用で祝賀会のみ出席)2011/07/16.17には当会発足
20周年記念(佐柳孝一師範13回忌)合同合宿・演武会を開催させて頂いての引続き
の大きな大きな節目の大会でありました。植芝守央道主には当会と佐柳孝一師範・
高知県合気道連盟との歩みをご理解確認頂きました。また、旧友との親交を深め
合い大切にしている思いを大事に合気道を稽古しようと誓いました。(指名によ
り私が中締めの音頭をとる)
奇しくも2011/11/17未明に「天地と共に呼吸する」の妙を得る。本日を境に格段
の自由を得る。佐柳孝一師範に導いて頂いた技の一つである。自信を持って後進
の指導に進もうと決意する。
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◆ 道文の研究Vol.13 「心を体で倒す」「心で導く」“魂の技”その3
2012/01/17
佐柳孝一師範は、「相手を導く、相手とぶつからない」これが大事です。
お客さんが来て「どうぞ」と導く様に、「どうぞ」と導きます。合気道の技は、
「どうぞ」と導くこの心が大事です。「お互いに和・合気というものを本当に心
から競って行く」「これが合気道でございます」と『和合の武道』を導いて下さ
いました。
「相手を導く、相手とぶつからない」技とは---
気は、ぶつからない気 即ち合気 愛気
心は、ぶつからない心即ち「中心帰一の精神」「正勝吾勝勝速日」の境地
体は、ぶつからない技即ち「心を体で倒す」「心で導く」“魂の技”
技その一法を佐柳孝一師範伝「三つの教え」として
二法として「△法で進む」・「どうぞ」と導く
三法として「心を体で倒す」「心で導く」“魂の技”として伝える。
佐柳孝一師範は、「気」に生きる真なる武「合気の道」を導いて下さいました。
「一」とは中心帰一の「一」であり、神人合一の「一」である。「宇宙」であり、
「偉大なる愛」である。一当流とは即ち「合気の道」に至る修行方法である。師
から導いて頂いた合気道精神を稽古修行し、自の工夫を加えて“魂の技”である
合気の道「武は愛なり」を攻究して参ります。
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◆ 今(濁流の中)を、いかに生きるか その11 2010/06/13
見性悟道によりやっと自霊を尊ぶことが出来るようになりました。根本を得た思
いで喜んでいます。合気道の稽古の賜物です。
不離自性 即是福田
見性悟道 なるのみ
即ち同根の意義を究めることなり
一を以て万に当る道を行く
◆ 今(濁流の中)を、いかに生きるか その12 2010/06/13
武は体の変化の極まりなき栄えの道(開祖大先生語録)武人らしくありたい---ふ
だんにおいて、一より方法を生み開く草薙の剣を練り、その責を完遂、達成せしむ
るにある。ふだんの気で良き様に良き様に導く。ふだんの行修は、正しさゆえの強
さを発揮すること。すさぶ時・あらぶる時には御剣の発動もやむなし。
◆ 今(濁流の中)を、いかに生きるか その13 2010/0918
「武は、体の変化の極まりなき栄えの道」(開祖大先生語録)「楽しく、美しく、
喜びに生きる」--- ふだんにおいて、にこにこと笑顔でいたいものと思う。失敗や
過ちを肥やし に、立派に大人になろう。思い出を沢山作ろう。もっと喜びを味わっ
て生きよう。みんな、喜びに生きる事を欲している。---「一なる喜びに生きる」
◆ 今(濁流の中)を、いかに生きるか その14 2010/12/21
自分の事しか考える事が出来ない人は、未熟である。人の心の痛みの分かり合える大
人になろう。精進あるのみ。表現方法が未熟である事を理由に、人の心を踏みにじる
輩もいる。人は感情に重きを置き、利害関係を優先する。よって、いかに表現するか、
いかに対処するかは大事である。自霊を尊び他者を尊する --- この基本姿勢を身に
つけたい。武道修行の成果 である。愛に導く「和合の技」で対処する。一を以て万
に当る道を行く。
◆ 今(濁流の中)を、いかに生きるか その15 2011/01/03
「生活の情味を味わわずに生きている人は、本当の人生生活はないといえる。もっと
極言すれば、人間の幸いとか、不幸とかいうものは、結果からいえば、生活の情味を
味わって生きるか否かに所因するといえる。」(中村天風語録)季節の情味・朝夕の
情味・自然の情味・人と人との思い遣りや愛情・友情・情味をしっかりと深く味わい
たいものと思う。産霊を深め合いたいと願う。これもまた修行なり。
◆ 今(濁流の中)を、いかに生きるか その16 2011/01/11
合気道で宇宙の魂を磨く者は、この源をよく究めて、宇宙の真理にかない、宇宙の御
心にかなうように、万有愛護の心をもって、世の中の生きとし、生けるものに喜びを
与えるように接しなければならない。このことは、やがて己れに宇宙の喜びの大声に
迎えられる日がくることなのである。この喜びは合気道を稽古するものの務めの一つ
を完遂することになる。合気道は、宇宙の真理に合した道である。(開祖大先生語録)
世の中の生きとし、生けるものに喜びを与えるように接っする。--- この喜びは合気
道を稽古するものの務めの一つ --- 合気道の士 --- 天地の心を以て我が心とす。
--- この活社会に生きる。--- 覚悟は行道の大事
◆ 今(濁流の中)を、いかに生きるか その17 2011/02/09
我々の先祖は、日本という国家が成立するはるか太古の時代より、人知を超え、多く
の恵みを与えてくれる山や川や海や森や動物などの自然界のものに霊性を認め、それ
ぞれに畏敬と感謝の念をもって接してきました。神道は、この様な日本人の神観念に
基づいて自然に発生したもので、八百万といわれるほど多くの神々を信仰の対象とし
ております。自然や祖先、人々と共にに生き、清浄と正直を守ることを至高とし、日
々清らかな人間として生まれ変わって行くことを信仰の基盤としております。shinto
statement at the millennium peace summit at the united natinons,new york by
jingu daiguji august 2000,new york(神道を知る本 鎮守の森の神々への信仰の書
より)同根の意義を究める。--- 清浄と正直を守ることを至高とする。--- 第一の
心掛けなり。--- 魂が輝く。--- 魂の喜び。 --- 魂の救い。
◆ 今(濁流の中)を、いかに生きるか その18 2011/02/09
私どもの伊勢神宮では、神殿を建て替えて神様にお遷り願う遷宮といわれる行事を二
十年に一度行なっています。この行事は七世紀に始まったものです。これは神道の常
に生まれ変わって新しい命をいただくという信仰を象徴しているものです。--- 神
道では、人間を含めた自然のすべてに神々が宿ると考え、お互いの関係も親子や兄弟
姉妹のように捉えています。shinto statement at the millennium peace summit at
the united natinons,new york by jingu daiguji august 2000,new york(神道を知
る本 鎮守の森の神々への信仰の書より)同根の意義を究める。--- 同根の意義を究
める。--- 根源的な生き方こそ大切。--- 清浄と正直を守る。
◆ 今(濁流の中)を、いかに生きるか その19 2011/02/13
憲法の三大原則は、国民主権・永久平和・基本的人権の尊重である。近代私法の三大
原則は、過失責任の原則・所有権絶対の原則・契約自由の原則である。憲法があるか
ら国家があり、民法は、人格の尊重の上になる。長い年月をかけて人類、民族の努力
と英知の上に生活がある。今(濁流の中)を、いかに生きるか --- 同根の意義を究め
る。--- 愛と感謝と祈りあ る日々を送る。
◆ 今(濁流の中)を、いかに生きるか その20 2011/02/27
自宅の横の畑の脇に小梅の木が5本ある。小梅だから花が小さい。しかし、ぱっあと5
本の小梅が咲いているので賑やかである。めじろ等の鳥達も観える。ここ1週間暖か
い日が続いたからと思う。かぐわしい小梅の精を感じて気持ち良い。春を感じます。
2011/02/27今日、鶯の声を聞く。梅も鳥達も美しい声を姿を表現して楽しんでいます。
人も美しい気を声を姿を大いに表現して楽しみましょう。
◆ 今(濁流の中)を、いかに生きるか その21 2011/03/05
「武は、体の変化の極まりなき栄えの道」(開祖大先生語録)人は人の間だから生き
て行ける。覚悟と自覚を持つ事。甚深般若を以て甚深般若に結ぶ。直霊を以て直霊に
結ぶ。緩まず強すぎず、適度の張りを持って結んで進む。一を以て万に当る道を進む。
--- 清浄と正直を守る。--- 人も美しい気を声を姿を大いに表現して楽しみま しょう。
◆ 今(濁流の中)を、いかに生きるか その22 2011/04/12
郷里の偉人であり、釈尊79代の法嗣であられる西山禾山老師は、「七十、八十男の花、
四十、五十は鼻たれこぞう。」「人生の奥義はこの活社会でなければ分からぬ」「禅
の心とは、日常生活そのもの。自然そのもの、あるがままということじゃ。毎朝起き
て歯をみがき、顔を洗い、食事をいただくこと。『おはようございます』『こんにち
は』などのあいさつや言葉づかい、そうじの仕方など、その時々にそのことを心を整
えて行う。何も特別なことをしなくてもよい。毎日の自分の仕事を一生懸命にするこ
となのじゃ」などの語録を残されています。修行一筋の胸のすく様な一生を送られて
います。佐柳孝一師範が逝去されて12年となります。大きな節目を迎えています。教
えを胸に「活眼を持ってこの活社会(大自由民主主義)を生きる。」新たなる決意を
表す。
◆ 今(濁流の中)を、いかに生きるか その23 2011/04/28
「この世の中は、人が経綸して行くものであって、人があっての天地である。目をつ
むれば何も無くなる。自我と私欲の念を去ったら、天地はすべて自分のものになるの
である。合気はこうした精神の道と、体の道とが一つになって現れたものである。」
(開祖大先生語録)人あってのこの世であり、永遠なる心に生きてこそ喜びがある。
心の財産を持ちたいものと思います。
◆ 今(濁流の中)を、いかに生きるか その24 2011/05/03
2011/07/16.17佐柳孝一師範13回忌・Aikido-Yawatahama八幡浜道場発足20周年記念・
交流合宿、演武会を開催予定しています。大きな節目を迎えています。今(濁流の中)
を、いかに生きるか --- この命題は、私にとっ て、いかように武道の鍛錬をするか。
いかような技を展開するかであります。「天地の心を以って我が心とし、万有愛護の
精神を以って自己の使命を完遂することこそ武の道であり、単なる武技はそれに至る
べき道しるべに過ぎない」「合気道の鍛錬は、神技の鍛錬である。」(開祖大先生語録)
霊主体従、和合の技を目指したいものと思う。
◆ 今(濁流の中)を、いかに生きるか その25 2011/05/31
2011/07/16.17佐柳孝一師範13回忌・○Aikido-Yawataham八幡浜道場発足20周年記念・
交流合宿、演武会を開催予定しています。大きな節目を迎えています。佐柳孝一師範
から合気道精神の芽を植えて頂きました。この芽は私の心の中で大きく成長していま
す。燃ゆる合気道精神に溶け込み、生命力に満ち満ちた合気道の修練、発展に努めま
す。「一以貫之」(一以て之を貫く) 三つの鍛錬により“魂の技”を練磨します。
互いを尊重し合える自分を練り直し合う---合気の道「武は愛なり」を稽古しましょう。
当に「愛の競争」に立つ。共に競わん。愛に導く。
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◆ 編集後記
2011年は私にとって忘れられない年となりました。2011/07/16.17には当会発足20周年
記念(佐柳孝一師範13回忌)合同合宿・演武会を開催させて頂く。また2011/11/13には
高知合気会(旧高知県支部)発足50周年記念演武会・道主講習会・祝賀会が開催される。
(私用で祝賀会のみ出席)大きな大きな節目の年でありました。私の境地においても
「気」に生きる真なる武「合気の道」の出発点となりました。当に一線を画する年とな
りました。試練に耐え、飛躍の折り返し点としたいと思います。2012年頭に思う。
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第15号目次予告
◆ 合気道八幡浜一当流道場 ○Aikido-Yawataham 修行の目標
◆ 道文の研究Vol.14
◆ 合気道ワンポイントアドバイス
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○タイトル ○Aikido-Yawatahama「一当流」「ふだんの記」2(ID:0000179313)
(年2回1月と7月 17日発行)
○発行責任者:合気道八幡浜一当流道場 ○Aikido-Yawatahama 小清水孝
〒796-8007愛媛県八幡浜市八代53-5 TEL.FAX0894-23-2803
○ホームページ:http://www.aikido-yawatahama.jp/
○発行システム:『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を利用して発行しています。
解除は http://www.mag2.com/m/0000179313.htmからできます。
○無断転用・複製を禁じます。
○ご意見ご質問は、kosimizu@dokidoki.ne.jpまでお寄せ下さい。
◎Aikido-Yawatahama「一当流」「ふだんの記」
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