佐柳孝一師範の思い出 その4 2011/11/17 



2011/11/13(日)高知合気会(旧高知県支部)発足50周年記念演武会・道主講習会・祝賀会が開催される。(私用で祝賀会のみ出席)2011/07/16.17には当会発足20周年記念(佐柳孝一師範13回忌)合同合宿・演武会を開催させて頂いての引続きの大きな大きな節目の大会でありました。植芝守央道主には当会と佐柳孝一師範・高知県合気道連盟との歩みをご理解確認頂きました。また、旧友との親交を深め合い大切にしている思いを大事に合気道を稽古しようと誓いました。(指名により私が中締めの音頭をとる)
奇しくも2011/11/17未明に「天地と共に呼吸する」の妙を得る。本日を境に格段の自由を得る。佐柳孝一師範に導いて頂いた技の一つである。自信を持って後進の指導に進もうと決意する。

 
合気道八幡浜道場 (公財)合気会 小清水孝

佐柳孝一師範の思い出 その3

2011/07/16.17 合気道八幡浜道場八幡浜道場発足20周年記念(佐柳孝一師範13回忌)合気道交流合宿・演武会を開催しました。

○Aikido-Yawatahama八幡浜道場発足20周年記念(佐柳孝一師範13回忌)2011/07/16.17
合気道交流合宿・演武会開催に当ってのご挨拶
 道場主・師範 小清水孝

Aikido-Yawatahama八幡浜道場は1990年9月に立ち上げて、おかげを持ちまして20周年を迎えました。奇しくも恩師佐柳孝一師範(1925〜1999 1960年四国で初めて合気道の道場(高知県支部)を開く)の13回忌です。大きな節目を迎えています。多くの熱心な会員に支えられて継続して稽古を続けてこれました事お礼申し上げます。

燃ゆるもの”それは実に逞しく魅力的なものであり、不思議な程吸引力を持っている。合気道は燃えているものであり、燃ゆる中から限りなき寂空への自覚を表示した、強烈なる宇宙の実相とも見ることができる。いまここに合気道を学ばんとすれば、その人がいかなる動機で入ったとしても、この燃ゆる逞しさの中にとけ込むことを最も必要とする。なぜならば、吸引力なきものは死滅を意味し、死んだ形骸を意味するからである。生命力に満ち満ちた日本文化の断面を、こうした合気道の焔の中で感得し、身を以って味わうことは、実に愉快な事である。しかもこの無限の生命力により、日常生活の茶飯事より舞踊、健康法等各方面にわたり融通無碍の働きをなし得るのならば、我等人間社会に対して斯道の貢献するところは、実に大なるものがあると言わなければならない。(合気道 光和堂刊より)

この道文から始めて合気道に出会った明大生田合気道部時代をを思い出します。私も合気道の稽古により身を正した一人です。多くの方に素晴しい武道である合気道の稽古をして頂きたいものと切望します。初心≠ノ帰り、益々の精進を決意します。

佐柳孝一師範に導いて頂いた合気道をもう一度、整理し紹介します。
● 佐柳孝一師範の代表的教えは
一、「勝つんじゃない、負けないんだ」
一、「倒すんじゃない、倒れる様に導くんだ」
一、「合気道は戦わずして、心をサイコロの如し」(開祖大先生口伝)
(1) 佐柳孝一師範伝「三つの教え」 / 「心を体で倒す」「心で導く」魂の技
(2) 『信条』の実行(伝佐柳孝一師範)
(3) 合気の道 「武は愛なり」(伝佐柳孝一師範)
佐柳孝一師範から合気道精神の芽を植えて頂きました。この芽は私の心の中で大きく成長しています。燃ゆる合気道精神に溶け込み、生命力に満ち満ちた合気道の修練、発展に努めます。(一以貫之)

本日は、愛媛県合気道連盟、高知県合気道連盟、明大生田合気道部OBの道友には交流稽古・演武会参加とお祝いの華を添えて頂き有難くお礼を申し上げます。今後とも会員共々ご指導頂きます様お願いいたします。


  
1996/09/21.22 KAISERSLAUTERN(カイザースラウテルン)での高知県支部第2回ドイツ講習会に中村合気会道場の寺尾省三氏と共に同行する機会を得る。



改めて技の方向を決意2010/07/17

高知県合気道連盟から佐柳孝一師範の写真(ドイツ・カイザースラウテレン市で開催されました合気道講習会1995 ---新屋敷道場に飾っていたもの)を譲って頂いた。白髪の背筋をビシッと伸ばして道場に立つ佐柳孝一師範(当時70歳)です。今更に思うことがある。私は、佐柳孝一師範の合気道にしびれたのである。佐柳孝一師範の合気道に惚れたのである。佐柳孝一師範の真似の出来ない合気道に憧れたのである。そして追い続けているのである。「背筋を伸ばし、ビシッと△に進む合気道」そして---「切れのある入身転換」「気の圧力のみで砕ける前進法」それで---「深みのある、品のある技」「やさしく、丸みのある技」「修行の積み重ねと含蓄のある技」でありました。私も修行を積み重ね、合気の道「武は愛なり」の技を展開したいものと改めての技の方向を決意いたしました。私の50代の合気道は愈々益々これからなのである。


中村合気会道場30周年記念演武会に寄せる 2007/10/06
○Aikido-Yawatahama八幡浜道場・宇和道場・吉田道場 主宰
愛媛県合気道連盟副会長 小清水孝

   中村合気会道場30周年記念演武会開催おめでとう御座います。心よりお祝い申し上げます。合気道八幡浜市合気会は、中村合気会道場を兄道場と慕い、稽古精進して参りました。特に前田典昭道場主を中心に、寺尾省三、安田仁氏の強い絆とリーダーシップを手本としております。良き道師道兄道友に恵まれ、楽しい限りです。中村合気会道場そして高知県合気道連盟の皆様に感謝致します。
   中村合気会道場とのご縁は、佐柳孝一師範の導きによります。佐柳孝一師範は、開祖大先生直伝の合気の道「武は愛なり」の伝承に誠心努力されました。誠実なお人柄でありました。人生の大恩人であります。私は、佐柳孝一師範の晩年の1993年〜1999年の6年間ご指導頂きました。幸運であります。私は、佐柳孝一師範の合気道に惚れ込んでいます。師の合気道の素晴らしさを知っています。--- 私は、佐柳孝一師範を語り継ぎ、師から導いて頂いた合気の道「武は愛なり」を何処までも稽古精進の覚悟です。---
   佐柳孝一師範の中村合気会道場での指導の折には、お願いして良く一緒に稽古させて頂きました。懐かしく思います。今後ともご指導宜しくお願い致します。中村合気会道場と高知県合気道連盟の皆様の益々のご清と発展を祈念します。

合気道八幡浜一当流道場 Aikido-Yawatahama (公財)合気会 小清水孝


佐柳孝一師範の思い出 その2   English    メールマガジン合気道 佐柳孝一師範語録

佐柳孝一師範の真似の出来ない合気道に憧れていました。h11年4月の練成会で師範は「まだまだ後20年頑張る。」と言われました。私は疑う事無く信じました。錬成会の後一緒に食事をしました。その年7月17日入神されました。
佐柳孝一師範を亡くした悲しみは大きく深いものが有ります。しかし、佐柳孝一師範の合気道の素晴らしさを私は知っています。やさしく大きい師範の心を知っています。「勝つんじゃない、負けないんだ」「倒すんじゃない、倒れる様に導くんだ」「合気道は戦わずして、心をサイコロの如し」(開祖大先生口伝)と諭して頂いた合気道を私は、修行し伝え広めたい。



平成11年10月2日中村合気会道場と合同で佐柳孝一師範追悼演武会を開催しました。

HP開設のお祝いメッセージ有難うございます。うれしく熱い思いが込み上げてきます。今後とも宜しくお願いします。21世紀に大きく一歩を踏み出した思いです。斯道の発展に努めます。佐柳孝一師範が入神されて2002/7/17で3年目となります。改めて佐柳孝一師範の技と精神を紹介したいとの思いで開きました。新たなる展開を期待します。一緒にに稽古しましょう。

佐柳孝一師範の合気道への情熱や想いをしっかり継承していただいてとても有り難く思います。
リンクの輪がどんどん広がって、仲間の交流、そして八幡浜市合気会が、益々発展されますようお祈りいたします。今後ともどうぞ頑張ってご活躍ください。......
励ましの手紙が届いています。勇気百倍 斯道の発展に努めます。

佐柳孝一師範最後の手紙
h11.5.11佐柳孝一師範から最後の手紙を頂きました。5/8.9和歌山県田辺市へ植芝盛平翁没後三十周年記念行事へ寺尾さんと前田さんの3名で出席し、出版記念パーティー・翁を偲ぶ三十周年法要・合気道演武大会での演武の事などをまた、5.22の全日本演武会の出席予定をお知らせ頂いています。「みんな読みよるよ」と合気道開祖植芝盛平伝をお送り頂きました。田辺市での演武が最後の英姿でありました。
佐柳孝一師範の合気道への情熱や想いを継承する一人として頑張りたいと改めて決意致します。拝

△は形に表すとこれです。
今日の稽古は、入り身転換を中心に行いました。気持ちが良いもんですね。「佐柳孝一師範は△は形で表すとこれです。」と話して下さいました。と説明しました。腹から出る事です。稽古は楽しく生活に力が湧いてくる様なものとしたいものです。気心体の充実が出来る様仕事に家庭に気配りが大切ですね。やっと気ずきはじめた今日この頃です。毎日を大切にしましょう。

誰の考え言葉なのかをはっきりする事は武道では大切な事
稽古では、山口清吾師範が得意だった技です。「鍛錬としての稽古を重ねて」「有段者の皆さん(学生)もまだまだ合気道を教えているとはいえません。影響を与えている位の謙虚な気持ちで稽古しましょう。と話して下さいました。」と会員に話をします。
佐柳孝一師範の入身転換技は素晴らしかったですね。「佐柳孝一師範はこう話されました。」と会員に説明します。
自分の考えは、「私はこう思っています。」と会員に話します。誰の考え言葉なのかをはっきりする事は武道では大切な事と認識しています。

「佐柳孝一師範はいつもこの席でしたね。」
2002/08/23松山合気道練成会道場に出稽古しました。2回目の出稽古。沢山の合気道友達が出来ました。愛媛県合気道の輪が広がる大きなステップです。8/27中村合気会道場に出稽古しました。兄弟道場での稽古です。懇親会では「佐柳孝一師範はいつもこの席でしたね。」と大いに師範を懐かしみました。

心ある合気道
「心ある合気道」を目指しています。最近、人の心を思いやる事を心掛けています。大切な事なのになかなか出来ません。人の心や思いを大切にして生きる事は楽しく嬉しい事です。心の富を蓄えたいものです。佐柳孝一師範は「心が入っていない舞は見られないのと同じく合気道も心の入っていない技は効かない。」と諭して下さいました。「心の入った技」とは------。答えを出せる様努力精進します。

初心に立って進みたい
会員各位へ 兄道場の中村合気会道場が2002/11/16に25周年演武会を開催します。出席出来ます様予定をして下さい。
平成5年の佐柳孝一師範との出会い以降、高知県支部の演武会等に毎年参加させて頂いています。会員には「ふだん通りの稽古姿を見せて下さい。」と話しますが、私も正直な所、毎回緊張します。「佐柳孝一師範、私はここまで来ました。見て下さい。」と心に想い演武して来ました。これからも初心に立って進みたいと思います。初心忘するべからず。

中村合気会道場と共に歩む
2002/11/30 中村合気会道場25周年演武会に宮内三段と私が参加できました。誠之館道場・新屋敷道場・高知県庁合気道部・合気道八幡浜市合気会のたくさんの有志が友情参加され盛大な演武会でした。中村合気会道場の演武は故佐柳孝一師範の教えが脈々と流れていると感じ入りました。兄道場と慕う中村合気会道場と高知県支部の皆様と共にしっかりと稽古を重ねて行きたいと思います。今後ともご指導宜しくお願いします。

2003/01/20
メールマガジンを発行します
メールマガジンを発行します。タイトルは、「合気道 故佐柳孝一師範語録」です。毎月1回無料配信します。私の稽古所感をまとめて行きたいと思います。
合気道について 合気道の稽古方法について 合気道上達の心構えについて 故佐柳孝一師範語録  合気道ワンポイントアドバイスなどホームページ・メールマガジンにいただいた質問に答えながら発信して行きたいと思います。合気道稽古の良き指針として頂けましたら幸いです。どうぞよろしくお願いします。
発行は佐柳孝一師範の命日の17日に発行します。創刊号は2003/02/17です。

2003/01/31
DVDが完成
佐柳孝一師範の合気道は、優しく柔らかく丸みのある素晴らしい合気道でした。
佐柳孝一師範の練成会ビデオのデジタル版が完成しました。後世に残したいとの思いでDVDに変換しました。近い中、コピーをお分けしたいと思います。沢山の合気道練成者の方に参考にして頂きたいと思います。

2003/02/11
修行の大切さ、無欲の大切さ
メルマガを書き進めています。3号は「修行の大切さ 無欲の大切さ」です。1996年ドイツ錬成会での佐柳孝一師範の言葉です。
「気を与えてやる。」
「勝つんじゃない、負けないんだ。」
「倒すんじゃない、倒れるように導くんです。」
「年を取りますと分る事もあります。」..........
「大人は子供とけんかしません。大人になりなさい。」
「勝とうと思ってはいけません。」
「相手を倒そうとする気持ちをなくして行く事が修行です。」と
『修行の大切さ、無欲の大切さ』を説かれました。

2003/02/11
心の相撲
「心の相撲」
心をがっちりと受け留めて心の相撲をとりたいものです。
心の相撲がとれたらうれしいですね。
「心が入ってないとダメです。手足を使って投げよう押さえようとすると人形が動いているのと同じ。人間対人間として味を出さないといけない。」佐柳孝一師範の声が聞こえる。

2003/03/25
民族の誇り
1996年佐柳孝一師範に同行したドイツ合気道練成会では、稽古の後手作りのパーティーで歓迎して頂きました。彼らは母国に誇りを持っていました。また彼らにドイツ国民としての誇りと自信を強く感じました。一方、私は日本民族の誇りや日本人としての自信と誇りをうまく話す事が出来ない事に戸惑いました。以来「日本民族の誇り」について考えています。

2003/03/30
心の王国
ドイツ民謡だろうか。1996年、佐柳孝一師範に同行した第2回ドイツ合気道講習会(カイザースラウテレン市で開催)の歓迎会の席で彼らが披露してくれた歌です。「心の王国を創ろう。心の王国がある。心の王国を創る事は素晴らしい。心の王国があるから------。」こんな歌詞であったろうと思う。
「彼らは母国に誇りを持って生きている」と強く感じました

 
1996/10 心からの歓迎会に招かれて

2003/04/19
お帰りなさい
インドネシアから松田君 転勤になった松山市から宮内君が今日の練習に参加してくれました。うれしいですね、やはり熱がこもります。
「勝たなくいいんです。負けなければいいんです。」「勝ち負けは二の次だと思います。」「心の動きを読みましょう。」「そんな事をしてはダメですよ、と頭をなでてやりましょう。」「大人は子供とケンカしません。」「大人になりましょう。」佐柳孝一師範はこう話されていました、と稽古しました。互いに離れますが頑張りましょう。

2003/05/15
佐柳孝一師範の講習会のDVD
お待たせしました。佐柳孝一師範の講習会のDVDのコピーが出来ました。
希望される方は、当会メールマガジン タイトル:合気道 故佐柳孝一師範語録 第4号〜http://www.mag2.com/m/0000103677.htmから申込んで下さい。1993年合気道講習会in合気道八幡浜市合気会by佐柳孝一師範 の提供は2003/05/17から開始します。

2003/05/14
佐柳孝一師範伝「三つの教え」
佐柳孝一師範伝「三つの教え」が熟成しました。
私は、佐柳孝一師範は 『心を体で倒す』『心で導く』技を特に求道されたと推察します。
佐柳孝一師範は、開祖植芝盛平翁直伝の合気道を長い修行と努力の末に、
平易な言葉で大きな柱として

 一、「勝つんじゃない、負けないんだ」
 一、「倒すんじゃない、倒れる様に導くんだ」
 一、「合気道は戦わずして心をサイコロの如し」(開祖 植芝盛平翁談) 

の三つの教えを伝えて頂いたと思います。
佐柳孝一師範の「技と精神」を伝えたいとの思いで立ち上げたHPから、
この佐柳孝一師範伝「三つの教え」は熟成しました。
佐柳孝一師範の教え導き伝えて頂いた技を 佐柳孝一師範伝「三つの教え」
として公表(2003/05/14)出来ました事を喜びたいと思います。
まずは大きな成果です。益々斯道の発展に努めます。

2003/05/17
中村合気会道場と合同稽古
兄道場と慕う中村合気会道場から前田昭典氏寺尾省三氏岡田渉氏の三名に来浜頂き合同稽古を開催しました。「稽古の積み重ねからある日ふと出来ることもある」と佐柳孝一師範の技の深さ素晴らしさを懐かしみました。まだまだ佐柳孝一師範の技は真似も出来ないと唇を噛みました。思う事沢山ありました。有難う御座いました。

2003/05/22
お尻を叩かれる思いです
佐柳孝一師範は、高知新聞のインタビュー(やいろ鳥)の中で「大先生の足元にも及ばない」と述懐されておられます。大先生の「技と精神」を「合気道」を正しく伝えるべく、大きな修行と努力をされたと思います。「合気道は素晴らしい武道です」「大先生は、神の命によって合気道をなさしめられたんですよ。」「合気道をしっかり勉強して下さい」と話して下さった師範の言葉には、合気道開祖植芝盛平語録を真摯に受け留める説得力があります。地道な努力で進みます。お尻を叩かれる思いです。仕事に家庭に道場に合気道を修したいと願います。

2003/06/06
佐柳孝一師範が入神されてもうすぐで4年が経ちます
身近でお世話した山崎夫妻から「佐柳孝一師範は、小清水さんからの手紙やハガキを大切にされていましたよ。」病臥せざる負えなくなるなる前に師範は、「小清水君を驚かせて上げましょうよ。八幡浜へ行きたいですね。」と話されていたと聞いています。「入神される前の師範の技はすごかった」と懐かしむ声を聞いています。ずっと技を進められていたと推察します。佐柳孝一師範が入神されて2003/07/17で4年が経ちます。

2003/06/06
親子合気道教室開校に寄せて 「思いやる」ことについて
 「人間は、生まれながらに他の生命を思いやるようにはできていない。そうなるためは訓練が必要である。そして武道はそのためにこそある。」と、私の師匠で人生の大恩人佐柳孝一師範(1999/07/17入神)は教えて下さいました。
 大人になっても『他を思い遣る』ことは、なかなかで出来ないものですね。ここから「愛情」「友情」「和」が生まれてくるんでしょうね。また、「合気道とは、その技の一つ一つを通して、相手の心を思い、宇宙の摂理を思い、自分を宇宙の摂理から外れぬように森羅万象の内に、位置づけることを強いるものである。」とも伝えて頂いています。しかし、「相手の心をも思う技」には遠い自分です。まだまだ修行です。
 親子合気道教室は2年目を迎えました。松良昭子公民館長さんや高田主事さんや三多弘幸駐在の大きな援けもあります。「楽しい教室」で子供達の成長を応援したいと願います。

2003/07/14
同根の意義を究める
佐柳孝一師範にまだまだ、お教え願わなければならないことが、お聞きしたいことが沢山ありました。メールマガジンを書き進める上で師範に問いかけます。答えの糸口を開祖植芝盛平語録に求めます。あらためて開祖大先生と合気道の素晴らしさを気づきます。開祖大先生は、『中心帰一の精神』『万有愛護の精神』を説かれています。同根の意義を究めることは、私にとって「武産合気の始発点に立つ」思いです。佐柳孝一師範の導きに感謝です。益々斯道の発展を誓います。

2003/07/17
佐柳孝一師範のご命日
7/17は佐柳孝一師範のご命日です。中村合気会道場の寺尾省三氏から訃報を聞いて泣きました。「明日にでもお見舞いに行きましょう」と話した矢先でした。入神されてから4年が経過します。
佐柳孝一師範から導いて頂いた合気道により、私の心と人生を立て直ししています。
大恩を結び、益々合気道の稽古に普及に励みたいと誓います。

2003/08/13
正しさゆえの強さを修得する
「合気道は一般のスポーツと異なり試合の勝敗という相対的なものを求めるのではなく絶対的なものを求める姿がその在り方であります。したがって稽古し合っている者同志で一つの技をつくり上げ、ともに正しさを求め合い、正しさゆえの強さを修得するように心掛けることが合気道の稽古における要諦であります。」(伝佐柳孝一師範)http://www.dokidoki.ne.jp/home2/kosimizu/newpage12.htm
絶対的なものとは....地上のすべてのものは宇宙の愛の働きである 万有愛護の精神 中心帰一の原理かと思う。正しさゆえの強さ....を鍛錬したいと思います。身体の技は力少なし。

2004/03/26
稽古精進あるのみ
「私は植芝盛平先生の稽古では面白い様に投げ飛ばされた。それでいて先生の技には、人間を虐げようとする棘の様なものが微塵もなかった。それは身代の震える様な経験であり、見事な武道だった。私はここに生涯の武道を発見し、生涯の師を得たのである。」(佐柳孝一師範の遺稿より)http://www.dokidoki.ne.jp/home2/kosimizu/newpage3.htm 
佐柳孝一師範は、開祖大先生を深く理解された一人であったと思います。「武なる愛」「愛なる武」を導いて下さっています。稽古精進あるのみ。稽古の数だけ上達すると思います。素直に開祖大先生の導きに立った合気道を稽古精進したいと思います。

2004/07/15
新たなるステップを踏み出します
2004/07/17は佐柳孝一師範のご命日です。入神されて5年が経過します。まだまだ未熟な私がリーダーを務める事は苦心の連続です。佐柳孝一師範と共にあると思って勇気を出して行動します。不思議に力が湧いてきます。佐柳孝一師範の教えを胸に新たなるステップを踏み出します。  拝

2004/10/20
佐柳孝一師範の力をお借りして
メールマガジン「佐柳孝一師範語録」http://www.mag2.com/m/0000103677.htmを書き進める事で、私の合気道は大きく前進しています。合気道の普及に佐柳孝一師範の力をお借りしています。佐柳孝一師範は1999/7/17に入神されましたが、御霊は私達を導いて下さっていると思います。メールマガジンはなんとか21号を発行してまいりました。『合気道は戦わずして心をサイコロの如し』「技は生きている」---佐柳孝一師範にもっとお聞きしたい事が、教えて頂きたい事が沢山あります。導きをお願いします。合気道精神に則って「和合の業」を進めたいと思います。

2005/01/10
「菜食は人をやさしくします。」
1997年に禁煙をしました。「佐柳孝一師範、禁煙したいと思っています」「1年後にどうか賭けてみますか」「頑張ります」中村合気会道場の稽古後の懇親会での会話からでした。佐柳孝一師範に約束したんですから絶対にやめると決めました。
一緒に肉食を止めました。「菜食は人をやさしくします。」の佐柳孝一師範のアドバイスに感じるものがあったからです。8年となります。メニュ-が狭くなった様に思いますが、野菜の一つ一つの旨みが楽しみとなりました。栄養も豊かであると思います。味噌、醤油、塩等の調味の工夫も楽しみです。食欲は旺盛です。奥さんが苦労しています、感謝です。

2005/01/03
2005年頭に思う
私の大好きな尊敬する方から年賀状を頂きました。「今年こそ良い年であります様に」の一行が自筆で書き添えて有りました。ボールペン字でありますが「暖かさ伝わる丸みのある見事な筆跡です」技術では真似が出来ない丸みあるカーブに「含蓄ある心と祈り」を感じます。
佐柳孝一師範の合気道に重なるものを感じます。『修行の積み重ねと含蓄のある技』でありました。「佐柳孝一師範に教え導いて頂いた合気道を広めたい」との思いを燃やし続けたいと願います。2005年頭に思う。

2005/01/27
頑張って36回発行しようと思っています
「合気道 佐柳孝一師範語録」メールマガジンは創刊号から毎月発行して2年が経過しました。24回発行して来ました。佐柳孝一師範月命日の17日に発行しています。頑張って36回発行しようと思っています。佐柳孝一師範語録を纏める事で合気道の業と理を究め、自信を深める稽古へと前進しています。応援、励まし、質問などお寄せ下さい。http://www.dokidoki.ne.jp/home2/kosimizu/

2005/03/17
「佐柳孝一師範は何の気負いも無く、いつも自然体でした」
1995年1996年1997年1998年と佐柳孝一師範は、ドイツ人門人の導きにより招かれてドイツ・カイザースラウテレン市(フランクフルトから車で約3時間)で合気道講習会が開催されました。私は1996年、第2回目のドイツ講習会に中村市合気会の寺尾省三氏と共に同行する機会を得ました。沢山のお弟子さんを持たれる中、同行に私を指名して下さいました。光栄であります。有難く思い胸が詰まります。この4泊5日の講習会は、昨日の事の様に覚えています。合気道講習会、歓迎のパーティー、佐柳孝一師範の部屋で聞いた「直伝の合気道」私にとってとても大切な時間です。
「佐柳孝一師範は何の気負いも無く、いつも自然体でした」「合気道講習会の会場でも、何処に行かれても、いつも自然体です」「佐柳孝一師範の柔和な物腰、立居振舞に親しみを感じました。」起居を共にさせて頂き、身近に佐柳孝一師範のお人柄に接する時間を持つ事が出来ました事は貴重な経験です。「私は税関に都度足止めされて、細かく質問されます」---尖がっていたのでしょう。「佐柳孝一師範は悠然と通過されるんです」---『争わざるの理』に徹した人柄を感じるのでしょう。
帰国後よく佐柳孝一師範から「小清水さんに箔がつきましたよ」と励まされました。たいへん可愛がって頂きました。懐かしく思います。

2005/04/17
「和合の業」の錬磨を重ねて参ります
佐柳孝一師範の武道功労賞受賞(1998年)を祝い、高知で八幡浜市で松山市でそれぞれ門下生が集いお祝いをしてさし上げました。佐柳孝一師範の品のある晴々したお顔を懐かしく思います。
「私の合気道人生は、門外漢であった講道館柔道の望月稔先生の紹介状を携えて本部道場の門を叩いた日に始まりました。大先生に面会を許され、あの頃ともに若かった道主に伴われて、生涯の師の前に立った感動が昨日のことのように甦ります。以来四十年の歳月が流れました。苦難の時もありましたが、今では懐かしく思われます。」と武道功労賞受賞に寄せて合気道新聞第445号に寄稿されています。http://www.aikido-yawatahama.jp/newpage3.htm
1999年寂 四国の合気道普及に尽力され、大きな足跡を残されました。私は、佐柳孝一師範の一挙手一投足にお声に『修業の積み重ねと含蓄ある業』を学びました。合気道の精神は「和合」であると導いて下さいました。「和合の業」の錬磨を重ねて参ります。

2005/05/17
心も体もサイコロがころがる如くころがっています
1996年この合気道錬成会当時、佐柳孝一師範は71歳です。力では負けないはずなのに向かって行くと、瞬間大きな巨人を感じます。柔らかい気で倒されています。心も体もサイコロがころがる如くころがっています。自分からこけています。倒れる様に導かれているんですね。---背筋がピンとして、足がピタッと畳についています。腰がピシッと極まっています。---「格好いいんです」私は佐柳孝一師範の合気道が好きでした。佐柳孝一師範の業は、なかなか真似が出来ません。長い修行と努力が必要です。合気道の精神は「和合」であると導いて下さいました。「和合の業」の錬磨を重ねて参ります。

2005/06/17
佐柳孝一師範語録を大事に拾っています
佐柳孝一師範語録を大事に拾っています。佐柳孝一師範に導いて頂いた合気道は「どこまでもやさしく、暖かい、心ある武道」です。佐柳孝一師範は「岩間の斉藤守弘師範(2002年寂)も開祖大先生から沢山のものを頂いていますが、私も負けないくらい沢山のものをいただいているんですよ---」と話して下さいました。佐柳孝一師範は実にやさしく、謙虚な方でありました。
私は佐柳孝一師範の晩年に教えを受けました。「和合の精神」を学びました。本当に幸運であります。“この合気道を広めたい”と使命感を持って稽古精進させて頂いています。

2005/07/17
「プラスの気」「マイナスの気」
「合気道は△○□の法則を使う」「△は形で表すとこれです、腹から入る事です」「+(陽)と−(陰)を作る」「人は皆呼吸しています。技にも自然な呼吸があります」「気で受けて後は普段の行い。自分がふだんの気持ちになると相手も力が抜かされている」---佐柳孝一師範は「プラスの気」「マイナスの気」という独特の表現で『陰陽合致の業』を導いて下さいました。まさに「合気にては気を両刃の剣と称し、心ともなす」(開祖大先生語録)業でありました。

2005/09/17
お互いに和・合気というものを本当に心から競って行きましょう。
「他の生命を思い遣る」「お互い人間として尊重し合う」業は、自分を知る事、人間を知る事、同根の意義を究める事により成せる業なのかなと思う。---「しかし人間は、生まれながらに他の生命を思いやるようにはできていない。そうなるためには訓練が必要である。そして武道はそのためにこそある。」(佐柳孝一師範の遺稿より)と導いて下さっています。何事も訓練は大切です。「どうぞ」と導く心を作って行きましょう。お互いに和・合気というものを本当に心から競って行きましょう。佐柳孝一師範の導きに感謝です。拝

2006/07/17
“△法で進む”勇姿が眼前に迫ってきます
今日は、佐柳孝一師範の命日である。昇天されてから7年となる。佐柳孝一師範の“△法で進む”勇姿が眼前に迫ってきます。腹に響く合気道でありました。お偲び申し上げます。益々の斯道の発展を誓います。