2020/05/04　STAGE006

ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々／すごろクエスト

どうも、1Pカワサキです。

ブライトビットブラザーズ、STAGE6ということで、前回…あ！
また、忘れるとこやったな。

www。

うん。
この番組は、かつてゲーム少年だった1Pカワサキと2Pハセガワの2人が、ゲームにまつわる様々な話題で、故きを温ねて新しきを知る番組です。

ということでね、前回予告した通り、ドラゴンクエスト2の話をするということで。
1はね、ドラゴンクエストというものが、いかにすごいかという話だけでだいぶ話してしまい、あまり中身については話せてない気もするんですが。

www。
ですが、今度ドラゴンクエスト2。
サブタイトルが「悪霊の神々」っていうね。
これについてはですね、もうちょっとゲームの内容についての話ができるんじゃないかなと思うんですけど、どうしようかな。

そうしましょうか？

オープニングでね。

じゃ、データ言っときましょうか、最初にね。

ドラゴンクエスト2はですね、1987年1月26日に発売されてます。
これがね、1作目から半年後なんですね、これ。
そんな短かったんやと思って。

あ、やっぱり。
いや、3もね、この2の1年後に出てるんですよ。
だから今考えると、めちゃくちゃ早い開発時間ですよね。
内容のボリュームとか、今のゲームに比べたら少ないとはいえ、ドラゴンクエストって大作ですから。
今ってね、4年ぐらいかけて作るゲームじゃないすか。

www。

そうそうそう。
それ考えると、半年で出てたんだとか思うと、すごいなと思うんですけど。

で、2の売上ですけど、国内売上本数240万本。

やっぱり、あの1作目の評判があったので、売れたみたいですけど、それでもほぼ倍近い数売れてるということでね。
今回は、プレイヤーが3人パーティになったりとかね。

敵も複数になったりとかして、いろいろパワーアップしてるんですが、その辺の話については、本編の内容の方で話していきたいと思います。
よろしくお願いしまーす。

ではですね、もうちょっとシステムというか、ゲーム内容のこと話したいんですけど、復活の呪文があったじゃないすか、1作目。
で、2作目もね、復活の呪文で続きをするんですが。

www。
あのですね、ちなみに前回が20文字。
今回が、プレイヤーキャラがね、3人パーティ。仲間が2人いて、3人になってるということで、単純に考えて3倍ですよ。
だから、文字数でいうと60文字ぐらい必要なところを、なんと52文字に抑えて。

これね、ゲーム画面調べてみていただきたいとこなんすけど、52文字ってどんだけかって、ぜひ見てください。
なかなかの量ですよwww。

www。
これ今思えば、よくこんなものメモしてたなと思いますけど。

はい、はい。

言ってたwww。
それ、私も見ました。

ねー。
いやこれね、今のね若い人たちの発想からすると「テレビの画面、写メ撮っときゃいいじゃん」ってね。

これ実際ね、写真撮ってた人いたはず。

そう、カメラで。

そうそうそうそう、あの当時のカメラはね、撮っただけじゃ見れなくてね、現像しないと駄目ですから。

だから、時間もコストもかかりますからね。
でも確実です、確かに。
ただなぁ、テレビ画面の解像度はそんな変わってないから、写真撮ったとこでね。
濁点と丸の差は、なかなか難しいと思うんすけども。

ね、ありえますね。
写真撮るの失敗したらね。
テレビの画面の写真撮るの、難しいですからね。

でね、復活の呪文の文字数が増えたことで、悲劇がいろいろあったらしいんです、やっぱり。
ただ、この復活の呪文の入力画面の音楽は名曲です。

タイトルが「Love Song 探して」っていうね。

はい。

www。
で、当時私これね、後付けで歌詞がついて歌になったんだと思ってたんですよ。

これ、ボーカルソングがあるんですけど。
ところがこれ「アンナを探せ！キャンペーン」っていって、ゲーム中にですね、歌を歌ってる牧野アンナさんっていう方をモデルにした「歌姫アンナ」っていうキャラが出てたんです。

はい。
で、そのキャラクターに話しかけると、この曲が流れるんですね。
「私の歌を聞いて」とかいってね。

このアンナっていうキャラがどこにいるかを探して応募したら、何かもらえるみたいなキャンペーンをやってたんですよ。

だから、元々ボーカル曲として作られてたみたいで。
これ、めっちゃ名曲です。
私、たまに聴きたくなって聴いたりとか、あとカラオケで歌ったりもするんですけど。
カラオケに入ってるんですよ、これ。

作曲は当然ね、すぎやまこういちさんですけど、作詞がね、三浦徳子さんっていう方なんですけど。
この方、名前だけ聞いてもピンと来ないじゃないすか。

他に、どんなものを作詞してるかというとですね、杏里のキャッツアイ。

はい。
あと、岩崎宏美の万華鏡という曲をご存知ですか？

怖い声が入ってるっていう有名なあれの歌詞とか。
もうちょっと最近になると、永井真理子のミラクルガールとかね。

全然最近じゃないですけどねwww。

あー、そうですね。
で、ゲーム関係で言うとですね、少年隊の錦織っていたじゃないすか。
あの人が歌ってる夜明けのレジェンドっていう歌があるんですけど、それの歌詞を書いてまして。
この歌は何の歌かっていうと、餓狼伝説の劇場版の主題歌。

ここでゲーム繋がりってね。

THE MOTION PICTURE 餓狼伝説っていう。

www。
だから作詞家としては、すごく大御所の方で。

未だに活躍されてる方みたいですけど、そういう方が作詞をしてたと。
そりゃ名曲やわと思って。

wwwwww。
わかる。
でもね、確かにそうですよね、あそこでそれぐらいの専用の曲1曲入れるぐらいないと。
でも、本当にそうやったかも知れんな。

wwwwww。

それでいうとね、1作目んときって復活の呪文のとこって、音楽なんか鳴ってましたっけ？

鳴ってたかなぁ。

ちょっと調べてみましょうか？

www、気になってきた。

いいですよwww。

そうですね。

そうなんですよ。
1作目遊んだときって、そういうもんだと思ってたんで。

そこはかとなく、なんか寂しいなとは思ってたんですが、一対一で殴り合ってる感じね、だったんですけど、2、3とかを経験してから1に戻ると、めちゃくちゃ寂しいんすよ。

そう。
移動手段が増えたっていうね。
乗り物が増えた。

あ、そうですね。
そうそうそう。
あれも衝撃やったな、パッと入ると違う場所に瞬間移動するっていうね。

そうですね。
これ今だと、ナンバリングなしでサブタイトルだけみたいな感じになりそうですが。
やっぱ、ナンバリングないとね、わかんないんすよ。1、2、3とかね。
最近の洋画とか、ナンバリングなくてサブタイトルだけで差別化しようとするから、どっちが先かわからないみたいなね。

いいですよねー、このネーミング。

なんか、子供心にすごくね。

うんうんうんうん。

うんうんうん。

調べましたよ。
復活の呪文の。

あのね、音楽鳴ってます。

たぶん、町の音楽が鳴ってる。

www。
無音ではなかったです、やっぱり。

うんうんうん。
2作目の音楽は、すごく印象的でしたね。

うんうんうん。

そうですね。

復活の呪文、どうやったかな。

はいはいはい。

www。

書き間違い、打ち間違いみたいな。

えーと調べたらね、前作はラダトームの城、1ヶ所でしか聞けなかったwww。

いちいちルーラで戻るっていうね。
でも、2作目からは複数の場所で聞ける。
だからお城とか、教えてくれる人がいるんですね、たぶん各町に。

で、最後にパスワードを聞いた場所に移動するのがルーラだそうです。

うん。

いや、今のルーラはめちゃくちゃ便利じゃないすか。

そう。
でね、その感覚で、たまにやり直してみようと思って1とか2とかやると、ルーラ使ったら元に戻されるからびっくりするんすよ。
「あ、そうや」って。
これ昔は、全部スタート地点に戻されるわとか思って。

www。

だからいろいろね、1でちょっと不便だったところがね、よくなったりしてるんですよね。

他は、一番大きいのが「3人パーティーになってる」ってとこで。
ストーリーとしてはですよ、完全に続き物じゃないですか。

ストーリーがですね、1作目の100年後。
100年間平和だったみたいなんですけど。
その後、また悪いやつが出てきて。
邪教の教祖。
いいですよね、この「邪教」っていうのがね。
子供のときは、よくわかんなかったんすけど、なんか悪そうな感じがしたな。

邪教。
www。

そうすね。
邪教の教祖、大神官ハーゴン。
大神官も悪そうですもんね。
なんか、悪代官みたいな感じやもんな。

そのハーゴンってやつが、世界を征服しようとしてるみたいなお話で、冒頭の部分でね、兵士が1人来て、「大変なことになってます」って言って、目の前で死んでしまうっていうね。

衝撃のオープニング。

で、王様がプレイヤーに、仲間を探して一緒に世界を救うのだと。

このプレイヤーがね、一作目の勇者の孫なんかな…孫っていうか子孫なんすよね。

国の名前がローレシアっていって、一作目で助けたお姫様の名前がついて。
ローラ姫ですよね。

そうそう。
1作目で、エンディング覚えてますかね？
王様が「王位をお前に譲る」って言ったら、「いや私は国を治めるなら自分で探します」って言って出かけようとしたら、ローラ姫が「私も連れてってください」っつって、2人で自分の国を探しに行くというところで終わるんですけど。

うん。
で、2作目が、2人がたどり着いて作った国の100年後という感じでですね、もうこの辺もね、いいですよね。
なんか、ちゃんとお話が繋がってるし。

最初は、1人でスタートするんですけど、2人目3人目の仲間を見つけて、最終的に3人パーティーになって行くんですが、これね、当然味方が増えるということは、敵も複数で襲ってくるということで。
これもやっぱインパクトありましたね。
最初、スライムが2匹3匹出てきたときに、ちょっとびっくりしますよね。

ね。

ねー。
その弊害か、しょうがないんでしょうけど、背景は真っ暗になりましたね。
1作目はね、背景がちゃんとあったんですが、2作目は真っ黒になってしまいました。
その代わりに、モンスターがたくさん出てくるというね。

最初に苦労して1対多数で戦っているからこそ、仲間が増えたときのありがたさというかね、カタルシスがあるんですよ、ここに。
3人になったときが、もう頼もしくてね。

そうそうそうそうwww。
まずね、3人になって、そこからですからね、さらに話は。
だから、ボリュームすごいですよね。
1作目より、だいぶボリュームがアップしてるんですけど。

これ、容量の話しましょうか。
容量がですね、前作の2倍。

ついに、1メガビットです。

128キロバイトね。
1メガビットですよ、夢の。

メガです。
もう、当時の子供たちが「1メガあるんだぜ」っつってね。
「ドラクエ、1メガだぜ」っつって。

わかってない。
そう、わかってないけど。

そう、そう。
メガはすごいwww。

この後、2メガのソフトとかね、4メガとかね。
すごかったですね、どんどんね。
で、フィールドマップの広さが、前作が100×100だったんですけど、今回は6倍以上のニゴロ×ニゴロ。
256×256になったと。

そりゃ、船もないと移動できひんわと。

うん。
で、当然グラフィックも良くなって、曲も増えてると。

でしょう？
プレイヤーがね、それぞれ自分がローレシアの王子、2人目がサマルトリアの王子、3人目がムーンブルクの王女。
この辺のキャラデザもね、よかったよな。

青と緑と白か。

カラーイメージはね。
これ、でも青なんですね、主人公がね。

いや、すごいすごい。
確かに髪型はね、思い切りましたよね。

いや、そうですよね。

だから、1作目も1作目で、兜かぶってたんですよね。

ツノついたね。

ローレシアの王子は、ゴーグルつけてたんでしたっけ？

ね。
革の帽子にゴーグルとか…飛行機乗りのイメージなんかな。

いやあ、あれはもう、完全に鳥山先生の趣味でしょう、たぶん。

そうですよね。
当時のあの人が描くデザインというか、めちゃくちゃ説得力のあるデザイン描くじゃないすか。
本当にありそう。
ないものでもありそうで、触れそうな感じに描けるというのが、すごく子供心にリアルに感じましたね。

これもね、思い出としては、発売前にね、1作目遊んでますから、2作目が出るぞということで、またジャンプがすごくプッシュして、情報が載ってたんですよ。
毎週毎週見てたら「仲間が増えた」とかね、敵がいっぱい並んでる写真とか見てね、「すげえ」と思いながら。
しかもなんか今回は、船乗れるらしいぞと。
海の移動してんぞってね。
「どこまで行けんねん」とか思いながら、めちゃくちゃ興奮して読んでましたね。
発売前もテンション高かったですが、実際発売してからもね。
これね、記憶がないんですけど、どこでどうやって買ったか覚えてないねんなぁ。

あー、教えてください。

あ、そうか。
整理券がもう、配られてたんですね。

ホント子供って、なんか残酷というかもうアホですよね。
何も考えてないですもんね。

www。
じゃあ、ドラクエ2を遊ぶ度に思い出すんですね。

www。

なんか、違う意味でトラウマになってますね。

でですね、さっき言ってたプレイヤーの話ですよ。
プレイヤーキャラ。
1人目はもちろん自分なんで、自分で名前入れるじゃないですか。

2人目3人目が、これ自動なんですよ。

ね。
これ、覚えてます？
自分が遊んでたときの名前。

wwwあ、やっぱり？
いや、私もね、サマルトリアの王子トンヌラだった気がするんです。

これね、調べてるんで言いましょうか。
一応ね、8種類。
2人目3人目それぞれ8種類名前が用意されてて、プレイヤーキャラの名前によって変化するらしいんです。

そう。
だから同じ名前入れれば、同じ仲間の名前になるみたいで。
一応裏技でね、2人目3人目に好きな名前つけれるってのもあるらしいんですけど。

名前の種類ですけど、サマルトリアの王子が、「アーサー」「カイン」「クッキー」「コナン」「すけさん」「トンヌラ」「パウロ」「ランド」っていう、この8種類らしくてwww。

でもね、トンヌラって一番有名なんすよ。

インパクトあるからwww。

いや私ね、トンヌラだった記憶があるけど、これ上書きされてるっぽいねんな。
もしかしたら、違う名前やったかも。

そう、そうそうそう。
なんかあるでしょ。
アーサーも覚えがあんねんな、なんか。

ムーンブルグの王女？

自分の名前、いつも一緒でしょ？

じゃ、変化してるかも知んないすね。

で、ムーンブルグの王女の種類が、「アイリン」「あきな」「サマンサ」「ナナ」「プリン」「まいこ」「マリア」「リンダ」っていうね。
これ、私はまいこだった気がするんですよね。
なんで日本語？
日本人？と思って。

なんかそんな記憶が。
ひらがな？って、思った記憶があったんすけど。
ムーンブルグの王女やんって。

覚えてないっすか。

サマンサもありそうやな。

私はね、まいこだった気がすんねんな。
ちょっと「え？違う」みたいな。

子供心に「何か違う」っていう気がした覚えが。

www。

でもこれも、最後までいけば愛着湧いてくるんですけど。

で、レベルの最高がね、これ実は2は、キャラクターごとに違ってるんすね。

そうそうそう。

プレイヤーが50なんですよ。
サマルトリアの王子は45、ムーンブルグの王女は35なんですって。

これはたぶん、仲間になるタイムラグの調整だと思うんすよね。
後になるほど、レベル上げるのは遅くなるじゃないすか。
出会うのが遅いから。
その関係じゃないかなと思うんですけど。

使える呪文もね、倍の22種類になってる。
一気に増えました。
前は10種類ですよ。

今思えば、魔法10種類ってめちゃくちゃ厳選されてるなと思って。
この内訳はね、敵が複数になったりとかするから、一体だけじゃなくて複数に効く呪文が増えたりとかね。

あとは、状態異常に対しての呪文が増えたりとかしたせいですけど。
で、言ったみたいに移動手段とか。
あと、福引券が増えたのもこっからかな。

これもまた、ちょっとしたアイディアですけど、アクセントとして効いてますよね。

やらなかったんすか？

キツかったですね。
今みたいに便利じゃないから。

いやもう、すぐ引きゃ良かったんすよ。
薬草ぐらいもらえるから。

あー、そうかそうか。
優先度は低いですね、確かにね。

でもこの辺がね、ドラクエらしい遊び心の一つだなと思って。
なんか「福引券」っていうセンス。

うん。
いや、このセンスですよ。
この世界観で福引券って、おかしないですかwww。

商店街やないねんから。
でも、これがやっぱり、堀井雄二テイストっていうかね。

いや、でもね、こういうところも、シリアスの中にあるコミカルさというかね、こういうのもメインデザイナーのね、鳥山明先生のセンスに近いものあるじゃないすか。

そうっすよね、確かに。
当然、僕らがかっこいいと感じるところもあるけど、でもそれの他になんか面白いでしょとか、こうやった方が楽しいでしょっていうものが、たくさん入ってますよね。

そこが嫌味なく入ってるところが、すごくよくできてるなーと思って。
でまぁね、今までちょっといいとこ言ってましたけど、このゲームは1作目と違って、一部ちょっと文句が出てることがあってね。

www。
ざっくり言うと、1よりだいぶ難しくなってるんすよ。

難易度が上がってると。
この「難易度が高い」ってのはどういうことかっていうと、わかりやすいのが敵が強くなってる。
手応えが出てる。
特に、ボスが異常に強い。

みんな強いんすけど、特にね、一撃死する呪文とか出てきたりとかしたでしょ。
ああいうのとかあったりとか。
あとは、謎解きもだいぶいやらしいというかね、意地悪なものがちょっとあって、覚えてますかね？
水門の鍵っていう…

覚えてます？

囚人ラゴスってやつが、

そうそうそう！

そう！　あれあれ。
「あれがわからへん」つって。

そうそうそうそうwww。

あれも一応ヒントとしてはね、「牢屋の中に入ってたのにいなくなった」って言ってるわけですよ。

だから、「牢屋の中から絶対出れない状態でいなくなってる」っていうヒントは出てるんですけど。

探しますよ、そりゃあ。

そら探しますって。

結局、壁ポコッて入ったらいたっていうね。
だから、ああいう難しいわかりにくい謎とかがあったせいで、あくまでもね、全体の高評価の中の苦言として「難しい」。
今となっては、この難易度の高さも思い出としてはね、FF3のラストダンジョンぐらい、いい思い出なわけですよ。

www。

いや、この辺がね、

だから、ちゃんとヒントはあった上で探すんですけど、いったん最初の取っ掛かりを間違えると、絶対解けないわけですよね。

ここがやっぱ…ね、今のゲームだったら迷ってるのをみて、追加ヒントをくれたりとか、もう強制的に見つかったりするわけじゃないすか。
そんなことないっすからね、当時。
それでも総じてね、1作目よりパワーアップしたものばっかりで、十分楽しく満足いく内容だったんですけど。

これ、クリアしてですね、最後にエンディングの曲がかかるじゃないですか。

もうこれがね、もう個人的に今まで遊んできたゲームの中でも、ベストに近い曲の一つなんですけど。
タイトル「この道わが旅」っていうね。
これ、ボーカル付きの曲があるんですよ。

歌詞付きの曲。
この～みち～♪ わが～たび～♪ っていう。

そうなんですよ。
この辺のね演出がね、一作目んときはエンディングの演出って、そんななかったんですよね、確か。
「旅立つ」って言って、スタッフロールが出て終わるって感じだったんすけど。
2作目は、町でお祝いみたいなのしてもらって……あー！そうかそうか！あれでしょ。王様に最後会って、大体「お前に王位を譲ろう」みたいな話になるwww。

そうそう。
「お前が今日からこの国の王だ」みたいな話になって「おめでとう」で終わるんですけど。

そんでそんときに曲が鳴って、スタッフロールが流れるという展開なんですけど。
このエンディングなんですけど、これですね昔、堀井雄二さんが雑誌のインタビューで話してた、このドラクエ2のボツエンディングのネタの話をしてて、これがねちょっと衝撃的でずっと覚えてるんですけど。

あのですね、とりあえずなんとかみんなで戦って、ハーゴンを最後倒すんですけど、サマルトリアの王子だけが犠牲で死んでしまうんです。

そう。
で、でもしょうがないから、世界は救ったから帰ろうって、王様のとこに報告に行くわけですね。
ローレシアの王子とムーンブルグの王女が。
で、王様に報告をしていると、サマルトリアの王子って妹いるんですよ。

覚えてます？

お兄ちゃん大好きな妹がいるんですけど、その妹が出てきて「お兄ちゃんのカタキ！」って言って、主人公を刺してプレイヤーが倒されて暗転してエンドっていうエンディングがあったらしくて。

いや、普通のエンディングwww。

www。

さすがに、大人向けすぎるし悲しすぎるから、ボツになったんですって。
これ、インタビューで読んで、僕未だに覚えてるんすけど、ホンマに採用されてよかったなと思って。

www。
そういうゲームじゃないじゃないすか、ドラクエって。

全体的にそういうテイストのゲームならね、なくはないっていう。

あるある。
そうそう、なくはない。
でも、ドラクエでやったらあかんやつじゃないすか。

www。

www。

ただ、このエピソードのインパクトが強すぎて、ずっと覚えてるんすよ。

そうそう。
個人的には僕、こういうちょっと悲劇的な展開も嫌いではないんですけど、ドラクエではやめてくれと。

ただ、今ね、ドラクエってシリーズ11まで続いてますけど、ちょっとそういう悲しいとか残酷なエピソードも、ちょいちょい入るようになってきてるじゃないすか。

最近は、遊んでる人の年齢が上がってるからだと思うんすよね、やっぱ。
それプラス表現できることも増えてきてるから、遊ぶ側の練度が上がってるっていうこともあるとは思うんですけど、当時のファミコンの2作目でそれやられるのは、ちょっとな…っていうね。

www、このエピソードがめちゃくちゃ面白くて。
もしかしたら、堀井雄二さんも採用されるわけないと思って言ったのかもしれないんですけど。
本当に採用されなくてよかったな。

www。
仲間にするまでね。

どういうことですか、それは。

んー！んんー！
いいです。
また、アイテムの名前がいいな。

あ、そうですね。

ハセガワさん、パンパンやったんや。

www。

そうですね。
しかも、一部の呪文が効きにくくなるんでしたっけ。

火系が弱くなるんかな。

敵から攻撃されたときに和らぐ。

苦労した甲斐ある。

はいはいはい。

あ～。

そうか。
ロトの剣が一番強いんじゃないんや。

え？
最強じゃないんですか？

ロトの剣の上って何？

手がいっぱいある骸骨みたいなやつ？

うんうん、おるおる。

ああ、そうでしたっけね…。

なるほど。

www。
裏技や。

それで覚えてる。

うんうんうん。

へえー。
面倒くさいけど、お金がいっぱいもらえるから。

それができるから好きじゃなくて、キャラとして好きなんですよね。

そうなんすか。

あれでしょ？
防御力低いんじゃないすか。
魔法使い系なんじゃない？

わかるわかる。
私もね、そのタイプです。
余分に強くなってからじゃないと、進みたくないんすよ。
不安やから。

いやでも「おいしい敵」やったんすね。
かっこよくておいしい敵www。

そうなんすか。

そんなに、レベル上げてたのに？

そうか、敵の強さとかじゃなくて。

ダンジョンか。

ダンジョン自体か。
そう、それもだから言ったね「評判が悪いとこの一つ」みたいですね。
ダンジョン難しいっていうのも、けっこう言われてたみたい、やっぱり。

暗いところを手探りで進まなあかんとこがあるっていう、暗い迷路みたいなとこかな。
で、あれが不評やったけど、作った人は迷路を抜けるオーソドックスな方法として、右手に壁がある状態で進めば抜けれるっていうじゃないすか。
あれが、攻略法なんですって、あのダンジョンの。
だから「そんなに難しいと思ってなかった」って言ってるらしくて。

www。

強い。
敵、強かったんすよ。
複数で、しかも2回攻撃してきたりとか、全体魔法使ったりするんでね、強かったんすよ。

そうそうそう。
いやあ、強かった。
あのサルみたいなんも強かったもん。

あ！　それ聞いたことある。
やっぱりね、難易度のことはすごいずっと言われてたみたいで、改めてちょっと作り甘かったっていう話をね、してたんでね。

いやあ、無理でしょう。
物理的にできなかったんでしょう、たぶん。

なるほどなー。
言ってましたね、大器晩成型って言ってたな、確かに。
後半になると、めっちゃ強い呪文使えるようになる。

それねwww、有名な裏技ですよね、それ。

うんうんうん、そうですよね。

はい、というわけでエンディングなんですが、今回もね、押しまくっていっぱいいっぱいなので、途中で切り上げる的な感じで終わりますけども。
前回で終わったリンクの冒険進捗レポートなんですが、今回は、以前言われてた次の課題の話を。

お願いします。

あー、言ってましたね、そういや。

エー！
早くない？それ。

どういうこと？

あ、一番強いの見えてるんや。

なったり、ならなかったり。

なんでやねん。

www。

でた！
www、本当に運ゲーなんですね？

じゃあ、ダイス運を何かコントロールするアイテムとかはないんですね？

本当に運？

ほおー。

すごいですね。

なんか、TRPGみたいですね。

サイコロ振って、出目が悪いと大変なことになるみたいなね。

すげえ！

運が良かったんですか？

すごーい！

すごいじゃないすか。

マジか！
ということは、回復すればするほど！

すごい。
なんか、いろいろ思い切ったシステムですね。

すげえっ、すげえwww。

なるほど。
ある意味、バランス取れてんのか。

www。

いや、でも遊べてる方じゃないですか？

ただ、ダイス目で本当にダメなときはダメでしょうからね。

いいですよ、はいはい。

え？
これは、ネタバレ系で？

OKOK。

あー、そうなんすか。

え？
どういうこと、それ？

クリアできるんですか、それ？

マジで！？
えぇー！

今のそれ、どこに[ピー]入れるんすか。

いや、いないでしょう。

どこに、どこからどこまで[ピー]入れたらええか、全然わからへん。

www。

わかりましたwww。

とりあえず、もうちょっと進めてみてください。
wwwそうか、そんなことになってるとはなー。

これもう、編集で[ピー]入ってたら、たぶん何のこっちゃわからない状態だと思いますけど。

激しいネタバレがあったから、[ピー]が入ってると思っておいてください。
もし、編集した後そういう状態になってたらwww。

はい、じゃあ最後の告知をお願いします。

よろしくお願いしまぁす。

はい、ということで、今回はドラゴンクエスト2の話をしましたけども、次回も実はテーマが決まってまして、ドラゴンクエスト3の話をします。

ていうかね、3まで話して一つの話ですから。
でも、内容自体全然繋がってないっすけどね。
ゲームは繋がってるけど、我々が話してる内容自体は全く繋がってない。
けれども、三つまとめて一つの作品として扱うということでね、今回こういう形になってますので。
次回は、ドラゴンクエスト3の話をしますので、もうしばらくお付き合いください。

はい。
最後まで聴いていただいて、ありがとうございました。