親鯉

ここで、紹介する鯉たちが親鯉です。
我が家では、稚魚の飼育池が1面なので、毎年一組の仔取りとなっています。
私は紅白が大好きなため、紅白は親鯉となる土台作りから始めております。具体的には、森田仙助を母体として、まずは体型の土台を作り、次いで質の改良へと取り組んでいます。
その為仔取りの順番としては紅白⇒三色⇒紅白⇒昭和という順で毎年仔取りを行っております。
みなさんも、以下の鯉たちで仔取りをするとどのような鯉が出来るか想像してみてください。
メス親 
紅白 (まさのすけ紅白)
体長 76p
自家産

森田仙助(森田和正氏より)に私独自の組み合わせで作出した第1世代の紅白です。オタフク顔の鯉を作るため、かなりオタフクの強い鯉を親に残してみました。
初腹は3歳になりますが、体つきは予想通り、体高があり、顔もオタフクになりつつあります。

 紅白(まさのすけ紅白)
体長 76p
自家産

上の紅白の姉妹鯉。
こちらもオタフク顔ですが、こちらは体のラインが素晴らしい。

我が家の自家産三色は、体線が弱いので体型改良のため、2012年はこの鯉に三色を組み合わせてみました。
予定通り、幅のある三色が出現しております。
 大正三色
体長 86p
丸堂養鯉場産

当歳時に丸堂さんより購入。
当時は墨がもっと多く緋盤も多く、緋三色でありました。年々墨が締まって黒く光るようになり、さすが良血と感心している鯉です。
伸びも松ノ助には及ばないかと思っていましたが、着実に伸びて85pを超えてきたので満足しています。
初腹ですが、思った以上に墨質が良く、黒光りする墨の仔が何本か出来ています。
 昭和三色
体長83p
大日養鯉場産

2歳時に成田の大日会で入手。
親鯉は不明、何といっても伸びが良いように思います。
こうなれば、是非親に使いたいという思いから、2011年親に使ってみました。

2012現在、初腹の仔は当歳時に飼育に失敗し上物はほとんど残らなかった。

次回は2014年仔取り再チャレンジ予定


オス親 
 紅白
体長65p
関カープ産

紅が明るく深みがありキワも良いいです。今のところ白地も全く黄ばんだことがなく、過去品評会でも上位入賞したことがあります。
個人的には、鼻付きでなければ最高なのですが、綺麗ですので欲は言えません。
仔には、この鯉の紅を受け継いでもらいたいと思っています。
 大正三色
体長60p
自家産

粘りのある紅、ツボに入る墨、尾筒にしっかり入った肉、少しでも仔に引き継いでもらいたいと期待しています。
 昭和三色
体長60p
大日(トヨタ)

どうしても、ブッタの血を引いた昭和を作ってみたいと愛好家より譲りう受けた昭和です。

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