2.屋内への配線引き込み(宅内工事) (1)保安器の変更
CATVインターネットを利用するには、CATV会社が設置している保安器をデータ通信対応用のものに変更する必要があります。保安器までの引き込み線は既存の映像回線用と共通なので変更ありません。
(2)屋内への引き込み
前述のように、もう一本通信用に別途ケーブルを敷設するとは思っていなかったため、「どうやって屋内へ引き込むか」、「屋内配線をどうするか」で悩みました。
なまじっか新築のために、これ以上の引き込みや配管工事は無理な状況です。
結局、家の工事業者と相談のうえ、NTT回線の引き込み配管を利用することとしました。屋内への引き込み(NTT配管を利用)
これなら、壁に穴を開ける必要もないし、屋内への取り出し口も電話のモジュラージャックがちょうどパソコンの近くにあるため、屋内配線が不要だからです。
問題は、果たしてNTTの配管(約14mm)にCATVのケーブル(約10mm)が、NTTケーブルと2本同時に通すことができるだろうか?ということでした。
CATV工事業者の方とお話して、ともかテストしてみようということになり、引き出し用の太いワイヤーをまず通し、それからCATVケーブルを通してみました。
1時間ほど格闘した結果、なんとかケーブルが通ったときは、さずがにほっとしました。
テストだけかと思ったら、続けて保安器の取り替えと、保安器までの配線を軒先回しで敷設、屋内取り出し口のプラスチック板の穴開け等を一気にしてくれました。
ケーブルの取り出し口
プラスチック板に穴を空ける
結局、この日は1時間ほどで工事終了。
あとは、ケーブルモデムの設置と回線テストを残すのみになりました。
工事は、立ち会いが必要です。
休日にお願いするしかありませんので、工事業者の方へは無理をお願いして、続きは1週間後ということにしてもらいました。
(パソコン等の設定へと続く)