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活動報告                       活動報告過去分はこちら


さぬき市立寒川小学校
【実施内容】
.紙芝居「つなみのひ」を活用し、防災教育

【成果】
●紙芝居「つなみのひ」を活用し、防災教育
「防災の日」に近い9月上旬の朝の読書の時間に、「小さな親切」運動本部からお借りした紙芝居「つなみのひ」を、1年生児童に読み聞かせした。子どもたちによく絵が見えるように大型電子黒板に映し出して視聴できるようにし、本校の学校図書館支援員が心を込めて読み聞かせをした。その後、担任から防災についての話をし、9月1日が「防災の日」であることや、自分たちにできることとして災害への備えを怠らないようにしようという話などを伝えた。児童も大変関心を高くもって紙芝居を見たり、話を聞いたりすることができた。



平安保育園
【実施内容】
.日常の保育として紙芝居「つなみのひ」「しんせつってなあーに?」「だいじなたまご」を実施

【成果】
●9月18日・19日・20日の3日間にわたり、紙芝居「つなみのひ」「しんせつってなあーに?」「だいじなたまご」を、5歳児クラスに読み聞かせした。子供たちの様子として、どんなお話だろうかと楽しみにしており、どの子も集中して見ていた。紙芝居をいつもより真剣に見ていて、終わった後「いいお話だったね」と言っていた。また、津波や地震は、ニュースで見たこともあったので真剣な表情だった。



まんのう町立琴南小学校
【実施内容】
・あいさつ運動
・クリーン活動
  
【成果】
●あいさつ運動
本校では、子どもたちのつながりを深めるために、児童会役員が中心となってあいさつ運動を行っている。児童数が少ない本校では、子どもたち同士が互いのことをよく知っているために、元気な声であいさつをすることができている。このあいさつをよりよくするために、登校時や全校集会などの場面では、児童会役員が率先してあいさつ運動をしている。児童会役員からの気持ちのこもったあいさつを受けることで、下学年を中心にあいさつのよさや意義について、経験を通して感じることができている。そのため、1・2年生が生活する本校の1階では、毎朝、気持ちよいあいさつの声が響いている。このように、よりよい生活体験からあいさつのよさを理解した子どもたちは、相手の名前を読んでからあいさつをしたり、自分から先にあいさつをしようとしたりするなど、あいさつを通して相手にも気持ちよくなってもらうように工夫して行動できるようになっている。

●クリーン活動
春の遠足で利用する「ことなみ土器どき広場」にて、ボランティア清掃を実施している。今年度も、三つの縦割り班に別れて全ての学年の児童が協力し、ごみ拾いの活動をした。また、広場から学校へ徒歩で戻る際にも、ごみを拾いながら帰りの道路を清掃した。子どもたちからは、「土日はたくさんの人が来てごみを捨てるから困っている。」「そのごみをボランティアで集めている5年生がいるよ。」という声が聞こえた。また、冬にはマラソン大会で土器川の河川敷を利用するにあたり、4~6年生で清掃活動をしている。竹ぼうきや熊手を使って落ち葉を掃いて舗装路をきれいにしたり、捨てられているごみを集めたりした。身近な場所を清掃することで、その場所の日々の様子を観察することができ、「生活で利用する場所をきれいにしたい」というボランティア意識を育むことにつながっている。


三豊市立山本小学校
【実施内容】
・児童会を中心とした「あいさつ運動」
・児童会主体のエコキャップ、アルミ缶、牛乳パック回収等のリサイクル活動→リサイクルバトル   
・小さな親切作文作品応募
・小さな親切実行章の校内推薦
・縦割り班ボランティア    
・募金活動(赤い羽根)

【成果】
●あいさつ運動
児童会が中心となり、あいさつ目標を設定し(例:相手の目を見て、相手に届く声で返す)、期間を決めて児童玄関や教室前であいさつを呼びかけた。今年度は月ごとに担当の委員会を決め、目標達成者には、ご褒美としてシールを渡した。シールを各自の「がんばりの木」に張り、達成度を視覚化したことで低学年にも取り組みやすかった。学校運営協議会などの際には、地域の方々に児童のあいさつの状況について伺うが、元気よくあいさつできていると褒めていただいている。

●リサイクル活動
毎週木曜日をリサイクルデーとし、参加した児童は1回につき1個スタンプがもらえる。スタンプが5個集まると、児童会が作成したオリジナル缶バッジをもらうことができる。期間を決めてリサイクルバトルを行い、期間中にリサイクルに参加した人数の多い学年にトロフィーを贈ったことで、児童のリサイクルへの意識を高めることができた。また、リサイクルの収益金で自分達の欲しい物品を購入できることが金銭教育にも役立っている。近年は、リサイクルデーがあることを知った地域の方々も協力してくださっている。

●縦割り班ボランティア
全校児童を縦割り班にし、通常は体育活動や読書活動を行っているのだが、6年生の提案で「縦割り班ボランティア」を行った。開校以来、ボランティア活動を推奨しており、学年に応じた様々なボランティアを行うことで、自尊感情の醸成に努めている。班長を中心に、実施日時や実施内容を決め、昼休みを中心に活動した。玄関周辺の清掃、運動場の石拾い、草抜きなどのボランテアを行い、自分の行いが人のために役立っている喜びを感じることができた。また、高学年児童には、リーダーとしての自覚が芽生えるとともに、下級生への接し方にも変化が表れた。


多度津町立多度津中学校
【実施内容】
・「小さな親切」作文コンクール等
・生徒会
・ミルフィーユ隊
・「小さな親切」運動の広報活動

【成果】
●<「ミルフィーユ隊」の活動について>
ミルフィーユ隊の呼び掛けによりボランティアを募り、美化緑化常任委員会とも連携して、ニチニチソウやマーガレット等、四季折々の花を準備し花壇の植え替え作業を行いました。校内を彩る花があふれることで、生徒たちや訪れる保護者の方々の心を豊かにすることにつながったと思います。青少年健全育成・環境浄化キャンペーンに向けて「思いやりと感謝の輪を広げる
ポケットティッシュ」づくり・袋詰作業を行いました。心を込めて製作された数多く
のメッセージカード入りポケットティッシュを通して、「小さな親切」の心の波紋が広がりました。


さぬき市立寒川小学校
【実施内容】
・花いっぱい運動
・あいさつ運動
・「小さな親切」作文コンクールへの応募
・クリーン活動 親子ふれあい清掃
・地域のボランティアの方々を「感謝の集い」にご招待

【成果】
●花いっぱい運動
なかよしペア学年で、プランターの花や、一人一鉢の花の栽培を行ってきた。プランターの花は玄関周辺に置き、季節に応じて花を植え替えている。鉢の花は「感謝の集い」で渡すプレゼント用として心を込めて栽培した。ペア学年での水やりや草抜きなどは、ちょっとしたボランティア「ちょボラ」として、休み時間に自主的に行っている。また、地域の方や校区の高校生たちと共に、さぬき市民病院前とJR神前駅周辺のプランターの花の植え替えも、年間2回行っている。自然に対する豊かな感受性を育て、自然を愛する心情や生命を尊重する態度が育っている。子どもたちの発達段階に応じて、生活環境を美しくする実践力を養っている。

●あいさつ運動
本校は、明るいあいさつの声が響く学校づくりをめざしている。そこで、児童会の子どもたちが、毎月3日程度、朝の登校時に、たすきを掛けてあいさつ運動をしている。校内はもちろん、地域の方々にも元気よくあいさつをするように、「あいさつがんばりカード」を使って推奨している。2学期からは、児童会の発案で、あいさつが元気よくできている子どもたちに、児童会作成のオリジナルシールを渡すようにし、意識がさらに高まった。

●「小さな親切」作文コンクールへの応募
日頃から自分が行っている「小さな親切」について振り返り、家族を思いやる気持ちや、家族を助けるためのお手伝い、親切にしたときの喜びなどについて書いた作品を応募した。

●クリーン活動 親子ふれあい清掃
学習参観の後、親子ふれあい清掃を行った。校内のクモの巣を長い竹を使ってからめ取る掃除や、教室などの高所の拭き掃除、学級園の草抜き、流しやサッシの溝掃除など、日頃手が届きにくい場所を親子で清掃し、生活環境を整え、ボランティア精神を養った。親子のふれあい活動を楽しみながら、校内が大変美しくなり、子どもたちも保護者も達成感をもつことができた。

●地域のボランティアの方々を「感謝の集い」にご招待
毎朝、登校の見守りボランティアをしていただいている「寒小レンジャー」のみなさんと、毎月読み聞かせボランティアをしていただいている「読み聞かせレインボー」のみなさん方をご招待して、「感謝の集い」を行った。マーチングによる校歌の演奏や、全校生による合唱を行った後、一人一鉢運動で子どもたちが育てたビオラの花をプレゼントして、日頃の感謝の気持ちを伝えた。学習発表会と併せて行ったので、保護者も多数、ご参観いただくことができた。これまで新型コロナウイルス感染症対策のため実施できていなかったため、数年ぶりの開催となり、地域の方々に大変喜んでいただけた。「感謝の集い」を通して交流を深め、これからも地域の方々に、笑顔で元気にあいさつできる優しい心をもつ子どもたちに育てていきたい。



琴平町立榎井小学校
【実施内容】
・作文コンクールに応募
・運動の広報活動
・あいさつリーダー
・草抜きボランティア

【成果】
●作文コンクールに応募
夏休みの作品募集の一つとして、子どもたちに作文コンクールへの参加を促した結果、7名の児童の作品を「小さな親切作文コンクール」に応募することができた。応募7作品の内3作品が、入選、「小さな親切」代表賞、校長会会長賞の各賞に選出されるという、優秀な成績を残した。

●運動の広報活動
7月19日発行の学校だより「のびのび榎木」に7月3日に【小さな親切】運動香川県本部から、2年間協力校の依頼を受けたことを紹介する文章を掲載した。さらに、より多くの人に親切の輪が広がることを願って、ホームページにて公表した。

●あいさつリーダー
月ごとにあいさつリーダーの学年が、あいさつの目標を決め、全校生に周知している。その際、それぞれの目標達成のためにみんなで取り組む企画を考えて、提案と実践をしている。

●草抜きボランティア
登校後、カバンの片付けと朝の活動の準備を済ませた児童は、クラスの友だちや異学年の友だちと誘い合って草抜きボランティアをしている。環境委員会が企画した「草抜きマラソンカード」の達成を目標とするだけでなく、主体的に草抜きボランティアを続ける児童もいる。運動場の清掃(草抜き)タイムを設けている。「運動会」や「榎の木フェスタ」など、保護者や地域の方が来校する前の週に全校生で運動場の草抜きを行っている。15分間と限られた時間ではあるが、全校生の力で運動場をきれいにすることができた。「小さな親切」運動実践協力校活動費で購入したてみ、木製ガーデンレーキ、草削りが役立っている。


綾川町立羽床小学校
【実施内容】
・児童数が少ないことから、普段の清掃場所に加えて、業間に行う清掃活動を月に1回程度行っている。クリーン委員会が中心となり、実施方法などを状況によって決定・周知し、縦割り班で分担して取り組んだ。
・校内人権月間の取組の一つとして、高学年有志によって組織されたなかよし委員会が協力を呼びかけた。
・家庭から出される牛乳パックやアルミ缶を毎週金曜に回収している。

【成果】
●愛校日
クリーン委員会の児童の声かけで、業間を使って運動場の草抜きを行った。縦割りのなかよし班ごとに、道具の準備や片付けを上級生が行い、抜いた草を下級生が所定の場所に運ぶなど、班内で役割分担をして取り組んだ。自分たちの学校を協力してきれいにする活動を通して、互いのよさに目を向けながら班内の交流を深めることができた。

●赤い羽根募金活動
4・5・6年生有志によるなかよし委員会が、全校生に取組の概要と意義を紹介し、赤い羽根共同募金を呼びかけ、多くの募金が集まった。

●リサイクル活動
毎週金曜日の朝に牛乳パックとアルミ缶の回収を行っており、協力者をその日の給食時にランチルームで紹介している。給食委員会の常時活動として定着しており、今年度は、11月末までに牛乳パックが約30㎏、アルミ缶が約60㎏集まった。また、年2回の本校PTA・育成会のリサイクル活動にも多くの児童が参加し、資源を有効に活用しようとする意識が根付いている。


高松市立下笠居中学校
【実施内容】
・生徒会が中心となり、企画をし、全校生徒で、11月29日に1人1プランターで花の苗(ビオラ)を植え、育てた。1月17日より、希望のあった、下笠居地域の公共の場(コミセン、郵便局、自治会集会場など)や特別養護老人ホームなどに配布している。みんな、きれいな花を見て、心が少しでもはなやかになってほしいという願いを込め、実施した。
・10月20日に生徒有志で地域清掃を行った。この日は、地域の方が校内を、生徒が地域をというように、相互で助け合うような形での清掃活動を行った。生徒には、少しでもきれいにして、住みよい町づくりに貢献したいという思いを持ってほしいという願いを込め、実施した。
・毎月8日を「おっはーの日」とし、生徒会・専門委員会であいさつ運動を行った。大きな声であいさつをかわすことで元気に明るく学校生活を送れるよう活動を行った。また、学期に1回、地域の方と連携したあいさつ運動を実施した。

【成果】
●花ある街角大作戦!
今年度から始めた活動であるが、生徒が積極的に活動していたことに驚いた。生徒会が企画したときには、みんなが積極的に参加してくれるか…不安な声が聞かれたが、不要な心配であった。毎日の水やりの当番を各クラスで決めて行ったり、一緒に花がらつみを行ったりと各クラスが自主的に苗の世話をしていた。届け先については、コミセンと協議し、希望を聞いてもらい、決定した。届け先からは「きれいな花をありがとう」「大切に育てるね」などの言葉をいただき、子どもたちも笑顔で応えるなど、あたたかい輪が広がった。また、地域の方から地域の話を聞けたり、激励をしてもらったりと、新たなつながりが感じられた。来年以降も企画・運営を生徒会が行う予定である。

●マイタウン下笠居
毎年「ぴかぴかデー」として開催していた校内美化活動(PTA主催で校内をきれいにするためにボランティアをしてもらっていた)を、地域の方にも協力してもらい、地域の方たち(PTA含む)に校内を、その代わりに地域の清掃を生徒たちが行うという、相互ボランティアとして実施した。毎年、生徒は参加し、手伝うだけであったが、今年は自分たちで地域の清掃場所を選び、人数分けや清掃道具の準備等も自分たちで率先して行った。「互いに助け合う」という活動の趣旨が功を奏したのか、「自分たちもやらなければ」という意欲が芽生えたようである。当日は2班に分かれて清掃活動を行ったが、「来年は○○公園も清掃しよう」「全校生徒でやろう」などの声が聞かれ、来年に向けての意欲の醸成もされたようである。また、地域の方からも「いつもしようと思っていたけどできなかった。本当に助かった」「来年は、ぜひ、学校の清掃を手伝いたい」などの声も聞くことができ、子どもたちのやる気アップにつながった。

●あいさつ運動
生徒会が中心となり、例年行っているあいさつ運動であったが、少しマンネリ化していたので、今年度は生徒会担当教員の音頭で、地域とともに実施することとした。運動を「定例」と「地域合同」とに分けて行えるよう、生徒会が中心となって企画・運営を行った。「定例」は校内、正門付近を中心に、有志を募り行った。「地域合同」は地域のあいさつ運動の日に、地域の一員として参加するという方法をとることにした。地域合同のあいさつ運動に参加することで、地域の一員としての自覚が芽生えればと考えていたが、そこまでは難しかったようである。しかし、地域の人たちが自分たちにどのような表情で、声をかけてくれているかを知ることができたことで「定例」のあいさつ運動では、単に、あいさつをするだけでなく、きちんと相手の顔を見ながらあいさつをする生徒が増えたように感じた。来年以降も実施し、「自分たちは地域の一員」という自覚が持てるようにしていきたい。


令和6年度「小さな親切」運動まんのう町支部大会

会場の様子 実行章の贈呈


朗読する逢坂琴子さん
朗読する白川莉菜さん

12月7日(土)10:00~11:30

まんのう町役場3F大会議室において、長森正志副町長・川西米希子町議会副議長の来賓、作文入賞者の小中学生とその保護者、地域関係者が参加のもと開催されました。県本部からは副代表・事務局長が参加しました。会の始めに白川代表のあいさつ、来賓祝辞があり、その中で11月29日に開催された令和6年度「小さな親切」運動全国大会表彰式で、まんのう町支部が「小さな親切」運動賞を受賞されたことが紹介されました。全国大会では、支部が中心となり多くの実行賞を推薦したり、独自の作文コンクールを開催したりするなどの長年の運動が紹介されました。
最後に、実行賞や作文コンクール入賞者7名の表彰式を行われ、作文朗読が続きました。いつでも、どこでも、誰もができる小さな親切の実践が地域に根ざしていることがよく伝わり、温かい雰囲気の中で閉会となりました。


第54回「小さな親切」運動香川県大会

会場の様子 感謝状の贈呈


朗読する秋山紫音さん
朗読する岡咲穂さん

11月9日(土)13:30~14:30

百十四銀行本店5階ホールにおいて、大山智副知事・淀谷圭三郎県教育委員長・加藤昭彦副知事・香川県小中学校長会長の来賓や実践協力校・県内各支部の皆様、大勢の保護者に見守られ開催されました。会の始めに、誰でも何処でもできる親切が広がることを願って「小さな親切」八か条を司会者が読み上げます。その後、温かい来賓祝辞をいただき、感謝状贈呈や作文コンクール入賞者30名の表彰式を行いました。
最後に、知事賞を受賞した観音寺市立観音寺小学校3年秋山紫音さんの「あいさつはパワーワード」 観音寺市立大野原中学校1年岡咲穂さん「ありがとう、おじさん」の素晴らしい朗読がありました。日常生活で一緒に過ごす家族の中で思いやりの心を育んでいく様子が綴られ、改めて家庭生活の与える影響の大きさを感じました。
11月29日に開催された令和6年度「小さな親切」運動全国大会表彰式では、まんのう町支部(代表:白川アヤ子)が「小さな親切」運動賞を受賞されました。

感謝贈呈は以下の通りです。
〈団体の部〉
 ・読み聞かせボランティア トマト (香川県本部推薦)

〈個人の部〉
 ・大平 正貴 様         (まんのう町支部推薦) 
 ・山下 佳員 様         (さぬき市寒川支部推薦)
 ・石川 恵美子 様        (NPO法人川東校区コミュニテイ協議会支部推薦)


令和6年度「小さな親切」運動 実践協力校訪問
今年度の実践協力校

高松市立下笠居中学校
琴平町立榎井小学校


綾川町立羽床小学校
さぬき市立寒川小学校

毎年、県下小中学校6校が「小さな親切」運動の協力校として実践を繰り広げています。今年は、7校になりました。子どもたちの豊かな心づくりを推進すると共に地域との関わりを深めることをめざしています。 平成24年度から県本部の活動として、「実践協力校」には、2年間、活動費として年2万円を給付しています。
今年度は、1年目として上記4校、2年目として多度津町立多度津中学校・まんのう町立琴南小学校・三豊市立山本小学校に活動費を県本部から届けました。1年目の4校については、「小さな親切」運動のオリジナルクリアフィルや花の種なども届けました。
今年度から、「小さな親切」運動の取り組みを、学校だよりやHPで広く周知してくれるようになりました。どの学校もボランティア活動やあいさつ運動などに積極的に取り組んでいますが、さらに「小さな親切」運動の取り組みが地域に広がり、思いやりと優しい心にあふれた郷土になることを願っています。


「小さな親切」運動 まんのう町支部実行委員会
令和6年7月12日(金)15:30~16:30

まんのう町役場3F大会議室において、支部実行委員約40名と香川県本部2名が参加し開催されました。町支部実行委員は、教育長、社会福祉協議会、老人クラブ連合会・婦人会・ライオンズクラブ等の会長、地域学校長がメンバーで、事務局は育成センター内にあります。
最初に白川アヤ子支部代表、井上勝之教育長から、実行賞や作文コンクールの実践を大切にし、ささやかな親切に喜びを感じる子どもを育てたいという挨拶がありました。次に、県本部久保副代表から県本部の取り組みと支部活動へのお礼が述べられました。
令和5年度事業・会計決算報告と令和6年度事業計画・会計予算審議の後、真宋興正派慈泉寺 衆徒 片岡妙晶仏教師のよる講和『「善」という毒』がありました。布施(与える)と小さな親切を結び付け、「無財の七施」について分かりやすくお話をしていただきました。相手が求めている親切を行い、その親切で相手が喜び、自分もうれしくなる「自利利他円満」の気持ちを大切にすることを実践しましょうと呼びかけられ結びとなりました。
たくさんの地域の人が、子どもたちを大切に慈しみ育てていることを強く感じる会でした。




「小さな親切」運動 琴平町支部実行委員会
令和6年7月3日(日)15:00~16:30

琴平町総合センター2F大ホールで、地域関係者約40名と香川県本部2名が参加し開催されました。はじめに、琴平町支部篠原代表、琴平町片岡町長、香川県本部岡内副代表のあいさつがあり、続いて、令和5年度の報告、令和6年度の活動について審議があり承認されました。次に、小中学生の実行章受章者・作文コンクール入賞・入選者がスライドショーで紹介されました。その後、昨年度の作文コンクール入賞・入選の児童・生徒5人の作文朗読に、会場全員が聞き入りました。最後に、「小さな親切」運動本部の60周年記念動画を視聴し、県本部岡内副代表の「小さな親切」は、いつでも、どこでも、だれでもできること、みんなで、琴平町をもっと美しく、もっとやさしい街にしていこうという気持ちを高め、閉会となりました。




日本列島クリーン大作戦
令和6年6月2日(日)7:00~7:40

「小さな親切」香川県本部では、毎年6月第1日曜日に全国的に実施されている日本列島クリーン大作戦を行っています。今年も例年通り、高松中央公園とその周辺を、香川県本部・114銀行の行員とその家族・損保ジャパンの社員とその家族、約240名が参加し、清掃活動を行いました。JTから提供されているごみ袋を県本部から受け取りスタートします。公園を汚さないよう意識する人が増えたためか、いつも美しい中央公園ですが、天候にも恵まれ早朝から和気あいあいと楽しく取り組めました。後日、四国新聞に活動の様子が掲載されます。

<令和6年度>ごみの数について
★燃えるゴミ(30ℓ:70袋)
★燃えないゴミ(30ℓ:1袋)
★缶・ペットボトル(30ℓ:1袋)


  


令和6年度「小さな親切」運動推進会議
令和6年5月15日(水)10:00~12:00

セントラル第一ビル3F大会議室で、9支部13名と県本部12名が参加し、推進会議が開催されました。渡邊代表のあいさつ、県本部からの報告に続き、各支部から情報交換が活発に行われました。各支部では、高齢者施設の窓ふき・遍路道のごみ拾い・地域全体の清掃活動・花いっぱい運動・支部独自の作文コンクールなど、それぞれが地域に根ざした活動を続けています。多度津町支部が続けている活動の一つである校区小中学校4校の入学生全員に送る手作りの「小さな親切」メッセージカードプレゼントについては、東京本部ホームページで紹介されています。
活動を継続していく大変さも共有し、さらにそれぞれが連携しながら「小さな親切」運動を盛り上げていこうとする思いを高め、閉会となりました。

  (C)2019 「小さな親切」運動香川県本部