第41回 阿南市クロスカントリー大会
2013年1月20日(日)、徳島県阿南市において第41回阿南市クロスカントリー大会が開催された。阿南で開催されたマラソン大会に阿南支部長のピッグが参加しない訳が無い。
(幹事長)「年明け早々からクロスカントリーだなんて、阿南支部はぶっ飛ばしてるなあ」
(ピッグ)「超マイナーなレースなんですけどね」
第41回だなんて、地元では根強い人気を誇る由緒あるレースかと思ったんだけど、ピッグが出た中高生一般壮年男子の部3キロは参加者100名程度ってことなので、もう超マイナーなレースと言えよう。こんなマイナーなレースを開拓するなんて、ほんと、阿南支部は熱心だ。
ただ、阿南支部突撃隊員のトリ君は、去年11月のひだか茂平マラソンで悪化した膝の古傷が、まだ治ってなくて、1月12日の満濃リレーに引き続き、今回も残念ながら不参加だった。
で、ピッグからの参戦記が届いたので、掲載します。
第41回 阿南市クロスカントリー大会
2013年1月20日、初めてクロスカントリー大会に参加してきました。
とは言え、実際は阿南市の勤務先近隣の「JパワーよんでんWaンダーランド」公園施設内の芝グランド、遊歩道を3km走るお気楽レースでした。
主に地元の小中学生が対象であり、小中学生とその父兄で会場は予想外に盛況でしたが、地元の高校生もほんの少し参加していました。
私は、自動的に中高一般壮年男子の部3kmにエントリーでした。この部門の参加者は100名程度です。最近は2月のフルマラソンに向けて珍しく真面目に練習しているので、中学生相手でも、真剣に走ればそこそこイケるか、などと甘く考えて、スタートは余裕の最後列で位置取りしました。
スタート合図が不発で、数秒後に再度、スタート合図があり、出足が狂いました。最後尾からスタートしてみたら、思いがけず皆、速い!3kmなので始めからハイペースで先頭がグイグイと引っ張ります。もしかしたら本当に最下位になるかも?と背後を気にしながら少しペースアップしました。
ほんの序盤に近くの一般人ランナーを見つけて、お近づきのしるしに並走してみました。しかし、その方、良く見ると口にマスクをして走っているではないですか!なんのトレーニングか知らんけど、(鼻はマスクから出していたかもしれませんが・・・)自分の中で常識外、理解を超えた存在でした。特に苦しそうに咳き込むこともなく、淡々と走られており、マイペースでスピードを維持されていたので、小豆島フェリーのラジカセおじさんの如く、本当はものすごい実力者なのか?相手を計りかねました。とりあえず、あまりに不気味なのでどんな具合か探りに追い抜いてみました。結局、その後、追いつかれることはなかったですが、本当に苦しくなさそうで摩訶不思議でした。
その後、中盤で中学生のお兄ちゃん3名の後を追いましたが、全然追いつかず、距離がひらく一方の展開となり、ラストスパートでは完全に置いていかれました。中学生は余裕で最後に力をためていたみたいです。やはり体重、走力が違いすぎることを実感しました。
結果、77位(12分56秒)でゴール!自分を追い込んで、もう少し突っ込めたのかもしれませんが、悲しいかな、事実として45歳のおっさん、全く中学生に通用しませんでした。頭の中の妄想〜『まだまだ中学生ごときには負けへんでぇ!』〜と現実とのギャップに、打ちのめされました。
その日の晩に中学2年の息子に結果を知らせたところ、「まぁまぁ、なんじゃないの。僕の小学校5年生の時の1km走の記録より平均タイム遅いけど、3kmだしね」と慰め半分?追い討ちをかけるような心に沁みるコメントをもらいました。
なお、この大会はランネットにも載っていない地元民のための超マイナー大会であり、一般参加の男子は僅か5〜6名でした。もしかしたら、完走しただけで表彰され、メダルが授与されるのではないか!なんて走る直前まで淡い期待していましたが、大会要項に「※参加者10名以内の場合、表彰は行いません!」としっかり大きな字で書いてありました。
(幹事長)「1km平均で4分19秒って、結構速いじゃん!それで100人中77位って、厳しーっ!」
(ピッグ)「あまりにマイナーなレースなんで侮ってましたが、打ちのめされました」
(幹事長)「やっぱり僕らには、もっと長い距離の、ゆったりしたレースの方が向いてるなあ」
〜おしまい〜
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