F-2 PIC12F683を使った赤外線逆学習リモコン(2種類記憶)
●概要
PIC(ワンチップマイコン)を使って家電製品等の赤外線リモコンの信号を記憶し、それと一致した信号を受信したらH,Lの信号を送信するものです。
送信部(リモコン)は、テレビなどの既製のものを利用できるので、その分製作の手間が省くことができ、また、新たにリモコンを用意する必要も有りません。
PICの出力はSSR程度なら直接駆動が可能です。
これは、別で作成した学習リモコンを応用したものです。2種類の赤外線信号を区別できます(別に18ピンのPICを使った7種類用のものが有ります)。
●お送りする部品リスト
部品名 | 型式等 | 数量 |
PIC | 12F683 | 1個 |
受光モジュール | PL-IRM0101-3※ | 1個 |
動作確認用LED | 型式不明 | 1個 |
抵抗 | 数kΩ | 1個 |
コンデンサ | 数μF | 1個 |
タクトスイッチ | 型式不明 | 2個 |
※PL-IRM1261-C438または互換品の場合があります。
●仕様
・一般的に使えるものを目指して作成しましたが、流通している全てのリモコンが記憶できる保証はできません。
・赤外線信号の一部(先頭34ビット)を使って記憶、判別を行っているため、赤外線信号を完全に区別しているわけでは有りません。従って、誤動作の許されないような機器への応用はご遠慮下さい。
・信号はEEPROM ROMに記憶されるので電源を切っても消去されません。
・記憶のための電源電圧は約5Vが必要です。この制限は赤外線受光モジュールの電源の規定とコード記憶するためのEEPROMの書き込みのためのものです(PICの仕様上5.5Vは必要です)。
・PICの出力の方法として、サイクリックとワンショットを選択できます。サイクリックは信号を検出するとH,Lを交互に繰り返すもので、ワンショットは短時間(0.1sec程度)Hを出力するものです。
●応用例
・汎用のリモコン
・照明等のリモコン
★仕様変更対応の範囲
サイクリックとワンショットの構成数

製作例

回路図
●オークション関係トップページへ(他にもいろいろと出品しています)
●PIC関連の出品物の入札を考えている方に(必ずお読み下さい)