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合気道八幡浜一当流道場のメールマガジン第3部 第17号 2013/07/17

タイトル
○Aikido-Yawatahama「一当流」「ふだんの記」2(マガジンID:0000179313)
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第17号 目次
◆ 愛媛県武道館10周年記念大会によせて
◆ 道文の研究Vol.16 17
◆「みそぎの技」(魂の技)
◆ 今(濁流の中)を、いかに生きるか
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No.17 
愛媛県武道館10周年記念大会によせて

愛媛県合気道連盟副会長
○Aikido-Yawatahama八幡浜道場 小清水孝

愛媛県武道館の10周年を祝してお祝いを申し上げます。
私達県下の合気道愛好者はこの愛媛県武道館に一堂に集まって恒例の1月に鏡開
き演武会/稽古初め、4月に合気道講習会、6月に合気道演武会を行なっています。
今年度は愛媛県武道館の10周年を祝して特別に11/3(日)に連盟発足10周年記念
植芝充央道場長代行(若先生)講習会を開催します。いつも日本中に誇れる大き
くて高い気持ちの良い愛媛県武道館で稽古できますことをうれしく思っています。
昔から「武は神なり」「武は万物の根源なり」という言葉があります。立派な武
道館は国の礎です。この愛媛県武道館から益々の発展を期して参ります。愛媛県
武道館の10周年を祝します。

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◆ 道文の研究Vol.16 「情をもって対峙する」(佐柳孝一師範語録)2013/07/17

佐柳孝一師範の教えで今も目標としていること、課題としていることを整理しま
す。(1)「情をもって対峙する」(佐柳孝一師範語録)---もっともっと人の痛み
の分かる人とならねば。 (2)「技は生きている」(佐柳孝一師範語録)---我が
精神や情が乗っている如き、生きている技を目指す。 (3)「合気道は戦わずして、
心をサイコロの如し」(佐柳孝一師範語録)---文武両道により魂を練り直す。清
く、正しく、美しくを老いの目標とする。


◆ 道文の研究Vol.17 「武とは---」「合気道精神とは---」2013/07/17

開祖大先生は合気道精神を伝えています。全幅の信頼を置く佐柳孝一師範の語録
を架け橋として開祖大先生の精神に迫ります。合気道精神は「一を以て万に当る
道」であります。「魂の技」であり「和合の技」であります。合気道精神そのも
のが技であり、人の生きる道標であります。合気道が純然たる武道の所以であり
ます。しかし、「魂の技」「和合の技」とするには不断の稽古と修行が必要です。
長い年月を掛けて踏み固めて成るものと思います。共に稽古、修行をして参りま
しょう。武とは---。和合するには---。魂の技たる成果とは---。その手段、方法
とは---。開祖大先生の精神に迫って参りましょう。

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◆「みそぎの技」(魂の技)その46 「情をもって対峙する」その1(佐柳孝一師範語録)
2013/04/14
「生活の情味を味わわずに生きている人は、本当の人生生活はないといえる。も
っと極言すれば、人間の幸いとか、不幸とかいうものは、結果からいえば、生活
の情味を味わって生きるか否かに所因するといえる。」(中村天風語録)人間は、
生まれながらにして他の生命を思いやるようにはできていない。そうなるために
は訓練が必要である。そして武道はそのためにこそある。(佐柳孝一師範の遺稿
より) 「生活の情味を味わう」人生を歩みたい。しかし、前々から自分に出来
ていない事を残念に思っていました。薄情な自分を情けなく思っていました。 

◆「みそぎの技」(魂の技)その47 「情をもって対峙する」その2(佐柳孝一師範語録)
2013/04/14
人は誰しも「情」というものを持っています。「情」とは何か。相手に対する思
いやりや優しさ、相手の悲しみを我がものとして捉える気持ち。そして互いを慈
しみ合い、尊敬し合う心。言葉で表せばそういうことになるのでしょう。人と人
とが温かな情によって結ばれる。千利休が茶道を通じて伝えようとしていたのは、
この心だったのです。(茶道裏千家十五代家元 千玄室語録) 一瞬一瞬におい
て心がある。情がある。情を味わいたいものよ。と思えるようになってきました。
「情をもって対峙する。」(佐柳孝一師範語録)この稽古が出来るようになって
きました。魂の技≠進めます。2013/04/14

◆「みそぎの技」(魂の技)その48 「情をもって対峙する」その3(佐柳孝一師範語録)
2013/04/15
鮎は瀬にすむ、鳥は木にとまる、人は情の下にすむ。(良寛)  良寛のいう
「人は情の下にすむ」とはあらゆる生命との共存、他人へのいたわりやおもいや
りであり、仏の慈悲である。今私共が忘れかけている和の心、祈りの心、合掌、
尊敬と信頼、感謝の心である。(慈受院門跡副住職梶妙寿語録PHP掲載より) 
もうちょっと肩の力を抜いて生活しよう。情味を味わいたいものよ。とそう思う。

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◆今(濁流の中)を、いかに生きるか Vol.14 「心は常に澄みきりし大空のごとく,---」
2013/01/17
「平常心是道」「直心」「不動心」なる古語は武道の極意として伝えられている。
いかなる境地を開くか。そしてその境地を以ていかに生きるか。そこに武道の真
骨頂があるように思う。「心は常に澄みきりし大空のごとく、---」(開祖大先生
語録)私は常にこの境地を以て生きたいものよと念じています。

◆今(濁流の中)を、いかに生きるか Vol.15 「一とは魂の技≠ニ見つけたり」 
2013/02/17
生きる上で大切なことは、清浄と正直を守ること。大切なものは、己の誠。「誠
は合気の本体」「誠は己の本体」「一とは魂の技≠ニ見つけたり」「一とは誠
と見つけたり」

◆今(濁流の中)を、いかに生きるか Vol.16 合気の道「武は愛なり」を以て進む 
2013/06/01
30年のサラリーマン人生に区切りをつけ、第2の人生をスタートさせた。55年の人
生を振り返って思うこと (1)しれ者はいる。 (2)この世は濁流である。よって決意
することあり。(1)しれ者はいる。---愛と誠こそ生命エネルギーであろうに---
(2)この世は濁流である。---愛と誠を以てこの世の濁りを洗う。 (3)愛と誠をを産
み守り育てる。---合気の道「武は愛なり」を以て進む

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◆ 編集後記
30年のサラリーマン人生に区切りをつけ、第2の人生をスタートさせた。私の第2
の人生はチャレンジの連続です。大いなる努力が必要です。徹底してタフである
ことが求められます。大局観(平法)を以て自信と誇りそして感謝を持って進み
ます。「一以是貫」

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第18号目次予告
◆ 求道の先人達
◆ 道文の研究Vol.18
◆ 合気道ワンポイントアドバイス

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○タイトルAikido-Yawatahama「一当流」「ふだんの記」2(マガジンID:0000179313)
(年2回1月と7月 17日発行)
○発行責任者:合気道八幡浜一当流道場
○Aikido-Yawatahama小清水孝
〒796-8007愛媛県八幡浜市八代53-5  TEL.FAX0894-23-2803
○ホームページ:http://www.aikido-yawatahama.jp/
○発行システム:『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を利用して発行しています。
解除は http://www.mag2.com/m/0000179313.htmからできます。
○無断転用・複製を禁じます。
○ご意見ご質問は、kosimizu@dokidoki.ne.jpまでお寄せ下さい。
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