第25回 坂出天狗マラソン大会
2019年2月10日(日)、第25回坂出天狗マラソンが開催された。
坂出天狗マラソンは今年で25回目になる由緒正しいマラソン大会だ。1週間前の丸亀マラソンは、今年が第73回だなんて言ってるけど、もちろんこれは大嘘で、本当は今年が第23回目だ。第1回目から出場している私が言うのだから間違いない。丸亀マラソンの記事にも書いてるように、第1回大会は1997年に丸亀城築城400年記念大会として開催されたんだけど、2001年の第5回大会のとき、突然50回も上げ底されて第55回になったものだ。1997年の第1回大会の前年まで50年間にわたり開催されていた香川ロードレースの回数を突然、足したからだ。なので、坂出天狗マラソンの方が丸亀マラソンより2年だけ古い。
そういう由緒ある大会だが、毎年、丸亀マラソンの翌週に開催されるもんだから、私としては2週間連続のレースを避けるという発想で、ずうっと出場してこなかった。
(ピッグ)「タートルマラソンと那覇マラソンは2週間連続だけど、毎年、出てますよね」
(幹事長)「あれは行きがかり上、止むを得んからなあ」
さらに去年からは、この翌週の海部川フルマラソンに出ているので、いくらなんでも3週間連続ってのは無茶なので、今後も出ないと思う。
(D木谷)「無茶してます」
D木谷さんは、100kmウルトラマラソンやトライアスロンにも出ている強靭な体を持っているので、毎年、丸亀マラソンと坂出天狗マラソンと海部川フルマラソンを3週間連続でこなしているが、良い子は決して真似をしてはいけない。
(D木谷)「でも、幹事長も海部川マラソンの翌週には善通寺五岳山トレイルにも出るんですよね」
(幹事長)「もっと開催日をあけてくれたらいいんだけど」
去年から始まった善通寺五岳山空海トレイルは海部川フルマラソンの翌週だから、私も日程が立て込んで困っているのだ。
そして、ここからが本題だが、坂出のゾウさんは、地元の大会ということで、以前はミス坂出としてお世話係として参加していたが、最近は選手として参加している。
坂出天狗マラソンは種目としては5kmの部と15kmの部がある。5kmはいいとして、なぜ15kmという中途半端な距離になっているのかは知らない。どうせなら21kmのハーフマラソンにすればいいと思うのだが、何かいきさつがあるのだろう。そして、ゾウさんは最近、5kmの部に出ている。なぜ15kmの部でなくて5kmの部に出ているかと言えば、5kmの部の方がペースが速いからだ。
(幹事長)「どゆこと?」
(支部長)「意味わからん」
15kmの部になると、ハーフマラソンに近い距離だから、ペースもハーフマラソンに近いペースになる。我々なら、せいぜい1km5分ちょっとというペースだ。しかし、距離が短くなればペースは上がる。
距離は短いから、そういう意味では15kmの部より5kmの部の方が楽そうに思えるが、それは素人の考えであり、ペースが速い5kmの部の方がはるかにしんどい。15kmになるとペース配分とか考えて無茶に飛ばしたりはしないが、たった5kmになるとペース配分なんて考える余地は無く、最初から最後まで全力でぶっ飛ばさなければならない。なので、非常にしんどい。
ゾウさんは何でも限界に挑戦するのが好きなので、スピードの限界に挑戦するとて、5kmの部に出ているのだ。オリーブマラソンでも我々のようにハーフマラソンの部じゃなくて、あえて10kmの部に出ているし。
そして、なんと今年も5km40歳代女子の部で優勝してしまった。去年も5km40歳代女子の部で優勝したから、5km40歳代女子の部で2連覇を達成したのだ。
(幹事長)「めちゃめちゃすごいやん!」
(ゾウ)「でも去年より4秒遅かったんですよ」
(幹事長)「そんなん誤差の範囲やん!」
優勝どころか上位入賞なんてまるっきり無縁の私らからすれば想像できない世界だ。
(ピッグ)「会則に、あんまり速い人は除名されるって書いてますけど」
(幹事長)「もちろん女子部員には適用しません」
(支部長)「去年は血の味がした、って言ってたけど、今年も?」
(ゾウ)「血の味もしたし、最後は吐きそうになりました」
私らは、どんなに頑張っているつもりでも、血の味もしなければ、吐き気も無い。そこまで頑張れないからだ。
ゾウさん、根性あるなあ。
〜おしまい〜
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