7セグメントLED×4桁のカウンタ、タイマー(完成基盤)

●概要
 何かの目的で製作された基盤を流用して、PICプログラムを書き換え、汎用のカウンタ、タイマーとして利用できるようにした物です。主要部分は完成しておりますので、電源を接続するだけで動作確認する事ができます。(基盤のすべてを理解しているわけではありません。基盤の回路も十分には分かっていません。基盤のことをお聞きされても、このHP以上のことをお教えする事はできません。)
 DIPスイッチが搭載されており、それによって機能を切り換えるようにしました。ストップウォッチ的な時間計測や、回数計として利用可能です。

●お送りする部品リスト
部品名 型式等 数量
写真の基盤(PIC搭載済み) 不明 1枚

●仕様
 ・電源として5Vが必要です(電源の供給位置は下の写真内に記入しています)。
 ・7セグメントLEDの表示がやや暗く、ばらつきもあります。明るくするためには、基板上の抵抗値の変更をすれば改善されます。
 ・オープンコレクタの出力が1つあります。
 ・クリスタルではなくセラロック搭載のため、時間計測として使用する場合、1%前後の誤差があります。概数時間の計測としてご利用ください。
 ・基盤の大きさは、幅90mm、縦80mm、厚み30mm(物差しを使った概略です)。
 ・タクトスイッチの操作は手で行うことを前提に考えておりますので、あまりも高速な操作はできないことがあります。

●動作について
 4つのDIPスイッチによって動作を変えることができます(電源を切った状態でスイッチ操作する事を推奨します)。
 ・SW1
   OFF 0分00.0秒から9分59.9秒まで計測
   ON  00分00秒から59分59秒まで計測
   ただし、SW3がONの時。
 ・SW2
   SW3がONの時
    OFF タクトスイッチ1を押している間カウントアップを続ける。
    ON  タクトスイッチ1操作によってカウントアップ、停止の切り換えとなる。
   SW3がOFFの時
    OFF タクトスイッチ1を押した瞬間にカウントアップ。
    ON  タクトスイッチ1をはなした瞬間にカウントアップ。
 ・SW3
   OFF カウンタモード(0〜9999)
   ON  時間計測モード
 ・SW4
   OFF 通常状態
   ON  出力条件設定モード
※補足
 ・スーパーキャパシタが搭載されており、電源投入時に大きな電流が流れます。不用なら外してください。
 ・電源が失われた場合、電源のコンデンサの残存電荷を利用して、それまでの計測値をEEPROMに記憶します(スーパーキャパシタなしで搭載されている電解コンデンサでOk)。電源が投入されたときは、記憶されている計測値を読み出します。PICをソケットから外した様な場合は、残存電荷を利用できないので記憶できません。
 ・カウンタモード、時間計測モード共に、出力条件設定モードで設定された設定値に一致すると、外部出力(オープンコレクタ)をONします。例:出力条件として5分30秒を設定すると、表示値が5分30秒に達すると外部出力がON(継続)します。カウンタモードの場合も同様に出力条件として1234に設定すると、表示値が1234に達すると外部出力がON(継続)します。
 ・出力条件の設定値もEEPROMに記憶されるので、電源を切っても保存されます。
 ・出力条件の設定値は十進数(0〜9999)です。
 ・通常状態の時、タクトスイッチ2を押すと、計測値、外部出力がリセットされます。
 ・出力条件設定モードの場合、タクトスイッチ1にて上位2桁(+100変化)を、タクトスイッチ2にて下位2桁(+1変化)の設定をすることができます。また、この設定値は通常状態に戻すことによってEEPROMに記憶されます。

★仕様変更対応の範囲

★関連部品の追加お取り引き



(0分12.8秒を表示している)



(裏面、○の部分にDIPスイッチがある。上にするとON、下にするとOFF)



(外部出力の取り出し位置)



(タクトスイッチと電源供給位置)



(7セグメントLED用の電流制限抵抗。150Ωが使われているが47Ω等の小さい抵抗を並列につなぐと明るくなる。比較的大きなチップ抵抗なので、半田付けの難易度は比較的容易)



●オークション関係トップページへ(他にもいろいろと出品しています)
●PIC関連の出品物の入札を考えている方に(必ずお読み下さい)