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〇 合気道八幡浜道場 のメールマガジン第3部 第15号 2025/01/17

タイトル 「魂の学び/魂の力/魂の修行/魂の技」(マガジンID0000179313

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15号 目 次

◆ 誠の宝槍/高橋泥舟(謙三郎/精一)Vol.10 「一剣を磨く」

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No.15

◆ 誠の宝槍/高橋泥舟(謙三郎/精一)Vol.10 「一剣を磨く」

「一剣を磨く」---剣の四君子(柳生石舟斎/柳生新陰流流祖・林崎甚助/神夢想林崎流開祖・高橋泥舟/「刃心流槍術」「穴澤流長刀」11世・小野忠明/小野派一刀流開祖)吉川英治著を読んで思う。

「一剣を磨く」---先の剣の四君子や上泉伊勢守信綱/新陰流流祖・夢想権之助/神道夢想流杖術流祖・上杉謙信他を思い浮かべる。道を究めるには、「一剣を磨く」事が必要です。しかし、「一剣を磨く」事と「処世」の両立は、難しい。

 剣に仕えた古人の行道ほどきびしい道はなかった。真の剣人とは、「おのれに勝つ」ことを得た者でなければならない。人生に勝ったことでなければならない、それは不断鍛錬と、人間的火華に自分を灼く生活のもとに、修行として営み励まれて行った。
 剣は個性の道である。為に彼等のすがたは余りに孤高独歩の人に見える。時に、世間からは白眼視され、きびしさ、うらがなしさ、いいようもない人に見える。
 けれど、風雪の中に、人間の発しうる最高度の生命の火華をしめし、また花のような香気を研磨の人柄にたたえるなど、剣の道はやはり東洋人の心には何か捨て難い魅力をなす詩であるにはちがいない。(剣の四君子 序から)

 古徳六祖大師は心印をうけてからなお15年間を長養に努力する。大燈国師は橋の下に20年の長養をなし、正受老人は世を捨て40年に及んだ。禅師のこうした苦修もまた稀しいことではない。道を求むることの難いことは、決して凡庸の企て及ばないところである。武神/誠の宝槍/高橋泥舟、大悟徹底33---悟後の修行36年。「一剣を磨く」

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◆ 編集後記

 武道修行に集中できる環境が整って来た。「魂の学び」「魂の力」「魂の修行」「魂の技」に努力し、自己を整えたいものよと思う。

 吉川英治の歴史小説を読んでいます。少年の頃に「宮本武蔵」を夢中で読みました。今、新・平家物語を読んでいます。改めて史実に即した筆力ある描写に驚きと感動を以て読み進めています。

 求道の過程で最も興味がある人物は、「在家禅の先駆者/西山禾山」と「誠の宝槍/高橋泥舟」と「神道夢想流杖術流祖/夢想権之助」です。合気道と共に探求したいと思っています。楽しみとする。

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○タイトル 「魂の学び/魂の力/魂の修行/魂の技」(マガジンID0000179313)(年21月と7月 17日発行)

○発行責任者:〇 合気道八幡浜道場  小清水祥孝

796-0001愛媛県八幡浜市向灘3084-5TEL0894-23-1541.FAX0894-21-1539

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