2020/04/19 STAGE003
アーケードゲームの話/リンクの冒険どうも、1Pカワサキでーす。
どうも、2Pハセガワです。
ブライトビットブラザーズ、STAGE3ですね。
そうです。
今回はですね、アーケードゲームの話。
そうですね。
広いですね。
前々回がね、ファミコン。
前回が、メーカー。
その辺が、80年代の話なので、80年代に私達が遊んでいた、もしくは印象に残ってるアーケードゲームの話をしようかな。
アーケードゲームって、いわゆるゲームセンターに置いてあるゲーム。
そうですね。
テーブル型の筐体だったり、立ってやる筐体だったり。
あとは、ゲームセンターに限らず、デパートの屋上だったりね。
そういうとこに置いてあったゲームということで、話します。
はい。
では、よろしくお願いしまーす。
お願いしまーす。
ファミコンが出た年を基準で話すとわかりやすいんですが、ファミコンが83年ですよね。
ですね。
だからその以降、アーケードゲームで印象深いものっていうので、こんとき私、小学校の高学年だったんですけど、ゲームセンターやゲームコーナーには、もうすでに行っていたんですが。
あぁ…、ワルい。
www。
そうそう、その話をしようと思ったんですけど。
今のゲームセンターってね、まずもう「ゲームセンター」っていう言葉自体、あんまり聞かないですよね。
あー…そうですね。
アミューズメントパークとか、もしくはどっかの大型スーパーとかのゲームコーナーみたいな感じになってて、ひとつのお店の中にゲーム機だけが置いてあるお店ってのは、だいぶ減ったんじゃないかなと。
そうでしょうね。
ハセガワさんがね、今言ったみたいにですね、当時私が小学生だったころのゲームセンターというのは、本当にワルいイメージしかなかったですね。
www。
これはもう誇張ではなく、いわゆる「不良のたまり場」と言われる場所が、ゲームセンターでしたね。
ワルもいましたね。
イメージとしては、なぜかずっと霞がかかってるような店内…
www。
なぜかね。
そういうところで、学生服を着た人はいるけども、入りにくいというような場所でしたけど。
意外とね、小学生とかが行くと、あんまり怖い目には遭わないんですよね。
あー。そっか。
同学年の中学生とかが行くと、色々揉めたりするんですけどwww。
家から、そんな遠くなかったですか?
けっこう行けるとこにあったんすか?
あのね、自転車で行ける範囲…っていうか、小学生の頃って自転車でどこでも行くんですよ。
1駅2駅ぐらい、自転車で行くんですけど。
で、やっぱりゲームセンターっていうのは、駅前にあるんですよね。
繁華街の方にありまして、すごくたくさんあったんです。
今では考えられないぐらい。
あった。
で、個人経営でね「オカ」っていうゲームセンターがあったんですよ。
ローマ字でオーケーエー、OKAって書くんですけど。
いいですね。
たぶんね、オカさんがやってるんですよ。
そうでしょうねwww。
これが人気があったのか、儲かってんのか知らないすけど、3号店まであったんですよ。
へー。
僕らの間では、OKA1、OKA2、OKA3って呼んでて。
www。
どのナンバーに行ってたんですか?
「OKA3行こうぜ」とか。
それぞれ特色があって、開いてる店舗にどんどん入っていくんですよ、その人たちは。
あー、なるほど。
うん。
距離離れたところにあったんで、そこを次々回っていくみたいな遊び方してて。
わかる。
1号店が一番大きかったんですけど、後半のOKA3は対戦ゲームばっかり置くような店になってましたね。
そういうね、あんまり今では考えられないぐらい雰囲気の良くない場所ではあったんですが、当時そんなことあんま気にしてなかったので。
行って何してたかっていうとね、ゲームプレイ自体はね、お金がないからあんまりしてなかったんですよね。
うん。
で、何してるかというと、人がやってるのを見てたと。
うん。
それだけでも楽しかったゲームが多かったなっていう。
ほぼ半分ぐらい、見てただけのゲームだと思うんですけど。
とりあえずね、そのときの印象強いっていうのは、前回も言いましたけど、まずゼビウスですよね。
ゼビウスって、テーブル筐体の方ですか?
テーブルですね。
僕が小学生のときのゲーセンは、もうほぼテーブルしかなかったです。
テーブルってね、「テーブル」っていうぐらいですから、平らなわけですよ。
平らですね。
で、水平じゃないすか。
はい。
だから、上から見てもナナメ45度ぐらいで見る感じになるでしょう。
うん。
すると、どうなるかっていうと、反射するんですよ。
しますね。
天井の照明がね。
はい。
だから、当時のゲームセンターっていうのは、もうほぼ薄暗~い感じwww。
なんか手作りの、ダンボールの屋根みたいの…
ありました。
そう、そうです。
薄暗くないところは、そういうふうに「ひさし」というかね、
そうそうそう。
画面のとこにそれを置いて、やるんですよ。
で、さっき言ったデパートの屋上みたいなところは、もろ太陽光が…屋根があるとはいえ当たるんで、ほとんどがひさしが置いてあるおかげで、見えないんですよ、周りで見てて。
うんうんうん。
で、どうなるかっていうと、全員そのプレイしてる人の後ろにズラッと並ぶ感じでwww、覗き込むように見るっていうね、感じで見てましたね。
で、そうじゃなくて、ひさしがなくて暗いゲームセンターで見てる場合は、筐体の周りにウワーッと群がって、上手い人がいたらみんなで覗き込んで。
グラディウス2周している人のところとか、すごい人だかりでしたからね、当時。
あの人は誰やったんやろと思ってね、未だに。
ずっとゲームをしてる人なんかなぁ…って思って。
いましたよね。
そういう上手い人がね。
いたいた。
なんかしらいるんですよね。
で、当時ゲーメストとの協力っていうか、コラボなんかな。
ゲーメストのハイスコアランキングみたいなんがね、毎号載ってて、それに登録してるお店は、その店舗の中で、ハイスコアを貼り出されてるんですよ。
そうですね。
で、「今月のゼビウス一位はこの点数」とかね。
ああいうのを見ててね、すげえなと思って。
自分がもう絶対そんなことはできないけど、なんかしら漠然とかっこいいなと思って、見てた覚えがありますね。
そこを目指そうとは、全く思わなかったですけど。
お店独自の手描きの、ゲームロゴを見て描いたんだろうなぁっていう「ゼビウス」っていうのの横に、今の最高スコアがね、書いてあるんですよね。
そうそう。
うん、うん、うん。
あそこに載ることを目指して、腕を磨いてた人もたくさんいたんだろうなと思いますね、当時。
スコアアタックってやつですよね。
今のゲームセンターでは、あんまり見ないですけど。
そうですね。
あの頃って、目標が得点でしたよね。
そうですね。
ほとんどのゲームに得点がついてるのは、そのせいなんですよね。
元々ゲームって、何かを競うものだったんですけど、それが点数だったんですが。
だから、今となっては謎な、あの「格闘ゲームに点数ついてる」っていうね。
wwwそうね。
確かにねwww。
最近もうなくなったでしょ、さすがに。
あぁ、そうなんすかね?
いらないですからね、だってwww。
まぁ…ねwww。
あるのか一応。
で、そういうのがあったりとかしましたけど。
その…OKA?
OKAチェーン店?に行ってた頃は、どこら辺のゲームが好きだったんですか?
この頃はね、高学年から中学だったんですけど、やっぱカプ…カプコンじゃないな、ナムコのゲームが多いですね。
でも、カプコンも多いな…ギャプラスとかソンソンとか。
あ、ソンソンね。
でね、中学入ってね、中一の85年がね、アーケードゲーム黄金期、個人的にね。
…だなと思ってたのが、グラディウスが出てて、ドラゴンバスターが出てて、じゃじゃ丸くんが出てて、影の伝説が出てて。
出た!
影の伝説は、僕にとって、最初のインパクトでしたね。
そうなんですか。
うん。
アーケードで、ですか?
そうです。
見てただけだけど、ずうっとオープニング見てた。
木に手裏剣がカッカッカッて刺さって…っていうあれをずっと見てて、すごいかっこいいと思ってましたよ。
基本的に右に進むゲームなんですけど、上下の幅がすごいんですよね。
そう。
ジャンプの浮遊感が、すごいかっこいいんですよ、
そうですよね。
今思えば、思い切ったジャンプですよね。
スパイダーマンぐらいのジャンプですね、あれwww。
確かに。
ちょっと、人間のジャンプ力じゃない気がする。
でも、あれが忍者っぽいし、すごく広大なステージを感じさせる動きしてましたよね。
そうなんですよ。
それとね、剣を逆手に持ってるじゃないですか。
あー!
そうそうそう。
あれが、すごいかっこよくて。
当時、親の持ち物で、うちに白戸三平先生のカムイとかがあったので…。
あ、劇画じゃない方ね。
うんうん。
とかサスケとかあったから、なんかすごいかっこいいなと思って。
そうですね。
しかも動きがね、腕を一回転させるっていうね。
そう、そうなんですよね。
もう一つ画期的だったのが、手裏剣を弾き返せるって、あれも新しかったです。
昔、敵の弾飛んできたら、避けないと当たるっていうところを、剣で弾き返せるっていうのは、時代劇とか忍者っぽい感じが出てて、気持ち良かった気が。
当時だと、真田広之感がありますよね。
あるあるwww。
髪型もね、ちょっとね。
やっぱカムイとか、あの辺の影響を受けてるんじゃないですか。
あとね、魔界村も85年。
あー、そうなんだ。
うん。
いい時代ですね。
で、大型体感筐体第一弾ハングオンも、85年です。
あぁ、そうなんだ。
コナミのイー・アル・カンフーも85年。
イー・アル・カンフーのゲーセン版って、なんか外で戦ってますよね。
そうそうwww。
なんか、なんて言うんだろ。
奥に山が見えて、
背景がね、ファミコン版に比べてすごく豪華なんですよ。
グラフィックが綺麗なんです、アーケード版はね。
あれ、移植してくんないかなぁ。
ねー!
やりたいな、あれ。
やったことないんですよね。
あ、そうなんすか。
そうなんです。
アーカイブであるんじゃないすか。
ニンテンドースイッチとか。
あるかなぁ?
ファミコンの方は、すごいやったんです。
そっかそっか。
アーケードの方ね。
うん。
アーケードの方ね、もしかしたらねプレステ2とかでね、コナミアーケードコレクションみたいなの、出てたかも知んないです。
あとね、いっきも85年。
wwwそう。
そうなんですかwww。
すごくないすか、85年。
うん。
各メーカーでヒット作が多いんですね、この年。
何があったのか。
でもたぶん、影響はファミコンやな、これやっぱり。
ファミコンが出て2年後なんですよ、85年って。
おそらくですけど、家庭用に負けないというか、ファミコンでゲーム自体の認知度が上がった上で、それよりも面白いものを…みたいなところで、アーケードゲームがすごく元気があった頃なんじゃないすかね。
う~ん。
当時ね、お仕事されてた方の話で、なんか周りに言いづらいっていうのがあったみたいで、
自分の仕事をね。
そうそうそう。
言っても、通じないとか。
あー、わかりますねぇ。
もしかしたら、ファミコン出て2年後とかだと、通じるようになったのかも知れないすね。
それは大いにあるかも知れないすね。
仕事として、やりがいがより出てるのかも知れない。
それはあると思いますよ。
ただ問題としては、「ファミコンとアーケードは違うけどな」って思ってたかも知れないですけどね。
www、それはあるかも知れない。
「ファミコンじゃないけど、まぁゲームやし、いいか」って思いながらね。
うん。
説明してたかも知れないですね。
確かに、開発者のモチベーションの影響はあったかもなぁ。
うん。
でね、85年がそれなんで、今度は86年ですよ。
うん。
次の年がね、またこれも体感筐体第二弾のアウトランが出て。
で、ファンタジーゾーン。
あ、ファンタジーゾーン、そこなのか。
そう。
で、ダライアス、アルカノイド、沙羅曼蛇、源平討魔伝、熱血硬派くにおくん。
いやあ、86年もすごい!
うん、そうですね。
これすごいですよ。
どれをとっても、話し出したら終わらないやつですけどwww。
影の伝説が、最初のインパクトだったんすけど、2個目がダライアスですね。
ダライアスはちなみに、何がインパクトだったんでしょうか?
やっぱ、あの3連結モニター。
いやあ、そうですよね。
あの筐体見たら、びっくりしますよね。
そう。
これはもう「ここに来なきゃ見れない」と思ってたから。
今でこそ、ワイド画面だと実寸で出せるんすよね、確かね。上下切ってね。
あれ調べたらね、当時15インチから19インチのモニターを3台並べたらしくて。
で、特筆すべきは、専用筐体が二人掛けで座れて、ボディーソニックってすごい重低音で筐体が揺れる。
なんか振動してましたもんね。
そう。振動する。
んで、イヤホンジャックがついてるっていうね。
ついてた。
タイトーがね、音楽にすごいこだわって、ヘッドホンで音を聞き、いやかっこいいっすよ。
音も本当にかっこよかったんすよね。
うん、かっこよかった。
ダライアスは、見ててもいいんですよ。
後ろから見やすいしね、画面も。
そうねwww。
そうそう、ちょうどのぞき窓みたいになってますもんね。
後ろ開いてますもん。
これ、だってすごいですよ。
一番左端から玉打って右端届くまで、すごい長いですからね。
確かにそうだよな。
こんな広い画面ないよ。
おかげで、すごいでかいボスが出てくるんですよね。
デザインコンセプトも、すごいしっかりしてるし、
あー、あの、世界観ね。
で、曲はめちゃくちゃかっこいいし。
あれは、すごいと思いましたねぇ。
そうですね。
当時、ただ単に見た目だけじゃなくて、中身もちゃんとしたゲームでしたよね。
未だに人気ありますもんね、やっぱりね。
うん。
うん。
うん。
私はそれで言うとね、86年はやっぱ源平討魔伝ですね。
そうですね。
源平もダライアスに並んで、すごいインパクトでした。
まずもう「何や?」ってったら、世界観でしょ、やっぱり。
うん。
もう他のゲームではありえない、この「和」でもない、なんか和風ファンタジーみたいな世界観。
うん。
これ、独特ですよね。
景清の鎧の肩あての形状が、もうすごいじゃないすか。
あれ、日本じゃないでしょ。
確かに確かに。
www。
そうですね。
キャラデザもすごかったし、その表現方法もすごかったですね。
すごく大きいキャラクターを動かしてたんですね、当時ね。
そうなんですよね。
あれも音楽もすごかったですけど…
あー、曲も良かった。
なんか、しゃべりませんか?
しゃべります。
めちゃくちゃしゃべります。
おばあちゃんとかがしゃべってきて。
しゃべる。
体力ゲージが、ろうそくだったりね。
んー。
メインがね、大きいキャラクターが横に進むのかなと思ったら、急にマップ画面の移動画面になったりとか。
ちょっとね、ちっちゃい感じで。
なんか違うゲームを遊んでるぐらいの、見た目の変化とかもあってね。
そうなんすよ。
どっちも、かっこいいんですよね。
そうですね。
ちっちゃい方もなんかすごい、こうデフォルメがギュッとしてて。
あれはあれで、かっこいいんだよなぁ。
そうそう。
エフェクトも、かっこよかってんな。
かっこよかった。
なんか当時、「要石(かなめいし)」ってあったじゃないすか。
ありました。
はいはいはい。
あれがかっこいいと思ってまして…
うん、わかるわかる。
www、なんかわかんないけど。
しめ縄付いてるやつでしょ。
そうそうそうwww。
かっこいいかっこいい。
あとは、龍ね。
源平討魔伝は、本当にすごく衝撃的なゲームでしたよね。
遊んだことなくても、あの見た目覚えてる人多いんちゃうかなと思いますけど。
うん。
残念ながら、これを完全移植するのはやっぱ難しかったのか。
PCエンジンは、すごく頑張ってましたけどね。
ファミコンはなんか、全然違うもんに…
ファミコンはダメでしたね。
しょうがないですね。
さすがに移植できないなと。
でね、もう1個はね、熱血硬派くにおくんは、かなりゲームセンターで遊んでたやつですね。
くにおくんって、そこが初なんですか?
そうですね。
等身が高いやつね、最初の。
あれが、駄菓子屋のところで立ちゲーとして置いてあったんですよ。
で、なんか…。
あ、でも遊んだな。
もしかしたら出た後かな、安くなってたから。
10円か20円ぐらいなってたんで。
もしかしたら、発売当時じゃなかったかもしれないですけど。
うん。
今思えば、すごく自由度の高いゲームでね。
マウント取ったりできますからね。
そうでしたっけ?
そうそう。
殴って倒れた相手の上に馬乗りになって、さらに追い打ちできるっていうシステムがちゃんとあったんです、当時。
すごい。
最先端じゃないすか。
そうなんですよ。
今思えば「あ、すごいな」と思ってね。
うん。
この辺は、よく遊びましたね。
このくにおくんも、なんかしゃべってたな。
「いてまうぞ!おら!」とかって、なんか言ってたな。
なんか「なめんじゃねよ」ってwww。
言ってた言ってた。
たぶん、今では出せないと思いますけど、ラスボスがね、反社の人が出てきたりとかする…
www。
いろいろ、自由な時代かなっていう。
いいっすね、昭和www。
で、次の年ですよ。
87年が、またこれ大型筐体でいきますけど、アフターバーナーね。
うん。
ここまで来ると、ハングオン、アウトランが、バイク→車ときて、アフターバーナーが飛行機ですから。
正当進化かなと思いますけど、これもやっぱインパクトありました。
当時、体感筐体でやりましたけど。
画面に合わせて、自分が座っている椅子が動くっていうのは、もうそれだけで面白いんすよ、もう。
確かにね。
うん。
ゲーム自体は、敵をロックオンして、ミサイル撃って、敵の弾を避けるっていうだけのシンプルなゲームなんですけど。
そこに「自分が動いてる」っていうエンタメ部分があるだけで、こんな面白いのかっていうぐらい。
あれ、当時いくらだったんですか?
100円だったんじゃないすかね。
ふーん。
元はでも、200円ぐらいすんのかな、大きい筐体やと。
まぁそっか。
ゲーセンって、店によって値段変わっちゃいますもんね。
あ、そうそう。
あのね、私が行ってた駅前のところは、学生がよく行くとこは50円でしたね。
50円ゲーセンってね、よく言われてましたけど。
うん。
うん。
ハセガワさんとこは、どんなもんでした?
僕も、50円に行くようにしてました。
100円のところもあったけど、やっぱ安い方が…
やっぱ、50円の方が集まりますよね、学生は。
うん、うん。
その分、難易度が高かったりとか、残機が少なかったりとかするんですけど。
そういう調整してるとこもあったりしてね。
でも安いところはね、人集まってくるんでね、すぐ遊べないんですよ、結局。
そうですね。
そうそう。
上手い人もいるしなー、やっぱり。
うん。
で、この87年も、ここでもね、ゲームの歴史に残るR-TYPEが出てますね。
R-TYPE、そこか…。
うん。
うん、そうか…。
で、ナムコでいうと妖怪道中記ね。
いやあ、源平討魔伝の次の年に妖怪道中記っていう和風続きでね。
たぶん、狙ってるんでしょうけど。
なんか、すごいやっぱ独特でしたよね。
妖怪道中記も。
そうですね。
やっぱテレビゲームってどうしても、洋風なものが多かったんですよね。
でも「和」のものを、この頃のナムコはすごく作ってたんだなと思って。
忍者くんとかね、くにおくんなんかも、日本ならではの感じはしますけど。
うん。
それでも妖怪道中記は、さらに独特やもんな。
なんかね。
地獄巡りでしょ、だって。
wwwなんか、オリエンタル感がね、すごい。
「和」というよりは。
でもなんか、キャラクターもかわいかったし、特にゲームシステムがね、お金を稼いでそれでパワーアップするっていうね。
あの辺なんかちょっと、やっぱファンタジーゾーンの影響受けてるんやろなぁ。
あー、そうかも。
お店システムね。
そうそう。
86年のファンタジーゾーンは、そこがすごかったんすね。
シューティングに、買い物システムを入れるっていうね。
凄まじいアイディアやなと思って。
うん。
85年のグラディウスが、カプセルでパワーアップするじゃないすか。
そうですね。
で、その次に出たファンタジーゾーンが、敵を倒してコインでパワーアップするっていうね。
いやこれ、面白いですよね。
これ、明らかに元ネタはあるけども、ちゃんとそれをアレンジしてきてるというかね。
うん。
ファンタジーゾーンもよかったなぁ。
BGMとかも、もうめちゃくちゃ聴いてたな。
ふ~ん。
当時なぜか、音楽室でピアノでゲーム音楽を弾くっていうのが流行ってた気がするな。
www。
なんかね、どっかから楽譜を…ゲーメストやったかな。
楽譜があるんすよ。
ゲームミュージックの。
うん。
アウトランとか、スペースハリアーとかのね。
うん。
それを、音楽室で休み時間かなんかに、弾いたりするんですよ。
見ながらね。
で、音楽の先生に「先生これ弾いて」って言って弾いてもらったら、めっちゃかっこよくて。
うん。
そりゃ盛り上がる。
「すげえっ!」つって、感動した覚えありますね。
www。
いや、あれすごかったな、今思えばなぁ。
先生が理解してたんか、わからへんけど。
まぁでも、先生もね、弾いてやって喜ぶんなら…。
うん。
うん。
今ってね、YouTubeで調べたら、ゲーム音楽を「弾いてみた」とかって、ピアノ上手い人が弾いてるじゃないすか。
はいはい。
あれもかっこいいじゃないすか。
「ギターで弾いてみた」とか。
うん。
あの感じ、当時ね、自分では弾けないですから、これをなんとか聴きたいと思って先生に頼んだら弾いてくれたから、すごい嬉しかったなぁ。
次、88年ですけど。
88年にまでなってくるとですね、あんまりゲーセンの思い出がなくなってきてるんすね、調べたけど。
ほー、そうですか。
おそらくね、家でばっかり遊んでたんちゃうかな、このときwww。
88年っていうともう、PCエンジンですか?
そうですね。
PCエンジン出たから、家でPCエンジンばっかやってたんやなwww、これたぶん。
そうそう、友達の家に集まって、PCエンジンの多人数プレイばっか遊んでたんですよ。
だから、ゲーセン行ってないんやわ。
ふーん。
そうそうそう。
で、その後はもうしばらく…もう高校生なんです、こんときね、88年って。
で、友達の家で遊ぶことが多くなって…89年。
次の年がね、これがカプコンイヤーなんですよね、こんときは。
え、なんすか?
ウィローとかですか?
www。
カプコンイヤーって言うてウィロー出るのはおかしいでしょ。
www。
あのね、ストライダー飛竜、天地を喰らう、ファイナルファイト。
これ全部、89年なんです。
それはすごい。
でしょう?
うん。
いやあ、天地を喰らうか…。
でもね、ところがね、この89年のカプコン、これは布石なんすよね。
プロローグですよ。
それで、そんなのを出して、ウィローへ続くんですね。
いやいやwww、だから。
ウィロー、もうちょっと前ちゃうかな。
www。
www。
ウィローを通り過ぎてるかもしんないっす。
で、この流れでいって、91年にですよ。
ちょっと、1年飛ばしますけど。
91年に、ストリートファイター2が出ると。
そうですね。
はい。
この辺の流れはね、マンガのハイスコアガールで、すごく詳細に書かれてますんでwww。
www。
この90年代の話はね、すごくよくできてますよ。
ゲーセンの話とか。
わかる。
誇張はしてあるけども、嘘ではないっていうね。
うん。
あれはやっぱり、作者の押切先生が、完全に同世代なんだろうなと。
そうですね。
ね。
ハイスコアガールの話とかもしたいな。
あの辺の話すると、90年代の話なんですよね。
そうですね。
僕は90年代ぐらいで、ゲームセンターに行くのが本格化するんです。
あ、そうかそうか。
ハセガワさん、それぐらいがピークなんすね。
そう。
で、ストリートファイター2からですよ。
もう本当に行くようになったの。
で、その前のカワサキさんが、PCエンジンに行ったぐらいに、僕はゲーセンにちゃんと行くようになった。
あー、なるほど。
88年にですね、スプラッターハウスが出てるんですよ。
あー、そうか。
そうかそうか。
あれが、ちょっと大げさに言えば、けっこう人生の転機。
あ~、そうですか。
僕が、絵をちゃんと描き始めたのは、あのゲームの影響なので。
へえー!
それ、ゲームセンターで見て?
そう。
ゲームセンターで見て、まあね、ちょうど中学生だったから、世のスプラッターブームもあって、
そうそう。
ホラー映画もね、流行ってましたね、あのとき。
バタリアンとかの頃ですから。
すごいなんですかね、その多感な時期に、ああいうのに惹かれるじゃないですかwww。
惹かれる、惹かれる。
ドンピシャに来てたんすよ、スプラッターハウスが。
で、ゲーセンでも、もうスプラッターハウスだけをやってたし…
あー、そうですか。
うん。
いやだって、僕ノーダメージクリアできるんです。
え?
マジで?
そんなやり込んでたんすか!?
めちゃくちゃ、やり込みました。
すごい!
あれしかやらない。
へえ~!
すごいですね。
で、もうそれだけでも足りないから、絵を描いてたんですよ。
それで、リックとか、1面のボスの牙がいっぱいあるやつとか、そういうボスの絵とかを描いてて。
そしたら、クラスの子に「上手いね」って褒められて、これで絵を描くようになった。
あら。
完全にきっかけじゃないすか。
そうなんですそうなんです。
すごーい。
うん。
そうか、でも確かにね。
ゲーム自体、どっかで見たようなキャラクターが、いっぱい出てくるゲームですけど。
そうなんですよね。
ただちょっとね、ネタバレですけど、さらわれた恋人が出てくるじゃないすか。
ああいうお話って、僕の中になかったんすよね。
あれ、すごいびっくりして。
ああいう結末を迎えるっていうのも。
その「物語」としてってことですか?
そうそうそうそうそうそう。
こんなことになっちゃうのかっていうのがあって。
でもなんか、今思えば、ホラー映画っぽいですよね。
そうなんすよね。
ね。
やっぱり作ってる人の、ホラー映画リスペクトが、すごく詰まってるんでしょうね。
まぁでも、すごい出来もいいなと思ってましたしね。
うんうんうんうん。
ゲームとしてもね。
ちょっと、難易度は高いですけど。
あぁ…、そうか。
いやあ、難しいのは難しいと思いますよ。
ただハセガワさんは、クリアしてるわけですからね。
そうですね。
大したもんですよ。
もう、ラスボス何発殴ったら死ぬとかも、数えてましたからね。
すげえwww!
あの、覚えてますかね。
スライディングってできるじゃないですか。
はい、できますね。
あれが、2発分計上だから…
あっ、あれ強いんですか。
強いんです。
だから、2発分というか連打になるんす、あれね。
多段ヒットしてるんすか?
そうそうそうそう。
だから、どこのタイミングでスライディングを入れると、スライディングでボスが殺せるかっていうのを見極めるために、何発で死ぬか数えたりしてたんです。
すげえ!
もう攻略じゃないすか、完全に。
やってましたよ。
けっこう。
すごいなそれは。
…ですね。
でま、そっからちゃんと行くようになって、やっぱりスト2の衝撃で。
うんうんうんうん。
みんなで遊びに行くってなったのは、スト2からかな。
これね、スト2はね、また別の機会に改めて話したいなということで、今回あんまり言いませんけど、スト2はゲームセンターに人を呼び込んだっていう意味では、もう外せないタイトルですよね。
うん。
まぁ、当時の格闘ゲームブームって、一言でブームでは済ませないぐらいの、ゲームセンターにとっての革命でしたから。
お店も増えましたよね。
増えました、あんときに。
今でいうところの、タピオカ屋みたいなもんですよ。
www。
うん。
うんwww。
急にゲームセンターと関係ないとこが、スト2置いてたりとかしてましたからね。
してた。
なんせ置けば、人がお金入れますから。
やる。
やるなぁ…。
しかもね、昔あったインベーダーブームに近いとは思うんですけど、スト2の場合はね、1回で倍入るんですよね、対戦ゲームやから。
そうなんですね。
ここが!
そして何より、プレイ時間が短いっていうね。
そう、回転率高いんですよねー。
これね、この話はまた別でしたいwww。
わかりますwww。
アーケードゲームの革命なんすよ、本当に。
ゲーム内容だけじゃなくて、ゲームセンターにとっても、救世主だったのが格闘ゲームだったんすけど。
うーん。
この話はね、また改めてどっかでやりましょう。
そうですね。
ここはね、外せないですよね。
外せない。
ここの話はホントに…
外せない。
これはもう、ゲームという話をする中でも、やっぱこれはちょっと外せないですね。
我々の世代は、特にね。
うん。
うん。
というわけで、エンディングなんですけど、前回から始まったハセガワさんの「リンクの冒険進捗発表コーナー」ということで、お願いします。
進捗はですね、第3、第4、第5神殿を攻略しました。
おー!
すごい!
思ったより早い。
けっこうでき…いや…、
レベル上げたからでしょ。
そうそうそう。
いやでも、第5がしんどかった。
強かったです?
強かったし、広くてwww。
そっか。ダンジョンですか。
そうですそうです。
神殿が広くて何度も行って、まぁリセットって言ったらアレなんすけど、3DSなんで「丸ごと保存」みたいな機能があってですね、どこでもセーブできちゃうんですよ。
昔のディスクシステムでは、考えられないことをやってるわけですね。
そう。
だから、ディスクでやってた少年少女は、すごいですよ。
僕、面接官で「当時リンク、クリアしてきました」っつったら採用します。
ホントに。
www。
「君は根性あるな」っつって。
そうですよね。
うん、確かに。
で今、たぶん最後の神殿だと思うんですけど、大神殿っていうのかな、岩が三つある真ん中で笛吹いたら出てくるやつの攻略を始めたとこですね。
なんか、前回行き詰まってから、レベル最大まで上げたおかげで、だいぶスムーズじゃないすか。
うん、そうですけど、あのね、なんか大神殿に入る鍵みたいなの、取り方覚えてます?
え?
どんなんですか?
あのね、街の外れ。
あの、普通の「街」があるじゃないすか。
あの外れに何もないエリアがあって、その街で教えてもらう、なんだかよくわかんない魔法があるんですけど、それを唱えると、地下への入口が、空き地にせり上がってくるんすよ。
ほうほうほう。
で、そこ入ると、鍵があんの。
あー、そんなんありましたっけ?
そんなんわかるわけないだろう! って思ったし。
www。
でも、町の人が教えてくれるんでしょ、一応。
そうなんだけど……まぁ、しょうがないですよ。
当時のゲームだからしょうがないんすけど、会話ウィンドウが出るのが遅いんすよ、今のと比べると。
ポチって押して、ビリビリビリビリってしゃべり始めるまでの間が長い上に、歩いてる人のパターンが4パターンぐらいしかなくて、誰に話しかけたかよくわかんない。
んで、けっこう歩いてるから、引き止めて話すと「チカラニ ナレナイワ」みたいなこと言われるwww。
しかも、カタカナですもんね。
そうそうそうそうwww。
だから、町の人に話聞くのが大変っていうんじゃないすけど。
たまにね、モンスターだったりするのを覚えてます?
wwwそうそうそう。
www。
そうやった。
そうなんすよ。
あと、森でハンマー使うと、隠れ里みたいの出てくるのとか…
あー、あったなー、懐かしい。
こんなのね、わかんないっすよ。
当時どうしたんやろう、あれ。
いやだから、攻略本じゃないすか。
かなぁ…。
雑誌かなんかで見たんかな。
だと思いますよ。
それか、友達に教えてもらったんやろうな、たぶん。
そう、いやどっちか…。
だから、大変ですね、当時ね。
www。
今のゲームって、すごく遊びやすいですよね。
遊びやすい。
ねー。
親切ですよね。
なんとなく気づくように、デザインされてますもんね。
説明書もね、今ないですけど、リンクの冒険は説明書40ページ以上あるんすよ。
信じらんなくないすか?
まぁ、ディスクの説明書ってちっちゃいから、しゃあないんでしょうけど。
あ、そうそう。
あのね、当時ディスクの説明書ってすごくお値打ち感あったんすよ。
なんか、本みたいな感じになってて。
そう。
リンク、最初の14ページぐらい全部お話ですからね。
www。
www。
でも、個人的にはね、好きだったんすよ、ディスクの説明書。
すごく読み応えがあってね。
絵もいっぱい載ってるしね。
いやあ僕、まず最初に、前回は言わなかったんすけど、行き詰まったのは、魔法の唱え方がわかんなかったんです。
あー、確かにね。
チュートリアルとか、ないですからね。
そう。
だから、説明書を隅から隅まで読んだんだけど、よくわかんなくてねwww。
しょうがないから探しましたよ、ネットで。
なんでしたっけ?
セレクトボタンかなんかでしたっけ?
そうです。
スタートで選ぶんですよ、まず。
ジャンプの魔法とか選んでから、通常画面に戻してセレクト押すと発動。
ですよね。
うん。
ボタン二つしかないですからね。
そう。
じゃあ、もうちょっとじゃないですか。
そうです。
もうちょっと。
楽しみやなぁ、最後、クリアした感想聞くの。
いやあ、倒せんのかなボス…。
いや、だいぶ厳しいと思いますよ。
けっこう忘れてるけど、私、ボスは覚えてますもん。
すごい難しかった記憶があります。
過去のボスがね、第5神殿とかもチョロチョロっと出てきたんすよ。
すげえ弱えーなって、思ったんですけど。
最初に出会ったときはすげえ強かったから、自分が慣れたのか、レベルがマックスだからなのかわかんないけど、たぶんこんなもんじゃないのがいるんだろうなーって。
ぜひね、体験してください。
はい。
次にはね、朗報が伝えられるといいんですけど。
はい。
じゃあ、いつものやつお願いします。
はい。
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お願いしまーす。
というわけで、ブライトビットブラザーズSTAGE3、終わりですけど、次の4はね、2本録りということで、もうテーマ決まってますんで。
次回は、駄菓子屋。
駄菓子屋ね。
うん。
今回話したゲームセンターと、ちょっと繋がる部分もあるかも知れませんが、そういう感じでですね、話していきたいと思いますんで、次回もよろしくお願いします。
よろしくお願いしまーす。
今回は、ありがとうございました。
ありがとうございました。