第8回 高松ファミリー&クォーターマラソン in 庵治

〜 ピッグとボクサーの対決 〜



幹事長の私が大阪マラソンに出場した同じ2013年10月27日(日)、高松市庵治町において第8回高松ファミリー&クォーターマラソン in 庵治が開催された。

今年の参加者は
ピッグ増田選手、池田支部長、國宗選手、トリ君だが、それに加えて、なんと言っても今回の目玉はボクサー竹葉の復活だ。竹葉選手と言えばピッグの元上司の酒豪ボクサーだ。9年前のオリーブマラソンに出た後、帰りの船の中で日本酒をがぶ飲みしていた姿が生々しい。普通、マラソンの後はビールだと思うのだが、「エネルギー補給には日本酒ですよ」などと信じられない発言をし、カップ酒を何杯も飲み続けたアル中・・・もとい酒豪だ。ただ、さすがに寄る年波には勝てず、遂に昨年、身体を壊してしまった。いくら何でも飲みすぎで、僕はもう絶対に再起不能だと思ったほどの壊れぶりだった。それが、なんとまる1年でレースに出るほど復活したなんて、さすがは元々の体力が並外れていたってことだ。

て事で、今回はピッグの報告記を掲載する。



第8回 高松ファミリー&クォーターマラソンin庵治

ペンギンズの秋のシーズンインでの恒例レース、庵治クォーターマラソンへ行ってきました。今回は、幹事長は、大阪マラソンへ参加しており池田支部長、國宗選手、元阿南支部のトリくんと一緒に参加してきました。さらに今回、8年ぶりにボクサー竹葉選手も復帰戦として参加いたしました。
竹葉選手は、ペンギンズ創生期の最古参メンバーであり、元上司でもあります。私は、いまだかつて一度も勝ったことがありません。しばらくマラソンからも遠ざかっていたそうですが、筋トレと走り込みで体が絞れており、数ヶ月前に、彫刻のような見事な上半身裸の写真を見せてもらい、びっくりしました。10歳年上なので50代半ばのハズですが、やはりタダ者でないとの思いに至りました。大会前に本人から2回ほど電話をもらい、「
どんなコースやったかなぁ?」とか「久しぶりに走るので不安やなぁ〜」などと言われましたが、あのビルドアップした写真を見ていたので、相変わらず年齢不相応の超人ぶりを発揮するのだろう、侮り難し、と自戒しておりました。

レース当日は、天候はさわやかに晴れわたり、微風で湿度もなく、申し分のないコンディションでした。
まずは、
3kmのファミリーの部で発電所同僚の親子チームがスタート、お父さんと小五の女の子のペアでしたが、なんと12分数秒で1,2位の男の子に次いで、3位でゴールイン!なんともご立派!後日談では、お父さんは、始めから足がつりそうで、娘様に引っ張られつつ、3位を確保できたとのことで、ほほえましい光景でした。

ファミリーの部の表彰式で拍手を送ろうと見に行ったら、その隣で
マッサージコーナーが空いておりました。12キロスタート15分前ということで、大半の参加者はスタートラインに並び始めており、マッサージコーナーは、順番待ち時間ほぼゼロの手薄な状態で絶好のチャンスでした。走った後にマッサージしていただいた経験はありますが、今回、トリ君と一緒に走る直前に、丹念に揉み解していただきました。自分ひとりでは絶対できない曲げ伸ばしなどを走る前にしていただいたのは、気分が良かったです。

ギリギリまでマッサージコーナーで粘って、スタート地点に並んだのは3分前でした。やや前方に適当に割り込んで、あっという間のスタート!支部長、國宗選手、トリ君とも最初からバラバラで、周囲のペースに流されつつ、キロ5分20秒程度で序盤2〜3キロを消化しました。コース自体は熟知しているので、厳しい上り坂がどの辺りで出現し、どの程度続くのか知っていることは、精神的にだいぶ余裕をもてました。

とにかく半分の
折り返し地点まで我慢を続けていると、折り返し直前で全身黒ずくめの上下ピチピチウェアに身を包んだ竹葉選手を発見!すれ違いました。距離的になんとかなりそうであったので折り返し後に距離をつめていき、平地で声を掛けて抜き去りました。抜かれたままでは、元上司の沽券に関わると、早々に次に出現した上り坂でスピードダウンしているところを忍者のような黒ずくめの竹葉選手にあっさりと抜き返されました
今回は、直前のマッサージ効果なのか?確かに上り坂では少々、つらいけれど、上りでの疲労を下り坂と平地で回復し、良いペースが保てていました。
まだ竹葉選手の背中が見えているうちに、おそらくは年齢的に膝が弱っているかも?と勝手な推測で、下り坂ダイブで一気に抜き返そうと目論み、庵治温泉ホテル付近の最後の下り坂で重力任せの“
ノンブレーキ転がり落ち走行”で再度、抜き返しました。その後も背中に殺気を感じつつ、加速した勢いが続く限りオーバーペースを続け、なんとか1時間0分38秒でゴールしました。

ゴール後、竹葉選手の話では、1時間1分でゴールしたそうで、背中をずっと捕らえていたそうです。なお支部長は、セオリーどおり上り坂はしっかりと歩き、体力温存を図ったレース展開をしたとのこと、國宗選手も自転車活動で練習できていないと思いきや、爽快な走りっぷりでした。トリ君も今回初めての参加でしたが、小豆島オリーブマラソンの坂道経験が活きて庵治の坂道を克服できたようです。

今回は、平成8年以来、幾多のレースをかけっこしてきた元上司
竹葉選手に初めて勝てて子供のように、はしゃいだ気分でした

幹事長が居ないから元気いっぱいのメンバー
(左からピッグ、トリ君、國宗選手、支部長)



(幹事長)「走る前の写真は元気そうだったけど、昨年よりさらに遅かったん?」
(支部長)「走り終わった時は、ま、いつも通りかな、と思ったんだけど、後から調べてみると、去年の記録より4分程度遅かったなあ。
       体重が4kgアップした反動かなあ。ガックリ」


〜おしまい〜




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