3.アニメGIFの作り方

(1)アニメGIFとは

 アニメGIFは、いわゆるパラパラ漫画のようなもので、GIFデータのオプション形式の一つです。

 例えば、次のような2枚の画像(コマ)をもとにして、フリッカするアニメGIFを簡単に作成することができます。

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(2)コマになる絵を描く

 それなりの絵を作成するときには、本格的な画像ソフトが必要になってきますが、簡単な絵ならMSペイントで十分です。

 以下では、MSペイントを使って先ほどの例の画像を作成する方法を説明します。

 1.一枚目のコマ

 MSペイントを起動したら、新規作成のモードになります。
 まず、画像の大きさを決めましょう。

 先ほどの絵は最終的には44×11ピクセルですが、作業し易いよう適当に大きく100×40くらいにしておきましょう。

 メニューから、<変形>の<キャンバスの色とサイズ>を選択し、幅:100、高さ:40、単位:ピクセル、色:カラーにします。


 2.文字を描く

図11

 次に、文字を書くため「テキスト」ボタンを押し、メニューから<表示>の<書式バー>をチェックし書式の設定をします。
 ここでは、Arial12ポイントのBold・Italicを選択しています。
 また文字の色は、下段のパレットから選択できます。

 キャンバスに文字を書くためのスペースをマウスでドラッグして確保します。
 ”new!”と入力し、マウスをクリックして入力を終了します。


 3.一時保存

 ここで、次の作業に備えていったん保存しておきます。
 メニューから、<ファイル>の<名前を付けて保存>を選択して下さい。

 MSペイントでは、ファイル形式はビットマップ(BMP)形式になります。とりあえず、256色を選んで置けばいいでしょう。 あとから、アニメ化ツールで減色可能です。


 4.トリミング

図12

 画像のサイズを、文字の部分だけに限定して小さくします。

 「選択ボタン」を押し、文字の周囲をドラッグして選択します。
 次に、メニューから、<編集>の<コピー>を選択します。

 そして、貼り付ける新しいファイルを作成するため、<ファイル>の<新規作成>を選択して下さい。大きさは、40×10くらいにします。

 次に、<編集>の<貼り付け>を選択して下さい。 もし、”クリップボードの絵はビットマップより大きいです。ビットマップを大きくしますか?”のメッセージが出たときは、”はい”を選択して下さい。


 5.保存

これで、絵が完成したので保存します。

 メニューから、<ファイル>の<名前を付けて保存>を選択して下さい。
 名前は一時保存したファイルと同じにして、上書きするといいでしょう。


 6.2枚目のコマ

図13

 今度は、先ほど書いた”new!”の字を消します。

 消し方は、文字の周囲を選択しDELETEキーを押す方法と、「消しゴム」ボタンを使って消す方法の2通りありますが、どちらでも結構です。
 もし、キャンバスが小さくて作業がしにくい場合は、<表示>の<拡大>を選択して下さい。


 7.保存

これで、2枚目のコマも絵が完成したので保存します。

以上で、コマの準備は終わりです。



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