ひだか茂平マラソン2012

〜 阿南支部の仕事納め 〜


2012年11月25日(日)、小豆島で瀬戸内海タートルマラソンが開催されたのと同じ日に、高知県日高村ひだか茂平マラソン2012が開催されました。
これにペンギンズ阿南支部トリ君が参加しました。

(幹事長)「トリ君は真面目に新レースを開拓してるなあ。ピッグ支部長の指導?」
(ピッグ)「新しいレースをどんどん開拓するってのが阿南支部のモットーですからね」


阿南支部としては、10月8日のヘルスアップin牟岐10月21日の阿波吉野川マラソン大会11月4日の羽ノ浦マラソンに次ぐ秋季4連発の最後のレースで、今年の仕事納めレースだ。またトリ君としては、ヘルスアップin牟岐羽ノ浦マラソンに続く秋季3試合目の出場だ。

で、突撃隊員のトリ君が参戦記を書いてくれましたので掲載します。



阿南支部突撃隊員のトリです。

今年中にハーフマラソンを完走したかったので、11月25日(日)に高知県高岡郡日高村で開かれた「ひだか茂平マラソン2012」に参加しました。

日高村というのは、高知市の西20kmくらいにある村で、澁谷食品という芋けんぴを作る会社が有名です。

(幹事長)「そう言えば、高知に単身赴任していたとき、高知では芋けんぴがめっちゃポピュラーだったので驚いたな」
(トリ君)「美味しいっすよね!」


あとは、シュガートマトが有名だそうです。

(幹事長)「そう言えば、フルーツのようなトマトも有名やったな。高くて買えんかったけど」
(トリ君)「安いやつでも美味しいですよ」

マラソン大会のタイトルにある茂平というのは、江戸時代、この村にある洞窟「猿田洞」で天狗さまに忍術を習い、豊かな商家などから盗んだ米や食糧を貧しい人たちに与えた実在の忍者「日下(くさか)茂平」のことです。

この大会は、ウォーキングから1.5km、3km、10km、ハーフの部があり、メイン会場では「忍術教室」や「トマトパスタ早食い競争」なんてイベントも開かれていました。地元のボランティアの方々に支えられた、大きなお祭りという印象を受けました。

協賛企業がたっくさんのためか、それなりの参加費であったためか、参加賞は豪華でした。タオル+茂平Tシャツ、あるいはタオル+日高村の特産品セット。僕はタオル+Tシャツを選びました。

(幹事長)「めっちゃマイナーなレースかと思ったら、参加費が4000円て、結構、高いのね」
(トリ君)「定員は全種目合わせて1400人ですから、決してメジャーな大会ではないんですけどね」
(幹事長)「日高村特産品セットを選んだらシュガートマトや芋けんぴが食べられたのか!」
(トリ君)「私には珍しくはないんで、タオルにしたんですけどね」


高知の事業所でもマラソンは盛んなようで、会社の方にもちらほらお会いすることができました。

コースは序盤こそ坂道があったものの、ほとんどがなだらかな、川沿いや田んぼ沿いを走る、のどかなコースでした。

羽ノ浦マラソン(10km)の反省から、今回はきちんと練習をしていたため、最初の10kmくらいは余裕で走ることが出来ました。

このままのペースでいければ無難にクリアできると思っていましたが、13kmを走った位に、いつもの右ひざに痛みが走り、続けて右足首、左ひざと続けて痛みが走り、一気にペースが落ちました。

折り返し地点では、大会のテーマ曲である「茂平のテーマ」がスピーカーから流れていたり、茂平コスプレをしていたおじさんと子供忍者がハイタッチをしてくれたりと、ゆるい演出がなされていました。

沿道ではあちらこちらで地元の方が応援をしてくれ、農家の方がみかんを下さるなど、嬉しいもてなしを受けました。小豆島のタートルに、少し感じが似ています。

結局痛みは和らぐことなく、時に歩いてしまうほどで、制限時間内でのゴールはできたものの、目標であった2時間30分にも届かず、ハーフの完走者600人近くのうち、順位は後に20人もいないような惨憺たるものでしたが、完走のみを目標としていたので、小さな達成感が得られました。

現在のところ、楽しんで走れるのは10km位で、フルはまだまだ遠い目標のようです。



(幹事長)「古傷の膝は完治してないようだけど、それでも頑張ったじゃない!」
(トリ君)「でも、やっぱり、もっと練習せんといかんですね。後ろから20番目って情けないですよねえ」
(幹事長)「なんのなんの。14年前の塩江山岳マラソンでは中山選手が最後から5番目、僕も最後から10数番目だったぞ」
(トリ君)「ひえ〜。みなさん、そんな修羅場をくぐってきてたんですか!」
(幹事長)「もう恐いものは無いぞ」


〜おしまい〜




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